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公開番号2025019464
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023123088
出願日2023-07-28
発明の名称定量供給装置
出願人株式会社マイス
代理人個人
主分類B65G 47/14 20060101AFI20250131BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】磁石に吸着されて移動する小物物品をより確実に払い落とすことができる定量供給装置を提供する。
【解決手段】回転体40は水平な軸を回転軸として回転する。磁石46は、回転体40に取り付けられている。磁石46は、小物物品を吸着することによって該小物物品を回転体40の回転に伴わせて回転体40の回転方向に移動させる。ガイド部60は当該回転方向への小物物品の移動をガイドする。
上り領域201は、回転方向において上り傾斜している。上り領域201とは、磁石46が回転体40の回転に伴って移動する軌跡200の一部長さ領域である。ガイド部60は、払い落とし部61を有している。払い落とし部61は上り領域201に沿う。軌跡200の径方向外向きを正とする払い落とし部61から軌跡200までの有向長Lは、回転方向に向けて減少している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
定量の小物物品を供給する定量供給装置であって、
複数の前記小物物品を貯留する貯留部と、
水平な軸を回転軸として回転する回転体と、
前記回転体に取り付けられて、前記小物物品を吸着することによって該小物物品を前記回転体の回転に伴わせて前記回転体の回転方向に移動させる磁石と、
前記小物物品の前記回転方向への移動をガイドするガイド部と、を備え、
前記磁石が前記回転体の回転に伴って移動する軌跡の一部長さ領域は、前記回転方向において上り傾斜しており、
前記ガイド部は、前記一部長さ領域に沿う払い落とし部を有しており、
前記軌跡の径方向外向きを正とする前記払い落とし部から前記軌跡までの有向長が、前記回転方向に向けて減少している、定量供給装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記回転体の回転軸方向から見て前記払い落とし部の形状は円弧状であり、
前記払い落とし部の曲率半径は前記軌跡の半径よりも小さく、
前記払い落とし部の曲率半径と前記軌跡の半径との差は、前記回転軸方向における前記払い落とし部の寸法よりも小さい、請求項1に記載の定量供給装置。
【請求項3】
前記払い落とし部は、前記回転方向における上り途中で終端しており、
前記払い落とし部に沿って前記回転方向に移動して前記払い落とし部の終端を越えて前記磁石から外れた前記小物物品は前記貯留部に落下する、請求項2に記載の定量供給装置。
【請求項4】
前記払い落とし部は上下方向に位置可変である、請求項3に記載の定量供給装置。
【請求項5】
前記定量供給装置は、一または複数の前記磁石を有し、
前記一または複数の前記磁石は、前記回転体の径方向における最も外側に配置される第一磁石を含み、
前記払い落とし部は、前記回転軸方向に見て前記軌跡の前記一部長さ領域と交差して配置される第一位置と、前記回転軸方向に見て前記軌跡と離間して前記軌跡の内径側に配置される第二位置と、に位置可変である、請求項4に記載の定量供給装置。
【請求項6】
前記軌跡において当該軌跡の前記一部長さ領域よりも前記回転方向の進行側の他の一部は、前記回転方向に下り傾斜しており、
前記定量供給装置は、前記他の一部上を移動する前記小物物品と干渉する第二払い落とし部をさらに有し、
前記回転軸方向に見た前記第二払い落とし部は、径方向外側に突向きの突形状を有し、前記突形状の突端部を挟む二つの面を有しており、
前記二つの面のうち一の面は、前記払い落とし部に対向する傾斜面であり、
前記二つの面のうち他の面は、鉛直方向に沿う面である、請求項5に記載の定量供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、定量供給装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
ネジ等の小物物品について、定量の小物物品を供給する定量供給装置(100)がある。この種の技術に関し、下記特許文献1には、小物物品が磁石(11a,11b,11c)に吸着されて移動し、当該小物物品が受皿(10)へ供給される定量供給装置が開示されている。
より具体的には、磁石(11a,11b,11c)に吸着された小物物品の移動を規制して調整するために、当該定量供給装置(100)は払い落とし部(第1払い落とし部(34a)および第2払い落とし部(21b))を有する。例えば、所望の大きさの小物物品を供給したい場合、所望の大きさの小物物品以外の小物物品を払い落とし部により払い落として磁石(11a,11b,11c)から離脱させることで、所望の大きさの小物物品を選択的に供給することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-052615号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1における払い落とし部は、磁石が回転して移動する軌跡における一箇所において小物物品の移動を規制するものである。しかしながら、当該払い落とし部では小物物品の移動を規制して払い落とすことが不十分な場合がありえる。
【0005】
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、磁石に吸着されて移動する小物物品をより確実に払い落とすことができる定量供給装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の定量供給装置は、定量の小物物品を供給する定量供給装置であって、複数の前記小物物品を貯留する貯留部と、水平な軸を回転軸として回転する回転体と、前記回転体に取り付けられて、前記小物物品を吸着することによって該小物物品を前記回転体の回転に伴わせて前記回転体の回転方向に移動させる磁石と、前記小物物品の前記回転方向への移動をガイドするガイド部と、を備え、前記磁石が前記回転体の回転に伴って移動する軌跡の一部長さ領域は、前記回転方向において上り傾斜しており、前記ガイド部は、前記一部長さ領域に沿う払い落とし部を有しており、前記軌跡の径方向外向きを正とする前記払い落とし部から前記軌跡までの有向長が、前記回転方向に向けて減少していることを特徴とする。
【0007】
磁石が移動する軌跡の径方向外向きを正とする払い落とし部から当該軌跡までの有向長が、回転体の回転方向に向けて減少していることで、磁石に吸着された小物物品の移動は、当該回転方向に進むにつれて当該払い落とし部により規制される。さらに、本発明における払い落とし部は当該軌跡の一部長さ領域に沿っており、払い落とし部は当該軌跡の所定の長さにわたって磁石の移動を規制している。
【発明の効果】
【0008】
本発明の定量供給装置によれば、払い落とし部によって所定の長さに渡って小物物品の移動が規制されて調整される。これにより、払い落とし部は小物物品をより確実に払い落とすができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第一実施形態にかかる定量供給装置の一例を示す斜視図である。
第一実施形態にかかる定量供給装置の正面側から見た構成を示す図であり、第一貯留領域の構造を示す図である。
第一実施形態にかかる定量供給装置の平面視した構造を示す図である。
第一実施形態にかかる定量供給装置を右側から見た構成を示す図である。磁石および保持穴の一つの位置を実線にて図示している。
第一実施形態にかかる定量供給装置の正面側から見たガイド部の構成を示す図である。
図4に示すA部の部分拡大図であり、縦断面図である。
第一実施形態にかかる定量供給装置における小物物品の移動について説明するための説明図である。
第二実施形態にかかる定量供給装置の正面側から見たガイド部の構成を示す図である。
第二実施形態にかかる定量供給装置における小物物品の移動について説明するための説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の定量供給装置100の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等を許容する。
また、後述する小物物品110を供給する方法は、順番に記載された複数の工程を用いて説明される場合があるが、その記載の順番は複数の工程を実行する順番やタイミングを限定するものではない。このため、本発明の当該方法を実施するときには、その複数の工程の順番は内容的に支障のない範囲で変更することができ、また複数の工程の実行タイミングの一部または全部が互いに重複していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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