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公開番号
2025019623
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123327
出願日
2023-07-28
発明の名称
撮像装置、制御方法、並びにプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
23/60 20230101AFI20250131BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】被写体となる実際のモデルがいなくても、撮影者は所望の撮影環境下でのポートレート撮影を練習でき、その練習を通してポートレート撮影の知識やスキルを向上できる撮像装置、制御方法、並びにプログラムを提供する。
【解決手段】
ライブビュー画面にアバターの画像を重畳表示する表示部を有する撮像装置では、ユーザーおよびその周囲の所定の情報を含むユーザー側の要素が取得され、ユーザーとのコミュニケーションで変化するアバターの要素、及びそのコミュニケーションでは不変のアバターの要素を含む、アバター側の要素が、ユーザー操作に応じて設定されると、ユーザー側の要素及びアバター側の要素に基づいて、解析が行われ、その解析の結果をライブビュー画面、及びこれに重畳表示されるアバターの画像に反映するよう制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ライブビュー画面に仮想の3次元アバターの画像を重畳表示する表示部を有する撮像装置であって、
ユーザー及びその周囲の情報を含む、第1の要素を取得する取得手段と、
前記ユーザーとのコミュニケーションで変化する前記3次元アバターの要素、及び前記コミュニケーションでは不変の前記3次元アバターの要素を含む、第2の要素を、ユーザー操作に応じて設定する設定手段と、
前記取得手段により取得された前記第1の要素、および前記設定手段により設定された第2の要素に基づいて、解析を行う解析手段と、
前記解析の結果を、前記ライブビュー画面、及びこれに重畳表示される前記3次元アバターの画像に反映するよう制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記取得手段は、前記ユーザーの音声を前記第1の要素として取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記取得手段は、前記ユーザーと前記3次元アバターとの距離を前記第1の要素として取得することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
【請求項4】
前記取得手段は、前記ユーザーの周囲の環境光の光源の種類、光量、色、位置、数の少なくとも一つを前記第1の要素として取得することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
【請求項5】
前記設定手段は、前記3次元アバターに対する仮想的なライティングを行う仮想光の光源の種類、光量、色、位置、数の少なくとも1つを、ユーザー操作に応じて更に設定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
【請求項6】
前記コミュニケーションで不変の前記3次元アバターの要素は、前記3次元アバターの年齢、性別、見た目、性格の少なくともいずれか1つを含み、前記コミュニケーションで変化する前記3次元アバターの要素は、前記3次元アバターの表情、ポーズ、位置の少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
【請求項7】
前記3次元アバターの発話音声を出力する音出力部を更に備え、
前記制御手段は、前記解析手段に基づいた情報を、前記音出力部から出力される前記3次元アバターの発話音声に反映するよう制御するに反映するよう制御することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
【請求項8】
前記解析手段は、前記第1及び第2の要素に基づいて、前記ユーザーが前記3次元アバターに対して話す内容及び話す量と、前記ユーザーの沈黙の頻度、声の大きさ、及び話す速度と、前記ユーザーと前記3次元アバターとの会話が被った回数と、前記ユーザーの発話時間と前記3次元アバターの発話時間との比率との少なくともいずれか1つ以上の解析を行うことを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
【請求項9】
前記解析手段は、前記第1及び第2の要素に基づいて、前記ユーザーと前記3次元アバターとの間のコミュニケーションの良好さを解析し、数値化した解析結果を生成することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
【請求項10】
前記解析手段は、前記コミュニケーションで変化する前記3次元アバターの要素、前記第1の要素、及び前記解析結果に応じて、前記解析結果を変化させることを特徴とする請求項9記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、制御方法、並びにプログラムに関し、特に、撮影者のポートレート撮影の練習を支援する撮像装置、制御方法、並びにプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、カメラを用いた人物撮影(以下、「ポートレート」という。)が行われている。また、近年ではスマートフォンのポートレートモードに代表されるように、ポートレート自体が一般化および大衆化され、高価な機材等がない撮影初心者でも手軽に行えるようになってきている。
【0003】
撮影初心者が手軽にポートレートを行えるようなった一方で、高品質なポートレートを生成するには高度な知識やスキルが必要とされる。例えば、特許文献1では、撮影者のサポートとして、撮影者が被写体から好ましい表情を引き出すため、被写体のバックに無地の背景部材に背景画像を投影して被写体を撮影するのに適した雰囲気を演出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-217516号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された技術はあくまで、実際に被写体となるモデルの人物がいる場合のポートレート撮影時に撮影者のサポートを行うものである。よって、撮影者は被写体となる人物を用意していることが前提となっている。
【0006】
しかし、撮影者が、ポートレート撮影の練習のために、撮影者が所望の環境下でいつでもモデルとなる人物を手配するということには困難を伴う。
【0007】
そこで、本発明は、被写体となる実際のモデルがいなくても、撮影者は所望の撮影環境下でのポートレート撮影を練習でき、その練習を通してポートレート撮影の知識やスキルを向上できる撮像装置、制御方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明に係る撮像装置は、ライブビュー画面に仮想の3次元アバターの画像を重畳表示する表示部を有する撮像装置であって、ユーザー及びその周囲の情報を含む、第1の要素を取得する取得手段と、前記ユーザーとのコミュニケーションで変化する前記3次元アバターの要素、及び前記コミュニケーションでは不変の前記3次元アバターの要素を含む、第2の要素を、ユーザー操作に応じて設定する設定手段と、前記取得手段により取得された前記第1の要素、および前記設定手段により設定された第2の要素に基づいて、解析を行う解析手段と、前記解析の結果を、前記ライブビュー画面、及びこれに重畳表示される前記3次元アバターの画像に反映するよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、被写体となる実際のモデルがいなくても、撮影者は所望の撮影環境下でのポートレート撮影を練習でき、その練習を通してポートレート撮影の知識やスキルを向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係る撮像装置の機能構成を示すブロック図である。
撮像装置で実行される実施形態1に係る解析処理を説明するための図である。
実施形態1に係る撮影処理のフローチャートである。
実施形態1に係る、コミュニケーションスコアに影響を及ぼす要素を例示する図である。
図3のステップS305~S307の処理中に図1における表示部に表示されるライブビュー画面の一例を示す図である。
被写界深度と合焦距離を変えたときのライブビュー画面上のアバターの見え方を例示する図である。
撮像装置で実行される実施形態2に係る解析処理を説明するための図である。
現実物体の輝度分布からの環境光の推定手法を説明する概念図である。
図7のステップS701で設定された仮想光によるライティングをライブビュー画面上のアバターに反映させたときの見え方を説明するための図である。
図7のステップS703で推定されたユーザーの周囲の環境光によるライティングをライブビュー画面上のアバターに反映させたときの見え方を説明するための図である。
ポートレート撮影時に切れているべきではないとされている関節の一例を示す図である。
撮像装置で実行される実施形態3に係る解析処理を説明するための図である。
CGにおける点群を用いたアバターの手首の3次元モデリングを例示する図である。
仮想の3次元空間における図13に示すアバターの手首の位置と、仮想の3次元空間に対応付けられた撮像装置の撮影時の撮影範囲を示す概念図である。
実施形態3に係る、関節切れ判定処理のフローチャートを示す図である。
図15のステップS1506の関節切れの通知が表示される前後のライブビュー画面を説明するための図である。
撮像装置で実行される実施形態4に係る解析処理を説明するための図である。
実施形態4に係る、撮影画像の評価を行うAIモデルとその入力パラメータの関係を例示する図である。
解析部によって生成され、表示部に表示される、実施形態4に係る撮影画像の評価情報の一例を示す図である。
解析部によって生成され、表示部に表示される、実施形態4に係る複数の撮影画像の総合情報の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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