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公開番号
2025021044
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124740
出願日
2023-07-31
発明の名称
詰替えキャップ
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
47/08 20060101AFI20250205BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】替え作業中における内容液の漏れ、液だれ又は泡立ちといった問題の発生を抑制し、内容液の詰替え作業を容易にできるようにした詰替えキャップを創出することを課題とする。
【解決手段】詰替え容器50の口部51に装着されるキャップ本体10と、前記詰替え容器50の上部を覆う蓋体20と、内容液の注出及びその停止を制御する開閉弁30と、該開閉弁30に対して上下動可能に設けられて前記内容液を注出する注出筒部40と、を有する詰替えキャップであって、開閉弁30は、弾性変形可能に設けられた複数の弁板部34を有して構成され、前記注出筒部40に、前記詰替え容器50を被詰替え容器60に連結したときには前記複数の弁板部34を変形させて前記内容液の注出を可能とし、前記連結を解除したときには前記複数の弁板部34を復帰させて前記内容液の注出を停止させる注出制御機構を設けた構成とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
詰替え容器(50)の口部(51)に装着されるキャップ本体(10)と、前記詰替え容器(50)の上部を覆う蓋体(20)と、内容液の注出及びその停止を制御する開閉弁(30)と、該開閉弁(30)に対して上下動可能に設けられて前記内容液を注出する注出筒部(40)と、を有する詰替えキャップであって、
開閉弁(30)は、弾性変形可能に設けられた複数の弁板部(34)を有して構成され、
前記注出筒部(40)に、前記詰替え容器(50)を被詰替え容器(60)に連結したときには前記複数の弁板部(34)を変形させて前記内容液の注出を可能とし、前記連結を解除したときには前記複数の弁板部(34)を復帰させて前記内容液の注出を停止させる注出制御機構が設けられていることを特徴とする詰替えキャップ。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
注出制御機構が、複数の弁板部(34)を形成するスリット(35)と、注出筒部(40)の下端面(47)とを有して構成されている請求項1記載の詰替えキャップ。
【請求項3】
注出制御機構が、注出筒部(40)の下端面(47)に突設されると共に隣接する弁板部(34)間に跨る状態で対向配置された段部(46)を有する請求項2記載の詰替えキャップ。
【請求項4】
注出筒部(40)を構成する筒部本体(41)の外周面に、縦溝(43)と前記筒部本体(41)を径方向に抜ける連通孔(44)が形成されている請求項1乃至3のいずれか一項に記載の詰替えキャップ。
【請求項5】
開閉弁(30)がキャップ本体(10)と一体に形成されている請求項1又は2記載の詰替えキャップ。
【請求項6】
開閉弁(30)が弾性変形可能な軟質材で形成されている請求項1乃至3のいずれか一項に記載の詰替えキャップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、詰替えキャップに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
トイレ洗浄剤や消臭剤等の内容液は、時間の経過と共に容量が減少していくことから、内容液の残量が少なくなった場合には、別途市販されている詰替え容器から新たな内容物を移し替えて被詰替え容器(詰替えるべき容器)を再利用することが行われるが、この際には詰替え容器に取り付けた詰替えキャップを利用することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-159249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の詰替えキャップでは、詰替え容器を倒立姿勢にして被詰替え容器と連結する際に内容液が漏れ出したり、液だれによって床等を汚してしまったり、あるいは詰替え中に内容液が泡立ってしまったり、といった問題が起こっていた。
【0005】
本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく、詰替え作業中における内容液の漏れ、液だれ又は泡立ちといった問題の発生を抑制し、内容液の詰替え作業を容易にできるようにした詰替えキャップを創出することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための手段のうち、本発明の第1の手段は、
詰替え容器の口部に装着されるキャップ本体と、前記詰替え容器の上部を覆う蓋体と、内容液の注出及びその停止を制御する開閉弁と、該開閉弁に対して上下動可能に設けられて前記内容液を注出する注出筒部と、を有する詰替えキャップであって、
開閉弁は、弾性変形可能に設けられた複数の弁板部を有して構成され、
前記注出筒部に、前記詰替え容器を被詰替え容器に連結したときには前記複数の弁板部を変形させて前記内容液の注出を可能とし、前記連結を解除したときには前記複数の弁板部を復帰させて前記内容液の注出を停止させる注出制御機構が設けられていることを特徴とする、と云うものである。
本発明の主たる手段では、詰替え容器を被詰替え容器に連結した場合にのみ開閉弁が開く構成としたことから内容液の漏れを防止できる、また連結を解除すると開閉弁が閉塞する構成としたことから内容液の液だれを抑制することができる。
【0007】
また本発明の第2の手段は、上記第1の手段に、注出制御機構が、複数の弁板部を形成するスリットと、注出筒部の下端面とを有して構成されている、との手段を加えたものである。
上記手段では、開閉弁を構成する弁板部の開閉動作を、詰替え容器と被詰替え容器の連結及その解除に連動させることができる。
【0008】
また本発明の第3の手段は、上記第2の手段に、注出制御機構が、注出筒部の下端面に突設されると共に隣接する弁板部間に跨る状態で対向配置された段部を有する、との手段を加えたものである。
上記手段では、段部が弁板部を押し込むため、弁板部を確実に開閉させることができる。
【0009】
また本発明の第4の手段は、上記第いずれかの手段に、注出筒部を構成する筒部本体の外周面に、縦溝と前記筒部本体を径方向に抜ける連通孔が形成されている、との手段を加えたものである。
上記手段では、容器の内外の間における空気置換を縦溝及び連通孔を介して行うことができるため、詰替え作業時における内容液の泡立ちを抑制することができる。
【0010】
また本発明の第5の手段は、上記第1又は第2の手段に、開閉弁がキャップ本体と一体に形成されている、との手段を加えたものである。
上記手段では、部品点数の少なくすることで、製造コストを低減することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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