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公開番号2025018593
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023122444
出願日2023-07-27
発明の名称車両用部品係止構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B60N 3/02 20060101AFI20250130BHJP(車両一般)
要約【課題】見栄えを損なわずに部品を車両内装品から外れないように取り付ける。
【解決手段】センターコンソール20にアシストグリップ30を係止する車両用部品係止構造100であって、右パネル部22に設けられた長孔23と、アシストグリップ30に設けられたクリップ40と、を含み、クリップ40は、長孔23に差し込まれた後、下方向に移動した際に、右パネル部22の裏面で長孔23の下短辺部23bの周縁に係止する係止爪42を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両内装品に部品を係止する車両用部品係止構造であって、
前記車両内装品のパネル部に設けられた長孔と、
前記部品に設けられたクリップと、を含み、
前記クリップは、前記長孔に差し込まれた後、前記長孔の長手方向に移動した際に、前記パネル部の裏面で前記長孔の短辺部の周縁に係止する係止爪を備えること、
を特徴とする車両用部品係止構造。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両用部品係止構造であって、
前記クリップは、板状の本体部と、前記本体部の両面を覆い、前記長孔に差し込まれた際に、突起部が前記長孔の長辺部の周縁に係合する弾性部材と、を備え、
前記係止爪は、前記本体部に設けられていること、
を特徴とする車両用部品係止構造。
【請求項3】
請求項2に記載の車両用部品係止構造であって、
前記車両内装品は、センターコンソールの樹脂フレームであり、
前記部品は、前記樹脂フレームの側面に取り付けられるアシストグリップであり、
前記アシストグリップは、前記樹脂フレームの側面に組み付けられるベース部と前記ベース部の上部に取り付けられたグリップ部とを含み、
前記長孔は、車両上下方向に延びるように前記樹脂フレームの上部に設けられており、
前記クリップは、前記ベース部の上部で前記樹脂フレームに向かって突出するように設けられており、
前記係止爪は、前記クリップの前記本体部の下部に設けられており、前記ベース部を前記樹脂フレームに向かって移動させて前記クリップを前記長孔に差し込んだ後、前記ベース部を下方向に移動させた際に、前記長孔の下側の前記短辺部の周縁に係合すること、
を特徴とする車両用部品係止構造。
【請求項4】
請求項3に記載の車両用部品係止構造であって、
前記樹脂フレームの下部と前記ベース部との下部とは、ボルトによって締結されていること、
を特徴とする車両用部品係止構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両内装品に部品を係止する車両用部品係止構造に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両のセンターコンソールの側面に乗員が把持するアシストグリップを取り付ける構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-118640号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
センターコンソールの側面にアシストグリップを取り付ける場合には、乗員がグリップを握った際にグリップがセンターコンソールから外れないようにすることが求められる。このために、ボルト等によりアシストグリップをセンターコンソールに固定する方法があるが、この方法でアシストグリップをセンターコンソールに固定するとボルト等が乗員に見えてしまい、見栄えが低下してしまう場合がある。
【0005】
一方、内装部品は、クリップで車両内装品に取付けられる場合がある。この場合、乗員にクリップが見えることはないが、内装部品が外れるおそれがあった。
【0006】
そこで、本開示は、見栄えを損なわずに部品を車両内装品から外れないように取り付ける構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の車両用部品係止構造は、車両内装品に部品を係止する車両用部品係止構造であって、前記車両内装品のパネル部に設けられた長孔と、前記部品に設けられたクリップと、を含み、前記クリップは、前記長孔に差し込まれた後、前記長孔の長手方向に移動した際に、前記パネル部の裏面で前記長孔の短辺部の周縁に係止する係止爪を備えること、を特徴とする。
【0008】
この構成により、部品に差込方向と逆方向の力が加わった場合でも、部品が車両内装品から外れることを抑制できる。
【0009】
本開示の車両用部品係止構造において、前記クリップは、板状の本体部と、前記本体部の両面を覆い、前記長孔に差し込まれた際に、突起部が前記長孔の長辺部の周縁に係合する弾性部材と、を備え、前記係止爪は、前記本体部に設けられてもよい。
【0010】
これにより、クリップが長辺部と短辺部とに係止されるので、部品に差込方向と逆方向の力が加わった場合でも、部品が車両内装品から外れることを効果的に抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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