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公開番号
2025014390
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116905
出願日
2023-07-18
発明の名称
電気自動車
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
B60L
53/24 20190101AFI20250123BHJP(車両一般)
要約
【課題】簡易な構成で氷結による機械式リレーの通電不良を解消することができる技術を提供する。
【解決手段】電気自動車は、バッテリと、外部電源に接続可能に構成されている充電インレットと、バッテリと充填インレットの間に接続されており、バッテリと充電インレットの接続のオンとオフを切り換えるように構成されている機械式リレーと、機械式リレーに対して熱結合可能な位置に配置されているコンデンサと、コンデンサとバッテリの間に接続されているスイッチング素子と、機械式リレーが通電できないときに、スイッチング素子を制御することによりバッテリからスイッチング素子を介してコンデンサを通電するように構成されているコントローラと、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
バッテリと、
外部電源に接続可能に構成されている充電インレットと、
前記バッテリと前記充填インレットの間に接続されており、前記バッテリと前記充電インレットの接続のオンとオフを切り換えるように構成されている機械式リレーと、
前記機械式リレーに対して熱結合可能な位置に配置されているコンデンサと、
前記コンデンサと前記バッテリの間に接続されているスイッチング素子と、
前記機械式リレーが通電できないときに、前記スイッチング素子を制御することにより前記バッテリから前記スイッチング素子を介して前記コンデンサを通電するように構成されているコントローラと、を備えている、電気自動車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、電気自動車に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
電気自動車は、バッテリと、外部電源に接続可能に構成されている充電インレットと、バッテリと充填インレットの間に接続されている機械式リレーと、を備えている。充電インレットが外部電源に接続されると、機械式リレーが絶縁された配線間を接続することにより、外部電源から供給された電力がバッテリに充電される。
【0003】
機械式リレーは、励磁コイルに電圧を印加して可動子を上下動させることにより、可動子が配線間を接続したオンの状態と、可動子が配線間から離れたオフの状態と、を切り換えるように構成されている。機械式リレーがオフしているときに外気環境が低温になると、可動子と配線が接触する接点部に氷が付着することがある。この場合、機械式リレーがオンの状態に移行しようとしても、可動子と配線の接触が妨げられることがある。特許文献1は、このような氷結による機械式リレーの通電不良を解消する技術の一例を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-120380号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本明細書は、簡易な構成で氷結による機械式リレーの通電不良を解消することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書が開示する電気自動車は、バッテリと、外部電源に接続可能に構成されている充電インレットと、前記バッテリと前記充填インレットの間に接続されており、前記バッテリと前記充電インレットの接続のオンとオフを切り換えるように構成されている機械式リレーと、前記機械式リレーに対して熱結合可能な位置に配置されているコンデンサと、前記コンデンサと前記バッテリの間に接続されているスイッチング素子と、前記機械式リレーが通電できないときに、前記スイッチング素子を制御することにより前記バッテリから前記スイッチング素子を介して前記コンデンサを通電するように構成されているコントローラと、を備えていてもよい。
【0007】
上記構成によると、氷結によって前記機械式リレーが通電できないときに、前記コンデンサを通電することにより前記コンデンサを発熱させ、その熱によって前記機械式リレーの接点部に付着した氷を融解させることができる。上記電気自動車は、前記機械式リレーに対して熱結合可能な位置に前記コンデンサを配置した簡易な構成である。本明細書が開示する技術は、簡易な構成で氷結による前記機械式リレーの通電不良を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
電気自動車のブロック図である。
溶解処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1に示すように、電気自動車2は、バッテリ3と、インバータ10と、走行用の電気モータ20と、コントローラ30と、を備えている。図1の矢印破線は、信号線を表している。
【0010】
バッテリ3は、インバータ10に接続されている。バッテリ3の正極3pがインバータ10の直流端正極10pに接続され、バッテリ3の負極3nがインバータ10の直流端負極10nに接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
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