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公開番号
2025017806
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121072
出願日
2023-07-25
発明の名称
モータ装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
H02K
9/19 20060101AFI20250130BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】冷却パイプの個数の増加を抑制しつつ、DCDCコンバータを冷却する。
【解決手段】モータと、少なくともDCDCコンバータを搭載するパワーコントロールユニットと、を同一のケース内に収容し、ケースは、モータとパワーコントロールユニットとの間に隔壁を有するモータ装置であって、モータの上方に配置されると共に冷却媒体が流通し、モータに前記冷却媒体を吐出するための第1冷却孔と、隔壁に冷却媒体を吐出するための第2冷却孔と、を有する冷却パイプを備える。この結果、冷却パイプの個数の増加を抑制しつつ、DCDCコンバータを冷却できる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
モータと、少なくともDCDCコンバータを搭載するパワーコントロールユニットと、を同一のケース内に収容し、前記ケースは、前記モータと前記パワーコントロールユニットとの間に隔壁を有するモータ装置であって、
前記モータの上方に配置されると共に冷却媒体が流通し、前記モータに前記冷却媒体を吐出するための第1冷却孔と、前記隔壁に前記冷却媒体を吐出するための第2冷却孔と、を有する冷却パイプ
を備えるモータ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、モータ装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種のモータ装置としては、モータを駆動するための駆動回路を有するパワーコントロールユニット(PCU)と、パワーコントロールユニットを冷却媒体(冷却水)で冷却する冷却回路と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、パワーコントロールユニットを冷却する冷却媒体を、エンジンのシリンダヘッド内のウォータジャケットに循環させる。これにより、パワーコントロールユニットを冷却する冷却媒体の冷却性能に余裕がある場合に、余裕分の冷却性能でエンジンを冷却している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-25242号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ケースに収容したモータを備えるモータ装置では、モータの上方に冷却媒体が流通する冷却パイプを配置し、冷却パイプに形成した冷却孔から冷却媒体をモータに吐出して、モータを冷却するものがある。こうしたケースにパワーコントロールユニットを収容する場合、パワーコントロールユニット内のDCDCコンバータを冷却することが重要な課題として認識されている。DCDCコンバータを冷却する手法としては、パワーコントロールユニットの近傍に冷却媒体が流通する冷却パイプを新たに追加することが考えられる。しかし、この手法では、冷却パイプの個数が増え、装置全体が大型化してしまう。
【0005】
本開示のモータ装置は、冷却パイプの個数の増加を抑制しつつ、DCDCコンバータを冷却することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のモータ装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示のモータ装置は、
モータと、少なくともDCDCコンバータを搭載するパワーコントロールユニットと、を同一のケース内に収容し、前記ケースは、前記モータと前記パワーコントロールユニットとの間に隔壁を有するモータ装置であって、
前記モータの上方に配置されると共に冷却媒体が流通し、前記モータに前記冷却媒体を吐出するための第1冷却孔と、前記隔壁に前記冷却媒体を吐出するための第2冷却孔と、を有する冷却パイプ
を備えることを要旨とする。
【0008】
この本開示のモータ装置では、モータの上方に冷却パイプを配置する。この冷却パイプは、冷却媒体が流通し、モータに冷却媒体を吐出するための第1冷却孔と、隔壁に冷却媒体を吐出するための第2冷却孔と、を備える。これにより、1つの冷却パイプを用いて、第2冷却孔から隔壁に吐出する冷却媒体により、隔壁を介してパワーコントロールユニット、ひいては、DCDCコンバータを冷却できる。この結果、冷却パイプの個数の増加を抑制しつつ、DCDCコンバータを冷却できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態のモータ装置20の構成の概略を示す構成図である。
図1(b)のBB線での断面の構成の概略を示す構成図である。
他の実施形態のモータ装置120の構成の概略を説明するための説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態のモータ装置20の構成の概略を示す構成図である。図1(a)は、モータ装置20の一部を切り欠いた側面の構成の概略を示す構成図である。図1(b)は、図1(a)のAA線での断面の構成の概略を示す構成図である。図2は、図1(b)のBB線での断面の構成の概略を示す構成図である。図2において、太線の矢印は、冷却油の吐出方向の一例を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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