TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025021573
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023125361
出願日
2023-08-01
発明の名称
車両の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
B60W
20/50 20160101AFI20250206BHJP(車両一般)
要約
【課題】制御装置の異常診断の精度の低下を抑制しつつバッテリを充電可能な車両の制御装置を提供する。
【解決手段】エンジンとバッテリとを有した車両に搭載されバッテリの充電を制御する車両の制御装置であって、制御装置の内部温度を取得する内部温度取得部と、エンジンの吸気温度を取得する吸気温度取得部と、イグニッションオフの状態で制御装置をオフからオンに切り替えて内部温度と吸気温度とに基づいて前記制御装置の異常の診断処理を実行する診断部と、イグニッションオフの状態で前記制御装置をオフからオンに切り替えてバッテリの充電処理を実行する充電部と、を備え、充電部は、充電処理の実行中であって診断処理の実行前に内部温度が閾値以上となった場合には、制御装置をオフにして充電処理を中断し、診断部は、充電処理の中断後に診断処理を実行し、充電部は、充電処理が中断された場合には、診断処理の実行後に充電処理を再開する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンとバッテリとを有した車両に搭載され前記バッテリの充電を制御する車両の制御装置であって、
当該制御装置の内部温度を取得する内部温度取得部と、
前記エンジンの吸気温度を取得する吸気温度取得部と、
イグニッションオフの状態で前記制御装置をオフからオンに切り替えて前記内部温度と前記吸気温度とに基づいて前記制御装置の異常の診断処理を実行する診断部と、
イグニッションオフの状態で前記制御装置をオフからオンに切り替えて前記バッテリの充電処理を実行する充電部と、を備え、
前記充電部は、前記充電処理の実行中であって前記診断処理の実行前に前記内部温度が閾値以上となった場合には、前記制御装置をオフにして前記充電処理を中断し、
前記診断部は、前記充電処理の中断後に前記診断処理を実行し、
前記充電部は、前記充電処理が中断された場合には、前記診断処理の実行後に前記充電処理を再開する、車両の制御装置。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記充電部は、前記診断処理の終了後に、前記診断処理の診断結果に関わらずに前記充電処理を再開する、請求項1の車両の制御装置。
【請求項3】
前記充電部は、前記診断処理の診断結果が正常であった場合に前記充電処理を再開し、前記診断処理の診断結果が異常であった場合には前記充電処理を再開しない、請求項1の車両の制御装置。
【請求項4】
前記車両は、走行動力源であるモータ、前記モータを制御するモータ制御装置、及び前記バッテリを制御するバッテリ制御装置、を有し、
前記制御装置は、前記エンジンと前記モータ制御装置とを制御し、前記バッテリ制御装置を制御することにより前記充電処理を実行する、請求項1乃至3の何れかの車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
エンジンを有した車両の制御装置の内部温度に基づいて所定の制御を実行する技術がある(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2011/117969号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
制御装置の内部温度とエンジンの吸気温度とに基づいて、制御装置の異常の診断処理を実行することが考えられる。また、制御装置は、車両に搭載されたバッテリの充電を制御する場合がある。バッテリの充電中は、制御装置の内部温度が上昇する。このように制御装置の内部温度が高い状態で診断処理が実行されると、異常診断の精度が低下するおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、制御装置の異常診断の精度の低下を抑制しつつバッテリを充電可能な車両の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、エンジンとバッテリとを有した車両に搭載され前記バッテリの充電を制御する車両の制御装置であって、当該制御装置の内部温度を取得する内部温度取得部と、前記エンジンの吸気温度を取得する吸気温度取得部と、イグニッションオフの状態で前記制御装置をオフからオンに切り替えて前記内部温度と前記吸気温度とに基づいて前記制御装置の異常の診断処理を実行する診断部と、イグニッションオフの状態で前記制御装置をオフからオンに切り替えて前記バッテリの充電処理を実行する充電部と、を備え、前記充電部は、前記充電処理の実行中であって前記診断処理の実行前に前記内部温度が閾値以上となった場合には、前記制御装置をオフにして前記充電処理を中断し、前記診断部は、前記充電処理の中断後に前記診断処理を実行し、前記充電部は、前記充電処理が中断された場合には、前記診断処理の実行後に前記充電処理を再開する、車両の制御装置によって達成できる。
【0007】
前記充電部は、前記診断処理の終了後に、前記診断処理の診断結果に関わらずに前記充電処理を再開してもよい。
【0008】
前記充電部は、前記診断処理の診断結果が正常であった場合に前記充電処理を再開し、前記診断処理の診断結果が異常であった場合には前記充電処理を再開しなくてもよい。
【0009】
前記車両は、走行動力源であるモータ、前記モータを制御するモータ制御装置、及び前記バッテリを制御するバッテリ制御装置、を有し、前記制御装置は、前記エンジンと前記モータ制御装置とを制御し、前記バッテリ制御装置を制御することにより前記充電処理を実行してもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、制御装置の異常診断の精度の低下を抑制しつつバッテリを充電可能な車両の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
車両
3か月前
個人
授乳用車両
29日前
個人
眼科手術車
1か月前
個人
自動車運転補助装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
29日前
日本精機株式会社
表示装置
15日前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
個人
台車用車輪止め具
1か月前
個人
キャンピングトレーラー
2か月前
エムケー精工株式会社
洗車装置
4か月前
日本精機株式会社
車外表示装置
4か月前
個人
自動車外部装着用しめ飾り
2か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
個人
謝意シグナル装着車
1か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
29日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用照明装置
2日前
株式会社青木製作所
タンクローリ
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
マツダ株式会社
車両
22日前
株式会社小糸製作所
投影装置
26日前
ダイハツ工業株式会社
バッグ
3か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
4か月前
東レ株式会社
車両用部材の補強方法
2か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
4か月前
株式会社FUTU-RE
車両制御装置
2か月前
続きを見る
他の特許を見る