TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025019975
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023163611
出願日2023-09-26
発明の名称ボトル
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65D 1/02 20060101AFI20250131BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】内容量が大きいボトルであっても、注ぎ姿勢を安定して保つ。
【解決手段】底部14の底壁部16が、外周縁部に位置する接地部17と、接地部の内周縁部から上方に向けて窪む陥没部18と、を備え、陥没部の頂壁18aには、上方に向けて窪み、かつ径方向のうちの第1方向Xに延びる指掛凹部24が形成され、指掛凹部を画成する内面において、径方向のうちの第1方向に直交する第2方向Yで互いに対向する対向面24aのうちの少なくとも一方の対向面に、第2方向に窪む複数の凹曲面部26が、第1方向に連ねられて形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
口部、肩部、胴部、および底部が、ボトル軸方向に沿って上方から下方に向けてこの順に連設されるとともに、合成樹脂材料で一体に形成され、
前記底部の底壁部が、
外周縁部に位置する接地部と、
前記接地部の内周縁部から上方に向けて窪む陥没部と、を備え、
前記陥没部の頂壁には、上方に向けて窪み、かつ径方向のうちの第1方向に延びる指掛凹部が形成され、
前記指掛凹部を画成する内面において、径方向のうちの前記第1方向に直交する第2方向で互いに対向する対向面のうちの少なくとも一方の対向面に、前記第2方向に窪む複数の凹曲面部が、前記第1方向に連ねられて形成されている、ボトル。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記対向面において、前記第1方向で互いに隣り合う前記凹曲面部同士の間に位置する張出部は、もう一方の前記対向面に設けられた前記張出部と前記第2方向で対向している、請求項1に記載のボトル。
【請求項3】
1つの前記張出部は、前記対向面における前記第1方向の中央部に設けられ、
前記凹曲面部は、前記対向面のうち、前記第1方向の中央部を前記第1方向に挟む両側に2つずつ設けられている、請求項2に記載のボトル。
【請求項4】
前記指掛凹部の前記第2方向の大きさの最大値は、前記口部に装着されるキャップの外径以下となっている、請求項1から3のいずれか1項に記載のボトル。
【請求項5】
前記肩部は、
前記口部の下端部から下方に向かうに従い径方向の外側に向けて延びる上肩部と、
前記胴部の上端部から上方に向かうに従い径方向の内側に向けて延びる下肩部と、
前記上肩部および前記下肩部を互いに連結し、かつ上下方向に延びる縮径部と、を備え、
前記上肩部の下端部は、前記縮径部から径方向の外側に突出している、請求項1から3のいずれか1項に記載のボトル。
【請求項6】
前記陥没部の頂壁には、前記指掛凹部を前記第2方向に挟む両側に設けられた一対の補強凹部が形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載のボトル。
【請求項7】
前記陥没部の頂壁には、下方から見て前記指掛凹部を径方向の外側から囲い、かつ径方向の外側に向かうに従い深さが浅くなる環状凹部が形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載のボトル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ボトルに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
内容量が大きいボトルの胴部には、ボトルを持ちやすくするために、例えば下記特許文献1に示されるような把手やグリップ部が設けられる場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4209296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、内容量が大きいボトルのうちの胴部だけを把持して、口部が下方を向く注ぎ姿勢にすると、ボトルの姿勢を安定させることが困難である。
【0005】
本発明は、内容量が大きいボトルであっても、口部が下方を向く注ぎ姿勢を安定して保つことができるボトルを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るボトルは、口部、肩部、胴部、および底部が、ボトル軸方向に沿って上方から下方に向けてこの順に連設されるとともに、合成樹脂材料で一体に形成され、前記底部の底壁部が、外周縁部に位置する接地部と、前記接地部の内周縁部から上方に向けて窪む陥没部と、を備え、前記陥没部の頂壁には、上方に向けて窪み、かつ径方向のうちの第1方向に延びる指掛凹部が形成され、前記指掛凹部を画成する内面において、径方向のうちの前記第1方向に直交する第2方向で互いに対向する対向面のうちの少なくとも一方の対向面に、前記第2方向に窪む複数の凹曲面部が、前記第1方向に連ねられて形成されている。
【0007】
陥没部の頂壁に指掛凹部が形成されているので、指掛凹部に手の指を差し込むことが可能になり、ボトルを、口部が下方に向けて開口し、かつ指掛凹部の対向面が上下方向を向く注ぎ姿勢にしたときに、一方の手で、胴部、若しくは肩部を下方から支えつつ、もう一方の手の指を、下方に向けられた対向面に引っ掛けることにより、内容量が大きいボトルであっても、注ぎ姿勢を安定して保つことができる。
指掛凹部の対向面に、第2方向に窪む複数の凹曲面部が、第1方向に連ねられて形成されているので、指掛凹部に差し込んだ指を凹曲面部内に入り込ませることが可能になり、グリップ性を具備させることができる。
【0008】
前記対向面において、前記第1方向で互いに隣り合う前記凹曲面部同士の間に位置する張出部は、もう一方の前記対向面に設けられた前記張出部と前記第2方向で対向してもよい。
【0009】
一対の対向面に設けられた各張出部が、第2方向で互いに対向しているので、一対の対向面に設けられた各凹曲面部同士の間に、指を容易に差し込むことができる。
【0010】
1つの前記張出部は、前記対向面における前記第1方向の中央部に設けられ、前記凹曲面部は、前記対向面のうち、前記第1方向の中央部を前記第1方向に挟む両側に2つずつ設けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
4か月前
個人
ゴミ箱
4か月前
個人
包装体
4か月前
個人
収納用具
8か月前
個人
物品収納具
8か月前
個人
容器
1か月前
個人
パウチ補助具
4か月前
個人
折り畳み水槽
4か月前
個人
土嚢運搬器具
7日前
個人
閉塞装置
1か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
9か月前
個人
ダンボール宝箱
4か月前
株式会社和気
包装用箱
21日前
個人
圧縮収納袋
5か月前
個人
ゴミ処理機
28日前
積水樹脂株式会社
接着剤
3か月前
個人
粘着テープ剥がし具
5か月前
株式会社新弘
容器
4か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
9か月前
株式会社新弘
容器
4か月前
三甲株式会社
蓋体
1か月前
個人
粘着テープ切断装置
6か月前
個人
粘着テープ剥がし具
9か月前
三甲株式会社
容器
6か月前
個人
包装箱
1か月前
個人
塗料容器用蓋
4か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
7か月前
株式会社イシダ
包装装置
4か月前
三甲株式会社
容器
7か月前
個人
水切りネットの保持具
21日前
個人
ゴミ箱用ゴミ袋保持具
4か月前
三菱製紙株式会社
包装用紙
6か月前
個人
蓋付結束バンド
6か月前
株式会社joze
攪拌容器
8か月前
日東精工株式会社
検査装置
7か月前
株式会社シプソル
梱包装置
1か月前
続きを見る