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公開番号
2025019791
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123611
出願日
2023-07-28
発明の名称
多芯ケーブル
出願人
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人信栄事務所
主分類
H01B
7/18 20060101AFI20250131BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】簡易な構造で高耐久な多芯ケーブルを提供する。
【解決手段】多芯ケーブルは、複数のケーブルユニットと、複数の前記ケーブルユニットを覆うシールド層と、外被と、を有し、複数の前記ケーブルユニットが束ねられている多芯ケーブルであって、前記外被の外径は10mm以下であり、前記ケーブルユニットは複数本のコア電線を有し、前記コア電線には同軸電線が含まれ、前記同軸電線は、中心導体と、前記中心導体を覆う絶縁層と、前記絶縁層を覆う外部導体と、前記外部導体を覆う外被と、を有し、前記中心導体の径は0.09mm以下であり、前記シールド層は金属線が編組された金属編組で構成されており、前記金属編組の編組角度は60度以上64度以下である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のケーブルユニットと、複数の前記ケーブルユニットを覆うシールド層と、外被と、を有し、
複数の前記ケーブルユニットが束ねられている多芯ケーブルであって、
前記外被の外径は10mm以下であり、
前記ケーブルユニットは複数本のコア電線を有し、
前記コア電線には同軸電線が含まれ、
前記同軸電線は、中心導体と、前記中心導体を覆う絶縁層と、前記絶縁層を覆う外部導体と、前記外部導体を覆う外被と、を有し、
前記中心導体の径は0.09mm以下であり、
前記シールド層は金属線が編組された金属編組で構成されており、
前記金属編組の編組角度は60度以上64度以下である、
多芯ケーブル。
続きを表示(約 52 文字)
【請求項2】
前記金属編組の編組密度は97%以上である、請求項1に記載の多芯ケーブル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、多芯ケーブルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、編組構造の遮蔽層を備える移動用ケーブルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-326525号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで多芯ケーブルは、複数回の屈曲及び捻回が求められる環境に採用されることが多い。しかし、従来の多芯ケーブルの屈曲性、捻回性の向上には複雑な構造や、高価な材料を用いる必要があった。
【0005】
本開示は、簡易な構造で高耐久な多芯ケーブルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る多芯ケーブルは、
複数のケーブルユニットと、複数の前記ケーブルユニットを覆うシールド層と、外被と、を有し、
複数の前記ケーブルユニットが束ねられている多芯ケーブルであって、
前記外被の外径は10mm以下であり、
前記ケーブルユニットは複数本のコア電線を有し、
前記コア電線には同軸電線が含まれ、
前記同軸電線は、中心導体と、前記中心導体を覆う絶縁層と、前記絶縁層を覆う外部導体と、前記外部導体を覆う外被と、を有し、
前記中心導体の径は0.09mm以下であり、
前記シールド層は金属線が編組された金属編組で構成されており、
前記金属編組の編組角度は60度以上64度以下である。
【発明の効果】
【0007】
上記によれば、簡素な構造で多芯ケーブルの耐久力を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示に係るコネクタ付きケーブルの一例を示す模式的な断面図である。
図2は、図1に示すケーブルの端部拡大図である。
図3は、図2に示すケーブルの金属編組を示す側面図である。
図4Aは、本開示に係るケーブルの金属編組を示す側面図である。
図4Bは、比較例に係るケーブルの金属編組を示す側面図である。
図5は、本開示に係るケーブルに対して行う屈曲試験を示す模式図である。
図6は、本開示に係るケーブルに対して行う捻回試験を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。
本開示の一態様に係る多芯ケーブルは、
(1)複数のケーブルユニットと、複数の前記ケーブルユニットを覆うシールド層と、外被と、を有し、複数の前記ケーブルユニットが束ねられている多芯ケーブルであって、前記外被の外径は10mm以下であり、前記ケーブルユニットは複数本のコア電線を有し、前記コア電線には同軸電線が含まれ、前記同軸電線は、中心導体と、前記中心導体を覆う絶縁層と、前記絶縁層を覆う外部導体と、前記外部導体を覆う外被と、を有し、前記中心導体の径は0.09mm以下であり、前記シールド層は金属線が編組された金属編組で構成されており、前記金属編組の編組角度は60度以上64度以下である。
【0010】
この構成によれば、ケーブルユニットを覆う金属編組(シールド層)の編組角を調整することにより、簡易に多芯ケーブルの耐久力を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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