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公開番号
2025018362
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121988
出願日
2023-07-26
発明の名称
空気入りタイヤ
出願人
株式会社ブリヂストン
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
11/13 20060101AFI20250130BHJP(車両一般)
要約
【課題】グリップ性能を向上させた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】車両装着時最外側陸部に、タイヤ幅方向に延び、車両装着時最外側陸部内で両端が終端する、複数本の第1の幅方向溝4と、タイヤ幅方向に延びる、複数本の第2の幅方向溝5と、を有し、第1の幅方向溝と第2の幅方向溝とは、タイヤ周方向に互いに離間させながらタイヤ周方向に交互に配列され、一の第1の幅方向溝と、一の第1の幅方向溝に対してタイヤ周方向一方側に隣接する一の第2の幅方向溝とが対をなし、対を構成する一の第1の幅方向溝は、タイヤ幅方向外側から内側に向かって、タイヤ周方向一方側に延びる第1の部分41を有し、対を構成する一の第2の幅方向溝は、タイヤ幅方向外側から内側に向かって、タイヤ周方向他方側に延び、対を構成する一の第2の幅方向溝のタイヤ幅方向内側端は、対を構成する一の第1の幅方向溝のタイヤ幅方向内側端よりもタイヤ幅方向外側に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド踏面に、1本以上のタイヤ周方向に延びる周方向主溝を有する、空気入りタイヤであって、
前記周方向主溝とトレッド端との間又は前記周方向主溝間に区画された、複数の陸部を有し、
車両装着時外側のタイヤ幅方向最外側の陸部である車両装着時最外側陸部に、タイヤ幅方向に延び、前記車両装着時最外側陸部内で両端が終端する、複数本の第1の幅方向溝と、タイヤ幅方向に延びる、複数本の第2の幅方向溝と、を有し、
前記第1の幅方向溝と前記第2の幅方向溝とは、タイヤ周方向に互いに離間させながらタイヤ周方向に交互に配列され、
一の前記第1の幅方向溝と、該一の前記第1の幅方向溝に対してタイヤ周方向一方側に隣接する一の前記第2の幅方向溝とが対をなし、
前記対を構成する前記一の第1の幅方向溝は、タイヤ幅方向外側から内側に向かって、タイヤ周方向一方側に延びる第1の部分を有し、
前記対を構成する前記一の第2の幅方向溝は、タイヤ幅方向外側から内側に向かって、タイヤ周方向他方側に延び、
前記対を構成する前記一の第2の幅方向溝のタイヤ幅方向内側端は、前記対を構成する前記一の第1の幅方向溝のタイヤ幅方向内側端よりもタイヤ幅方向外側に位置することを特徴とする、空気入りタイヤ。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第2の幅方向溝は、車両装着時外側のトレッド端に連通する、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記対を構成する前記一の第1の幅方向溝と、前記対を構成する前記一の前記第2の幅方向溝とは、タイヤ周方向に投影した際に、重なる部分を有する、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記一の第1の幅方向溝は、前記第1の部分のタイヤ幅方向内側端からタイヤ周方向一方側に延びる第2の部分をさらに有し、
前記第1の部分の少なくとも一部又は前記第2の部分の少なくとも一部は、前記トレッド踏面への開口部に面取り部を有する、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記空気入りタイヤを適用リムに装着し、規定内圧を充填し、無負荷とした、基準状態において、
前記第2の部分の前記面取り部のテーパー面のタイヤ径方向に対する傾斜角度は、前記第1の部分の面取り部のテーパー面のタイヤ径方向に対する傾斜角度よりも大きい、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
車両装着時内側となる車両装着時内側陸部に、2本のみの前記周方向主溝を有する、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
トレッド踏面に、1本以上のタイヤ周方向に延びる周方向主溝を有する、空気入りタイヤであって、
前記周方向主溝とトレッド端との間又は前記周方向主溝間に区画された、複数の陸部を有し、
車両装着時外側のタイヤ幅方向最外側の陸部である車両装着時最外側陸部に、タイヤ幅方向に延び、前記車両装着時最外側陸部内で両端が終端する、複数本の第1の幅方向溝と、タイヤ幅方向に延びる、複数本の第2の幅方向溝と、を有し、
前記第1の幅方向溝と前記第2の幅方向溝とは、タイヤ周方向に互いに離間させながらタイヤ周方向に交互に配列され、
一の前記第1の幅方向溝と、該一の前記第1の幅方向溝に対してタイヤ周方向一方側に隣接する一の前記第2の幅方向溝とが対をなし、
前記対を構成する前記一の第1の幅方向溝は、タイヤ幅方向内側から外側に向かって、タイヤ周方向一方側に延びる第1の部分を有し、
前記対を構成する前記一の第2の幅方向溝は、タイヤ幅方向内側から外側に向かって、タイヤ周方向他方側に延び、
前記対を構成する前記一の第2の幅方向溝のタイヤ幅方向外側端は、前記対を構成する前記一の第1の幅方向溝のタイヤ幅方向外側端よりもタイヤ幅方向外側に位置することを特徴とする、空気入りタイヤ。
【請求項8】
前記第2の幅方向溝は、車両装着時外側のトレッド端に連通する、請求項7に記載の空気入りタイヤ。
【請求項9】
前記対を構成する前記一の第1の幅方向溝と、前記対を構成する前記一の前記第2の幅方向溝とは、タイヤ周方向に投影した際に、重なる部分を有する、請求項7又は8に記載の空気入りタイヤ。
【請求項10】
前記一の第1の幅方向溝は、前記第1の部分のタイヤ幅方向内側端からタイヤ周方向一方側に延びる第2の部分をさらに有し、
前記第1の部分の少なくとも一部又は前記第2の部分の少なくとも一部は、前記トレッド踏面への開口部に面取り部を有する、請求項7又は8に記載の空気入りタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気入りタイヤに関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、走行速度が150km/hを超えるような高速走行する空気入りタイヤにおいては、車両装着時外側のショルダー陸部に、タイヤ幅方向に延びる幅方向溝を配置することにより、陸部の剛性を適度に緩和してグリップ性能の向上を図ることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2021/054261号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のような技術では、主に同じ方向に延在する複数本の幅方向溝(71)を配列しているため、幅方向溝の延在方向からの入力に対しては剛性が高い一方で、例えば幅方向溝の延在方向に対して鉛直方向からの入力に対しては剛性が低く、陸部が変形しやすいという問題があり、グリップ性能の向上には改善の余地があった。
【0005】
本発明は、グリップ性能を向上させた、空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の要旨構成は、以下の通りである。
(1)トレッド踏面に、1本以上のタイヤ周方向に延びる周方向主溝を有する、空気入りタイヤであって、
前記周方向主溝とトレッド端との間又は前記周方向主溝間に区画された、複数の陸部を有し、
車両装着時外側のタイヤ幅方向最外側の陸部である車両装着時最外側陸部に、タイヤ幅方向に延び、前記車両装着時最外側陸部内で両端が終端する、複数本の第1の幅方向溝と、タイヤ幅方向に延びる、複数本の第2の幅方向溝と、を有し、
前記第1の幅方向溝と前記第2の幅方向溝とは、タイヤ周方向に互いに離間させながらタイヤ周方向に交互に配列され、
一の前記第1の幅方向溝と、該一の前記第1の幅方向溝に対してタイヤ周方向一方側に隣接する一の前記第2の幅方向溝とが対をなし、
前記対を構成する前記一の第1の幅方向溝は、タイヤ幅方向外側から内側に向かって、タイヤ周方向一方側に延びる第1の部分を有し、
前記対を構成する前記一の第2の幅方向溝は、タイヤ幅方向外側から内側に向かって、タイヤ周方向他方側に延び、
前記対を構成する前記一の第2の幅方向溝のタイヤ幅方向内側端は、前記対を構成する前記一の第1の幅方向溝のタイヤ幅方向内側端よりもタイヤ幅方向外側に位置することを特徴とする、空気入りタイヤ。
【0007】
ここで、「トレッド踏面」とは、空気入りタイヤを適用リムに装着し、規定内圧を充填し、最大負荷荷重を負荷した状態において、路面と接することとなるトレッド外表面のタイヤ周方向全周にわたる面をいう。
また、「トレッド端」とは、上記トレッド踏面のタイヤ幅方向両最外側点をいう。
また、「周方向主溝」とは、タイヤ周方向に延びる溝であって、空気入りタイヤを適用リムに装着し、規定内圧を充填し、無負荷とした、基準状態における溝幅(開口幅)が2mm以上のものをいう。
また、「第1の幅方向溝」とは、タイヤ幅方向に延びる溝であって、前記基準状態における溝幅(開口幅)がその延在長さの80%以上にわたって2mm以上のものをいい、「第2の幅方向溝」とは、タイヤ幅方向に延びる溝であって、前記基準状態における溝幅(開口幅)がその延在長さの80%以上にわたって2mm以上のものをいう。
【0008】
本明細書において、「適用リム」とは、タイヤが生産され、使用される地域に有効な産業規格であって、日本ではJATMA(日本自動車タイヤ協会)のJATMA YEAR BOOK、欧州ではETRTO(The European Tyre and Rim Technical Organisation)のSTANDARDS MANUAL、米国ではTRA(The Tire and Rim Association,Inc.)のYEAR BOOK等に記載されているまたは将来的に記載される、適用サイズにおける標準リム(ETRTOのSTANDARDS MANUALではMeasuring Rim、TRAのYEAR BOOKではDesign Rim)を指す(即ち、上記の「リム」には、現行サイズに加えて将来的に上記産業規格に含まれ得るサイズも含む。「将来的に記載されるサイズ」の例としては、ETRTO 2013年度版において「FUTURE DEVELOPMENTS」として記載されているサイズを挙げることができる。)が、上記産業規格に記載のないサイズの場合は、タイヤのビード幅に対応した幅のリムをいう。また、「規定内圧」とは、上記JATMA等に記載されている、適用サイズ・プライレーティングにおける単輪の最大負荷能力に対応する空気圧(最高空気圧)を指し、上記産業規格に記載のないサイズの場合は、「規定内圧」は、タイヤを装着する車両毎に規定される最大負荷能力に対応する空気圧(最高空気圧)をいうものとする。また、「最大負荷荷重」とは、上記最大負荷能力に対応する荷重をいう。
【0009】
(2)前記第2の幅方向溝は、車両装着時外側のトレッド端に連通する、前記(1)に記載の空気入りタイヤ。
【0010】
(3)前記対を構成する前記一の第1の幅方向溝と、前記対を構成する前記一の前記第2の幅方向溝とは、タイヤ周方向に投影した際に、重なる部分を有する、前記(1)又は(2)に記載の空気入りタイヤ。
(【0011】以降は省略されています)
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