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公開番号2025014287
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023116744
出願日2023-07-18
発明の名称保護シール
出願人大阪シーリング印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類C09J 7/38 20180101AFI20250123BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】保護対象物に対する位置決め及び被貼付物に対する位置決めが容易な保護シールを提供する。
【解決手段】保護対象物である写真Pを被貼付物であるスマートフォンSに貼り付けるとともに保護する保護シール1、1A、1B、1Cであって、基材である保護フィルム2と、保護フィルム2の一方の面に形成される複数の粘着部である第1粘着部31及び第2粘着部32と、を備える。保護シール1、1A、1B、1Cは、第1粘着部31及び第2粘着部32によって、写真Pの一部及びスマートフォンSの一部に貼付される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
保護対象物を被貼付物に貼り付けるとともに保護する保護シールであって、
基材と、
前記基材の一方の面に形成される複数の粘着部と、を備え、
前記複数の粘着部によって、前記保護対象物の一部及び前記被貼付物の一部に貼付される、
保護シール。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の保護シールにおいて、
前記複数の粘着部は、
2つの粘着部である第1粘着部と、第2粘着部とから構成され、
前記基材は、
前記第1粘着部によって、前記保護対象物が保護される領域に位置付けられた前記保護対象物の一端部と前記被貼付物の一部とに貼付され、
前記第2粘着部によって、前記保護対象物が保護される領域に位置付けられた前記保護対象物の他端部と前記被貼付物の一部とに貼付され、
前記第1粘着部と前記第2粘着部とが位置する部分以外の部分が前記保護対象物と前記被貼付物とに貼付されない状態で前記保護対象物を覆う、
保護シール。
【請求項3】
請求項1または2に記載の保護シールにおいて、
前記複数の粘着部を保護する剥離紙を有し、
前記剥離紙は、
一方の面に剥離剤が塗布され、前記剥離剤が塗布された前記一方の面に前記複数の粘着部が貼付された状態で前記複数の粘着部を少なくとも覆い、
他方の面に、前記保護対象物を前記保護対象物が保護される領域に位置付けるための印を有し、
前記印を基準として、前記複数の粘着部のうち一部の粘着部が貼付されている部分と他の粘着部が貼付されている部分とに分割されている、
保護シール。
【請求項4】
請求項3に記載の保護シールにおいて、
前記剥離紙は、
シリコーンを含む剥離剤が塗布され、
前記基材は
ポリエチレンテレフタラートによって構成され、前記基材を前記剥離紙から剥離する際に生じる静電気の静電気力によって前記被貼付物に密着する、
保護シール。
【請求項5】
請求項1または2に記載の保護シールにおいて、
前記複数の粘着部は、
前記各粘着部の外縁が前記基材の外縁よりも所定量離れている、
保護シール。
【請求項6】
請求項1または2に記載の保護シールにおいて、
前記粘着部の面に塗布される粘着力抑制層を有し、
前記粘着力抑制層は、
前記粘着部の面において、複数の粘着部として粘着力を発揮する部分以外の部分を覆う、
保護シール。
【請求項7】
請求項1または2に記載の保護シールにおいて、
前記基材の他方の面に、前記保護対象物が保護される領域に位置付けられた前記保護対象物を装飾する印刷層を有する、
保護シール。
【請求項8】
請求項1または2に記載の保護シールにおいて、
前記基材は、
紫外線吸収剤を含む、
保護シール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は保護対象物を保護する保護シールに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ユーザが写真、図等を好みの場所に貼る、あるいは、持ち物に貼って持ち歩く際に、写真等を保護する保護シールが知られている(例えば特許文献1)。特許文献1に記載の写真保護及び装飾用シールは、透明な第1フィルムと透明な第2フィルムとから構成される。第1フィルムは、一方の面の周縁部に装飾用の印刷層を有し、他方の面に透明な粘着層を有している。第2フィルムは、第1フィルムが有する粘着層に貼付されている。また、第2フィルムは、環状の切り込みによって周縁部と保護部とに区画されている。
【0003】
写真保護及び装飾用シールは、第2フィルムの周縁部が第1フィルムから剥離されると、保護部を囲む周縁部に粘着力が生じる。写真保護及び装飾用シールは、粘着力を有さない保護部に写真が位置付けられた状態で、粘着力を有する周縁部を任意の物品に貼付することにより、保護部に位置する写真を物品の面に保持することができる。また、写真保護及び装飾用シールは、保護部によって写真を覆うことにより、写真を保護することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
登録実用新案公報3130284号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の写真保護及び装飾用シールは、物品の面に配置した写真に保護部を重ねた状態で、保護部の全周に亘って粘着力を有している周縁部の接着面を物品の面に貼付することにより物品上において写真を保護する。この際、写真保護及び装飾用シールは、物品上に固定されていない状態の写真に対して位置決めしつつ、写真を動かさないように接着面を物品に貼付しなければならないため、写真及び物品に対する位置決めが煩雑であった。
【0006】
本発明の目的は、保護対象物に対する位置決め及び被貼付物に対する位置決めが容易な保護シールの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、保護対象物に対する位置決め及び被貼付物に対する位置決めが容易な保護シールの構成について検討した。鋭意検討の結果、本発明者は、以下のような構成に想到した。
【0008】
本発明の実施形態に係る保護シールは、保護対象物を被貼付物に貼り付けるとともに保護する保護シールであって、基材と、前記基材の一方の面に形成される複数の粘着部と、を備える。前記保護シールは、前記複数の粘着部によって、前記保護対象物の一部及び前記被貼付物の一部に貼付される。
【0009】
上述の構成では、保護シールは、保護対象物の一部及び被貼付物の一部に複数の粘着部の一部がそれぞれ貼付される。よって、保護シールは、複数の粘着部によって、基材に対する保護対象物の位置、及び基材に対する被貼付物の位置を保持する。更に、保護シールは、保護対象物を保護する。また、保護シールは、複数の粘着部の一部に保護対象物が貼付された状態で、複数の粘着部によって保護対象物とともに被貼付物の任意の位置に貼付されてもよい。つまり、保護シールは、複数の粘着部によって、基材と保護対象物とを一体にした状態で保護対象物に貼付される。このように、保護シールは、粘着部の一部を保護対象物に貼付することにより保護対象物に対して位置決めした後に、粘着部の一部を被貼付物に貼付することにより被貼付物に対して位置決めすることができる。これにより、保護対象物に対する位置決め及び被貼付物に対する位置決めを容易に行うことができる。
【0010】
他の観点によれば、本発明の保護シールは、以下の構成を含むことが好ましい。前記複数の粘着部は、2つの粘着部である第1粘着部と、第2粘着部とから構成される。前記基材は、前記第1粘着部によって、前記保護対象物が保護される領域に位置付けられた前記保護対象物の一端部と前記被貼付物の一部とに貼付され、前記第2粘着部によって、前記保護対象物が保護される領域に位置付けられた前記保護対象物の他端部と前記被貼付物の一部とに貼付され、前記第1粘着部と前記第2粘着部とが位置する部分以外の部分が前記保護対象物と前記被貼付物とに貼付されない状態で前記保護対象物を覆う。
(【0011】以降は省略されています)

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