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公開番号2025022730
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2024061965
出願日2024-04-08
発明の名称回動扉
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類E05D 1/06 20060101AFI20250206BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】回動扉の障子を支持部材により安定して支持して、障子の安定性を向上させる。
【解決手段】回動扉5は、縦材30と、縦材30に回動可能に取り付けられて開閉する障子40と、障子40を支持する支持部材50を備える。縦材30は、縦材30の長手方向に延びる回動軸部33を有する。障子40は、回動軸部33に回動可能に係合する係合部44を有する。支持部材50は、縦材30に固定される固定部51と、係合部44が載置される被載置部54を有する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
縦材と、前記縦材に回動可能に取り付けられて開閉する障子と、前記障子を支持する支持部材と、を備えた回動扉であって、
前記縦材は、前記縦材の長手方向に延びる回動軸部を有し、
前記障子は、前記回動軸部に回動可能に係合する係合部を有し、
前記支持部材は、前記縦材に固定される固定部と、前記係合部が載置される被載置部と、を有する回動扉。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載された回動扉において、
前記縦材は、前記縦材の長手方向に離隔した上側と下側の前記回動軸部を有し、
前記支持部材は、前記下側の回動軸部に載置される載置部を有する回動扉。
【請求項3】
請求項1又は2に記載された回動扉において、
前記固定部は、固定具により前記縦材に固定され、
前記支持部材及び前記固定具は、前記障子を閉めた状態で、前記障子により覆われる回動扉。
【請求項4】
請求項1又は2に記載された回動扉において、
前記支持部材は、前記障子に向かって突出して、前記障子の開方向への回動を規制する規制部を有し、
前記障子は、前記規制部に当接して、前記障子の開方向への回動を停止させる当接部を有する回動扉。
【請求項5】
請求項1又は2に記載された回動扉において、
前記支持部材は、前記係合部が前記回動軸部から外れる方向に向かって前記障子が移動するのを阻止する阻止部を有し、
前記障子は、前記阻止部に当接して、前記係合部が前記回動軸部から外れるのを防止する外れ止め部を有する回動扉。
【請求項6】
請求項5に記載された回動扉において、
前記外れ止め部は、前記障子を閉めた状態で、前記阻止部から離隔して配置され、前記障子の開方向への回動に伴い前記阻止部に接近して、前記障子を開いた状態で、前記阻止部に当接する回動扉。
【請求項7】
請求項1又は2に記載された回動扉において、
前記支持部材は、前記回動軸部に向かって突出して、前記障子の開方向への回動を規制する規制部を有し、
前記障子は、前記規制部に当接して、前記障子の開方向への回動を停止させる当接部を有する回動扉。
【請求項8】
請求項7に記載された回動扉において、
前記支持部材は、前記規制部に連続して設けられて、前記回動軸部との間に前記当接部を移動可能に収容する収容空間を形成するガイド部を有し、
前記規制部は、前記ガイド部から前記回動軸部に向かって突出して、前記ガイド部と前記回動軸部の間に配置され、
前記当接部は、前記障子の開方向への回動時に、前記収容空間内で前記ガイド部により前記規制部に向かってガイドされて前記規制部に当接する回動扉。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、縦材に取り付けられた支持部材により障子を支持する回動扉に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
支持部材により障子を支持する回動扉として、カーテンウォールユニットの縦枠に設けられた回動扉が知られている。障子と支持部材は、それぞれ縦材である縦枠に取り付けられ、障子は、支持部材により支持されて回動する。また、回動扉として、従来、開口枠に回転可能に連結された扉体と、開口枠に取り付けられた開放規制部材を備えた扉開閉装置が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された従来の扉開閉装置では、障子である扉体が規制位置まで回転すると、障子の当接部が開放規制部材の当接片部に当接して、扉体の回転が規制される。また、扉体の円弧状の扉側延出片部が開放規制部材の板状の扉受け片部に受けられて、扉体が支持部材である開放規制部材により支持される。ところが、開放規制部材の扉受け片部は、扉体の扉側延出片部と交差して配置されており、扉側延出片部と交差する箇所だけで、扉体の扉側延出片部を支持する。そのため、従来の扉開閉装置では、開放規制部材における扉体を支持する箇所の面積が制限されており、開放規制部材による扉体の支持の安定性を向上させる観点から改良の余地がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6469541号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、回動扉の障子を支持部材により安定して支持して、障子の安定性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
縦材と、前記縦材に回動可能に取り付けられて開閉する障子と、前記障子を支持する支持部材と、を備えた回動扉であって、
前記縦材は、前記縦材の長手方向に延びる回動軸部を有し、
前記障子は、前記回動軸部に回動可能に係合する係合部を有し、
前記支持部材は、前記縦材に固定される固定部と、前記係合部が載置される被載置部と、を有する回動扉である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、回動扉の障子を支持部材により安定して支持して、障子の安定性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態のカーテンウォールを示す正面図である。
第1実施形態のカーテンウォールを示す縦断面図である。
第1実施形態のカーテンウォールを示す横断面図である。
第1実施形態のカーテンウォールユニットを示す正面図である。
第1実施形態のカーテンウォールユニットの一部を示す横断面図である。
第1実施形態の縦枠と回動扉を示す横断面図である。
第1実施形態の縦枠と回動扉を示す斜視図である。
第1実施形態の回動扉の縦材を示す斜視図である。
第1実施形態の回動扉の障子と支持部材を示す斜視図である。
図6のX3-X3で切断した第1実施形態の回動扉を示す縦断面図である。
図10のX4-X4線で切断した回動扉を示す横断面図である。
図10のX5-X5線で切断した回動扉を示す横断面図である。
第2実施形態の回動扉を示す斜視図である。
第2実施形態の回動扉の縦材を示す斜視図である。
第2実施形態の回動扉の障子と支持部材を示す斜視図である。
図13のX6-X6線で切断した回動扉を示す横断面図である。
図13のX7-X7線で切断した回動扉を示す横断面図である。
図13のX8-X8線で切断した回動扉を示す横断面図である。
第3実施形態の回動扉を示す斜視図である。
第3実施形態の回動扉の縦材を示す斜視図である。
第3実施形態の回動扉の障子と支持部材を示す斜視図である。
第3実施形態の回動扉を示す縦断面部である。
第3実施形態の回動扉を示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の回動扉の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の回動扉は、回動可能な障子を備えた扉構造体であり、障子の回動により開閉する。以下では、カーテンウォールユニットに設けられた回動扉を例にとり、回動扉の3つの実施形態について説明する。カーテンウォールユニットは、建物のカーテンウォールに用いられて、建物の外壁に設置される。また、複数のカーテンウォールユニットは、互いに組み合わされて、カーテンウォールの一部を構成する。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のカーテンウォール1を示す正面図であり、建物10に設置されたカーテンウォール1の一部を屋外側からみて示している。図2は、第1実施形態のカーテンウォール1を示す縦断面図であり、図1のX1-X1線で切断したカーテンウォール1と建物10の一部を示している。図3は、第1実施形態のカーテンウォール1を示す横断面図であり、図1のX2-X2線で切断したカーテンウォール1を示している。
(【0011】以降は省略されています)

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