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公開番号
2025021245
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023125045
出願日
2023-07-31
発明の名称
RFIDタグ用コーティングゴム組成物、及びタイヤ
出願人
株式会社ブリヂストン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09D
107/00 20060101AFI20250205BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】タイヤのサステナブル材料の比率を向上させることが可能なRFIDタグ用コーティングゴム組成物、並びに、サステナブル材料の比率を向上させたタイヤを提供する。
【解決手段】ゴム成分(A)と、シリカ(B)と、を含み、前記シリカ(B)が、植物由来のシリカ(B1)を含み、前記シリカ(B)の含有量が、前記ゴム成分(A)100質量部に対して45質量部以上であることを特徴とする、RFIDタグ用コーティングゴム組成物、並びに、該RFIDタグ用コーティングゴム組成物で被覆したRFIDタグ12を具えることを特徴とする、タイヤ1である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ゴム成分(A)と、シリカ(B)と、を含み、
前記シリカ(B)が、植物由来のシリカ(B1)を含み、
前記シリカ(B)の含有量が、前記ゴム成分(A)100質量部に対して45質量部以上であることを特徴とする、RFIDタグ用コーティングゴム組成物。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
更に、シランカップリング剤(C)を含む、請求項1に記載のRFIDタグ用コーティングゴム組成物。
【請求項3】
前記シランカップリング剤(C)の含有量が、前記シリカ(B)の含有量の5~20質量%である、請求項2に記載のRFIDタグ用コーティングゴム組成物。
【請求項4】
前記シリカ(B)の含有量が、前記ゴム成分(A)100質量部に対して45~90質量部である、請求項1に記載のRFIDタグ用コーティングゴム組成物。
【請求項5】
前記植物由来のシリカ(B1)が、イネ科植物由来のシリカである、請求項1に記載のRFIDタグ用コーティングゴム組成物。
【請求項6】
前記植物由来のシリカ(B1)が、籾殻由来のシリカである、請求項5に記載のRFIDタグ用コーティングゴム組成物。
【請求項7】
前記ゴム成分(A)100質量部に対して、カーボンブラックの含有量が15質量部以下である、請求項1に記載のRFIDタグ用コーティングゴム組成物。
【請求項8】
前記シリカ(B)とカーボンブラックの合計含有量におけるシリカ(B)の含有割合が、80~100質量%である、請求項1に記載のRFIDタグ用コーティングゴム組成物。
【請求項9】
請求項1に記載のRFIDタグ用コーティングゴム組成物で被覆したRFIDタグを具えることを特徴とする、タイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、RFIDタグ用コーティングゴム組成物、及びタイヤに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、タイヤにRFID(Radio Frequency Identification)タグを配設し、該RFIDに、タイヤの製造履歴、流通履歴、使用履歴等の様々な情報を書き込み又は読み出して、タイヤを個別に管理することが提案されている(特許文献1)。
前記RFIDタグは、通常、主としてゴム部材からなるタイヤ中に配設するために、コーティングゴムで被覆される。そして、該RFIDタグ用のコーティングゴムには、通信性能の他、耐亀裂性、隣接ゴム部材との接着性、適切な弾性率等の様々な要求特性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
欧州特許第1580041号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方、昨今、社会の持続可能性(サステナビリティ)の観点から、タイヤに使用される各種部材についても、生物資源(バイオマス資源)由来の材料や、再生資源(リサイクル資源)由来の材料といった、所謂、サステナブル材料の比率の向上が求められている。
しかしながら、前記RFIDタグ用のコーティングゴムについては、これまで、サステナブル材料の使用が検討されてこなかった。
【0005】
そこで、本発明は、タイヤのサステナブル材料の比率を向上させることが可能なRFIDタグ用コーティングゴム組成物を提供することを課題とする。
また、本発明は、サステナブル材料の比率を向上させたタイヤを提供することを更なる課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する本発明のRFIDタグ用コーティングゴム組成物、及びタイヤの要旨構成は、以下の通りである。
【0007】
[1] ゴム成分(A)と、シリカ(B)と、を含み、
前記シリカ(B)が、植物由来のシリカ(B1)を含み、
前記シリカ(B)の含有量が、前記ゴム成分(A)100質量部に対して45質量部以上であることを特徴とする、RFIDタグ用コーティングゴム組成物。
上記[1]に記載の本発明のRFIDタグ用コーティングゴム組成物は、タイヤのサステナブル材料の比率を向上させることが可能である。
【0008】
[2] 更に、シランカップリング剤(C)を含む、[1]に記載のRFIDタグ用コーティングゴム組成物。
上記[2]に記載のRFIDタグ用コーティングゴム組成物は、耐亀裂性や弾性率が更に向上している。
【0009】
[3] 前記シランカップリング剤(C)の含有量が、前記シリカ(B)の含有量の5~20質量%である、[2]に記載のRFIDタグ用コーティングゴム組成物。
上記[3]に記載のRFIDタグ用コーティングゴム組成物は、耐亀裂性や弾性率がより一層向上している。
【0010】
[4] 前記シリカ(B)の含有量が、前記ゴム成分(A)100質量部に対して45~90質量部である、[1]~[3]のいずれか一つに記載のRFIDタグ用コーティングゴム組成物。
上記[4]に記載のRFIDタグ用コーティングゴム組成物は、耐亀裂性や弾性率がより一層向上している。
(【0011】以降は省略されています)
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