TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025018023
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023121403
出願日2023-07-26
発明の名称インダクタ
出願人株式会社アドバンテスト
代理人個人,個人
主分類H01F 17/04 20060101AFI20250130BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】インダクタの磁心に発生する渦電流を抑制する。
【解決手段】インダクタ1が、端面4E1、4E2と端面4E1、4E2と交差する側面4S1~4S4とを有し、基板2に成膜された磁心4と、側面4S1~4S4を周回するコイル6とを備える。端面4E1、4E2が、複数の凸部4a1、4a2を有する。凸部4a1、4a2の間隔dが、端面4E1、4E2に発生する渦電流により生じる電磁波の波長よりも小さい。凸部4a1、4a2の深さDが、渦電流の電流密度が所定の割合に減衰する所定深さよりも深い。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
端面と該端面と交差する側面とを有し、基板に成膜された磁心と、
前記側面を周回するコイルと、
を備え、
前記端面が、複数の凸部を有し、
前記凸部の間隔が、前記端面に発生する渦電流により生じる電磁波の波長よりも小さく、
前記凸部の深さが、前記渦電流の電流密度が所定の割合に減衰する所定深さよりも深い、
インダクタ。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
請求項1に記載のインダクタであって、
前記所定深さは、前記渦電流の電流密度が、前記端面における電流密度の1/eとなる深さである(ただし、eは自然対数の底)、
インダクタ。
【請求項3】
請求項1に記載のインダクタであって、
前記間隔が一定であるインダクタ。
【請求項4】
請求項1に記載のインダクタであって、
前記間隔が異なる値をとるインダクタ。
【請求項5】
請求項1に記載のインダクタであって、
前記凸部の先端に近づくにつれて、前記凸部の幅が狭くなっていくインダクタ。
【請求項6】
請求項1に記載のインダクタであって、
前記凸部の幅が一定であるインダクタ。
【請求項7】
請求項1に記載のインダクタであって、
前記凸部が、
前記凸部の先端に近づくにつれて、前記凸部の幅が狭くなっていくものと、
前記凸部の幅が一定であるものと、
を有するインダクタ。
【請求項8】
請求項1に記載のインダクタであって、
前記凸部が、前記磁心の幅方向に隔てて配置されているインダクタ。
【請求項9】
請求項1に記載のインダクタであって、
前記凸部が、前記磁心の厚さ方向に隔てて配置されているインダクタ。
【請求項10】
請求項1に記載のインダクタであって、
前記磁心が、パーメンジュール、FeNi、珪素鋼、Ni、CoFeSiBナノ結晶材料のいずれかであるインダクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インダクタの磁心に関する。
続きを表示(約 970 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、薄い磁心にコイルを巻いたインダクタが知られている(例えば、特許文献1~3を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-249516号公報
特開2020-155733号公報
特開2013-258393号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のような従来技術によれば、磁心に渦電流が発生する。ここで、磁心を粉末成形できれば渦電流を抑制できるが、薄い磁心(特に、平面回路といえるようなもの)を粉末成形することは困難である。
【0005】
そこで、本発明は、インダクタの磁心に発生する渦電流を抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明にかかるインダクタは、端面と該端面と交差する側面とを有し、基板に成膜された磁心と、前記側面を周回するコイルとを備え、前記端面が、複数の凸部を有し、前記凸部の間隔が、前記端面に発生する渦電流により生じる電磁波の波長よりも小さく、前記凸部の深さが、前記渦電流の電流密度が所定の割合に減衰する所定深さよりも深いように構成される。
【0007】
上記のように構成されたインダクタによれば、磁心が、端面と該端面と交差する側面とを有し、基板に成膜されている。コイルが、前記側面を周回する。前記端面が、複数の凸部を有する。前記凸部の間隔が、前記端面に発生する渦電流により生じる電磁波の波長よりも小さい。前記凸部の深さが、前記渦電流の電流密度が所定の割合に減衰する所定深さよりも深い。
【0008】
なお、本発明にかかるインダクタは、前記所定深さは、前記渦電流の電流密度が、前記端面における電流密度の1/eとなる深さである(ただし、eは自然対数の底)ようにしてもよい。
【0009】
なお、本発明にかかるインダクタは、前記間隔が一定であるようにしてもよい。
【0010】
なお、本発明にかかるインダクタは、前記間隔が異なる値をとるようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
テーブルタップ
17日前
三洋化成工業株式会社
軟磁性材料
7日前
キヤノン株式会社
電子機器
17日前
株式会社ヨコオ
同軸コネクタ
13日前
古河電池株式会社
制御弁式鉛蓄電池
13日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
17日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
17日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
17日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
17日前
個人
六角形パネル展開アレーアンテナ
17日前
株式会社ヨコオ
ソケット
今日
日新電機株式会社
変圧器
1日前
株式会社半導体エネルギー研究所
電池
6日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
7日前
住友電装株式会社
コネクタ
13日前
TDK株式会社
コイル部品
13日前
三洲電線株式会社
撚線導体
7日前
ローム株式会社
半導体装置
17日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
17日前
株式会社デンソー
半導体装置
17日前
トヨタバッテリー株式会社
二次電池
今日
株式会社デンソー
半導体装置
17日前
富士電機株式会社
半導体装置
17日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
13日前
オムロン株式会社
リード線整列治具
17日前
日産自動車株式会社
電子機器
20日前
三洋化成工業株式会社
リチウムイオン電池
7日前
大和電器株式会社
コンセント
13日前
河村電器産業株式会社
接続装置
1日前
TDK株式会社
電子部品
13日前
個人
ユニバーサルデザインコンセントプラグ
17日前
シャープ株式会社
アンテナ装置
今日
日本無線株式会社
モノポールアンテナ
17日前
マクセル株式会社
電気化学素子
17日前
トヨタ自動車株式会社
非水系二次電池
20日前
株式会社村田製作所
電池パック
7日前
続きを見る