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公開番号
2025019153
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2024202629,2021001929
出願日
2024-11-20,2021-01-08
発明の名称
調製支援システム及び調製支援プログラム
出願人
株式会社湯山製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
A61J
3/00 20060101AFI20250130BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】調製作業の更なる効率化を図りやすい調製支援システム及び調製支援プログラムを提供する。
【解決手段】調製支援システム1は、支援処理部31と、記録処理部34と、を備える。前記支援処理部31は、調製データに基づいて薬品と液体とを混合してなる混合物を投与容器に収容する調製作業の一部又は全部を支援する。前記記録処理部34は、前記液体が収容されているいずれか一の容器について残液を全量廃棄する全量廃棄工程が前記調製作業に含まれる場合に、前記全量廃棄工程後の前記一の容器の状態を示す空容器情報を記録する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
調製データに基づいて薬品と液体とを混合してなる混合物を投与容器に収容する調製作業の一部又は全部を支援する支援処理部と、
前記液体が収容されているいずれか一の容器について残液を全量廃棄する全量廃棄工程が前記調製作業に含まれる場合に、前記全量廃棄工程後の前記一の容器の状態を示す空容器情報を記録する記録処理部と、を備える、
調製支援システム。
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【請求項2】
前記空容器情報は、前記全量廃棄工程の対象となった前記一の容器の画像と重量情報との少なくとも一方を含む、
請求項1に記載の調製支援システム。
【請求項3】
前記記録処理部は、少なくとも前記調製データごとに前記空容器情報がユーザーに提示可能となるように、前記空容器情報を前記調製データに対応付けて記録する、
請求項1又は2に記載の調製支援システム。
【請求項4】
調製データに基づいて薬品と液体とを混合してなる混合物を投与容器に収容する調製作業の一部又は全部を支援する支援処理部と、
前記液体が収容されている容器から前記液体を抜き取る抜取工程が前記調製作業に含まれる場合に、前記抜取工程における前記液体の抜取量の適否を判定する判定処理部と、を備え、
前記判定処理部は、前記抜取工程が前記容器から残液を全量廃棄する全量廃棄工程であることを含む判定条件を満たす場合には、前記抜取量の適否の判定に係る処理と、前記抜取量の適否の判定結果の出力処理との少なくとも一方を実行しない、
調製支援システム。
【請求項5】
調製データに基づいて薬品と液体とを混合してなる混合物を投与容器に収容する調製作業の一部又は全部を支援する支援処理部と、
前記液体が収容されているいずれか一の容器について残液を全量廃棄する全量廃棄工程が前記調製作業に含まれるか否かを判断する判断処理部と、を備え、
前記支援処理部は、前記全量廃棄工程が前記調製作業に含まれると判断される場合に、前記一の容器に収容されている前記残液の全量廃棄を指示する全量廃棄指示を、前記一の容器に収容されている前記液体の抜取量を指示する通常指示とは区別可能な態様で行う、
調製支援システム。
【請求項6】
前記判断処理部は、少なくとも前記調製データに基づいて、前記全量廃棄工程が前記調製作業に含まれるか否かを判断する、
請求項5に記載の調製支援システム。
【請求項7】
調製データに基づいて薬品と液体とを混合してなる混合物を投与容器に収容する調製作業の一部又は全部を支援するステップと、
前記液体が収容されているいずれか一の容器について残液を全量廃棄する全量廃棄工程が前記調製作業に含まれる場合に、前記全量廃棄工程後の前記一の容器の状態を示す空容器情報を記録するステップと、
を1以上のプロセッサーに実行させるための調製支援プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、調製データに基づいて薬品と液体とを混合してなる混合物を投与容器に収容する調製作業の一部又は全部を支援する調製支援システム及び調製支援プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
関連技術として、抗がん剤のような薬品の調製(混注)作業を支援する調製支援システム(混注支援装置)が知られている(例えば、特許文献1参照)。関連技術に係る調製支援システムは、医師又は薬剤師などのユーザー(作業者)によって実行される調製作業の効率化を図るために使用される。前記調製作業は、調製データに示された抗がん剤などの薬品を既定量の前記薬品が収容された一又は複数の薬品容器から輸液容器に注入する作業である。具体的に、前記調製作業において、前記ユーザーは、輸液容器から生理食塩液のような溶解液を注射器で吸引して、薬品が収容されている薬品容器に注入して前記薬品を溶解させ、その溶解後の薬液を注射器で吸引して輸液容器に注入する作業を実行する。
【0003】
前記調製支援システムは、前記調製作業の対象となる前記調製データに基づいて、前記調製作業に含まれる作業工程を操作表示部に順次に表示させる。これにより、前記ユーザーは、その表示に従って順に前記作業工程を進めることが可能である。ここで、調製された薬品(薬液)の患者への投与は、当該薬品を収容した投与容器を用いて実施される。そのため、前記調製作業において調製された薬品が輸液容器に注入される場合、当該輸液容器が前記投与容器として用いられることになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-69268号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、前記調製支援システムでは、前記調製データに含まれる液体を収容する容器(輸液バッグ等)が複数存在する場合、複数の容器のいずれを前記投与容器とするかを、例えば、前記調製データ中のデータ(液体、薬品)の順番によって決める。そのため、前記調製データの内容によっては、実際に薬品の投与に用いられる容器が前記投与容器として指定されず、例えば、溶解後の薬液を、投与容器ではない輸液容器に注入するような指示がされる可能性があり、前記調製作業の効率化が十分に図られない場合がある。
【0006】
本発明の目的は、調製作業の更なる効率化を図りやすい調製支援システム及び調製支援プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一の局面に係る調製支援システムは、支援処理部と、特定処理部と、を備える。前記支援処理部は、調製データに基づいて薬品と液体とを混合してなる混合物を投与容器に収容する調製作業の一部又は全部を支援する。前記特定処理部は、前記調製データに示される前記液体を収容している複数の容器の中から、前記投与容器として使用する容器を、当該容器に関する容器属性情報に基づいて特定する。
【0008】
本発明の他の局面に係る調製支援システムは、支援処理部と、記録処理部と、を備える。前記支援処理部は、調製データに基づいて薬品と液体とを混合してなる混合物を投与容器に収容する調製作業の一部又は全部を支援する。前記記録処理部は、前記液体が収容されているいずれか一の容器について残液を全量廃棄する全量廃棄工程が前記調製作業に含まれる場合に、前記全量廃棄工程後の前記一の容器の状態を示す空容器情報を記録する。
【0009】
本発明の他の局面に係る調製支援システムは、支援処理部と、判定処理部と、を備える。前記支援処理部は、調製データに基づいて薬品と液体とを混合してなる混合物を投与容器に収容する調製作業の一部又は全部を支援する。前記判定処理部は、前記液体が収容されている容器から前記液体を抜き取る抜取工程が前記調製作業に含まれる場合に、前記抜取工程における前記液体の抜取量の適否を判定する。前記判定処理部は、前記抜取工程が前記容器から残液を全量廃棄する全量廃棄工程であることを含む判定条件を満たす場合には、前記抜取量の適否の判定に係る処理と、前記抜取量の適否の判定結果の出力処理との少なくとも一方を実行しない。
【0010】
本発明の他の局面に係る調製支援システムは、支援処理部と、判断処理部と、を備える。前記支援処理部は、調製データに基づいて薬品と液体とを混合してなる混合物を投与容器に収容する調製作業の一部又は全部を支援する。前記判断処理部は、前記液体が収容されているいずれか一の容器について残液を全量廃棄する全量廃棄工程が前記調製作業に含まれるか否かを判断する。前記支援処理部は、前記全量廃棄工程が前記調製作業に含まれると判断される場合に、前記一の容器に収容されている前記残液の全量廃棄を指示する全量廃棄指示を、前記一の容器に収容されている前記液体の抜取量を指示する通常指示とは区別可能な態様で行う。
(【0011】以降は省略されています)
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