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公開番号
2025012764
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115848
出願日
2023-07-14
発明の名称
蓄電装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/35 20210101AFI20250117BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】排出部の閉塞を抑制することが可能な蓄電装置を提供すること。
【解決手段】蓄電装置1は、複数の蓄電セルと、ケースと、脱硫ユニットと、を備える。ケースは、天壁222を含み、天壁222は、ケース内のガスを前記ケース外に排出するための排出部224を有する。脱硫ユニットは、脱硫剤310と、脱硫剤310を収容しており、ケース200内と排出部224とを連通させる連通経路320と、を有する。連通経路320は、排出部から下方に延びる排出側上下経路321と、排出側上下経路の下端部から水平に延び、脱硫剤を支持する支持経路322と、支持経路の端部から上方に延び、ケース内に開口する吸引側上下経路323と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の蓄電セルと、
前記複数の蓄電セルを収容するケースと、
前記ケース内に配置された脱硫ユニットと、を備え、
前記ケースは、前記複数の蓄電セルの上方に配置された天壁を含み、
前記天壁は、前記ケース内のガスを前記ケース外に排出するための排出部を有し、
前記脱硫ユニットは、
脱硫剤と、
前記脱硫剤を収容しており、前記ケース内と前記排出部とを連通させる連通経路と、を有し、
前記連通経路は、
前記排出部から下方に延びる排出側上下経路と、
前記排出側上下経路の下端部から水平に延び、前記脱硫剤を支持する支持経路と、
前記支持経路の端部から上方に延び、前記ケース内に開口する吸引側上下経路と、を有する、蓄電装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記排出部は、前記ケース内の圧力を調整する圧力調整弁で構成されている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記脱硫ユニットは、
前記排出側上下経路の上端部に接続された排出側保持板と、
前記吸引側上下経路の上端部に接続された吸引側保持板と、
前記排出側保持板に保持された排出側フィルターと、
前記吸引側保持板に保持された吸引側フィルターと、をさらに有し、
前記排出側保持板は、前記排出側フィルターが前記圧力調整弁と前記排出側上下経路との間に配置されるように前記排出側フィルターを保持している、請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記支持経路は、
前記排出側上下経路の下端部から上下方向と直交する第1方向に延びる第1経路と、
前記吸引側上下経路の下端部から前記第1方向に延びる第2経路と、
前記第1経路と前記第2経路とを連結する第3経路と、を有し、
前記第3経路は、上下方向及び前記第1方向の双方と直交する第2方向に沿って延びる形状を有する、請求項1から3のいずれかに記載の蓄電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特開2021-197221号公報には、複数の全固体セルと、複数の全固体セルを収容する筐体と、筐体外から筐体内にガスを送り込む吸気機構と、筐体内のガスを筐体外に排出する排出機構と、を備える全固体電池パックが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-197221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特開2021-197221号公報に記載される全固体電池パックにおいて、筐体内のガスに含まれる硫化水素を除去するために脱硫剤が用いられることがある。この場合において、振動等に起因して脱硫剤が破砕されると、排出部が閉塞される懸念がある。
【0005】
本開示の目的は、排出部の閉塞を抑制することが可能な蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に従った蓄電装置は、複数の蓄電セルと、前記複数の蓄電セルを収容するケースと、前記ケース内に配置された脱硫ユニットと、を備え、前記ケースは、前記複数の蓄電セルの上方に配置された天壁を含み、前記天壁は、前記ケース内のガスを前記ケース外に排出するための排出部を有し、前記脱硫ユニットは、脱硫剤と、前記脱硫剤を収容しており、前記ケース内と前記排出部とを連通させる連通経路と、を有し、前記連通経路は、前記排出部から下方に延びる排出側上下経路と、前記排出側上下経路の下端部から水平に延び、前記脱硫剤を支持する支持経路と、前記支持経路の端部から上方に延び、前記ケース内に開口する吸引側上下経路と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、排出部の閉塞を抑制することが可能な蓄電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態における蓄電装置を概略的に示す斜視図である。
脱硫ユニットを概略的に示す平面図である。
図2におけるIII-III線での断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態における蓄電装置を概略的に示す斜視図である。この蓄電装置1は、車両に好ましく搭載される。
(【0011】以降は省略されています)
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