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公開番号
2025017562
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120677
出願日
2023-07-25
発明の名称
生活支援システム
出願人
公立大学法人三条市立大学
代理人
個人
主分類
A61B
5/00 20060101AFI20250130BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】極めて扱い易い実用性に優れた生活支援システムを提供する。
【解決手段】鏡面部と該鏡面部に映る鏡像に重畳するように画像を表示し得る表示部とを有する鏡面型表示装置1と、使用者の頭髪を含む顔面部若しくは口腔部を手入れ若しくは美化するための処理具3と、制御部とを含んで構成される生活支援システムであって、前記処理具3は、前記手入れ若しくは美化を行うための処理ヘッド部と、前記処理ヘッド部により処理される処理対象物を含む近接画像を撮影するカメラ部とを有し、前記制御部は、前記カメラ部で撮影された前記近接画像を取得し、前記表示部により前記鏡面部に映る前記使用者の前記鏡像に重畳して表示させるように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
鏡面部と該鏡面部に映る鏡像に重畳するように画像を表示し得る表示部とを有する鏡面型表示装置と、使用者の頭髪を含む顔面部若しくは口腔部を手入れ若しくは美化するための処理具と、制御部とを含んで構成される生活支援システムであって、
前記処理具は、前記手入れ若しくは美化を行うための処理ヘッド部と、前記処理ヘッド部により処理される処理対象物を含む近接画像を撮影するカメラ部とを有し、
前記制御部は、前記カメラ部で撮影された前記近接画像を取得し、前記表示部により前記鏡面部に映る前記使用者の前記鏡像に重畳して表示させるように構成されていることを特徴とする生活支援システム。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
請求項1記載の生活支援システムにおいて、前記鏡面型表示装置は洗面台に設けられていることを特徴とする生活支援システム。
【請求項3】
請求項1記載の生活支援システムにおいて、前記制御部は、前記カメラ部で撮影された前記近接画像中における前記処理対象物の視認性を高める視認性向上加工を行い、当該視認性向上加工を行った前記近接画像を前記表示部により表示させることを特徴とする生活支援システム。
【請求項4】
請求項3記載の生活支援システムにおいて、前記処理具には、照明部が設けられていることを特徴とする生活支援システム。
【請求項5】
請求項2記載の生活支援システムにおいて、前記制御部は、前記カメラ部で撮影された前記近接画像中における前記処理対象物の視認性を高める視認性向上加工を行い、当該視認性向上加工を行った前記近接画像を前記表示部により表示させることを特徴とする生活支援システム。
【請求項6】
請求項5記載の生活支援システムにおいて、前記処理具には、照明部が設けられていることを特徴とする生活支援システム。
【請求項7】
請求項1~6いずれか1項に記載の生活支援システムにおいて、前記処理具は髭剃具であり、前記処理対象物は髭であることを特徴とする生活支援システム。
【請求項8】
請求項7記載の生活支援システムにおいて、前記視認性向上加工には、前記近接画像を拡大する加工および前記近接画像を左右反転する加工を含むことを特徴とする生活支援システム。
【請求項9】
請求項8記載の生活支援システムにおいて、前記視認性向上加工には、前記近接画像中の前記髭を検出し、この髭を強調表示する加工を含むことを特徴とする生活支援システム。
【請求項10】
請求項1~6いずれか1項に記載の生活支援システムにおいて、前記処理具は歯ブラシであり、前記処理対象物は歯および歯肉であることを特徴とする生活支援システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生活支援システムに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電気シェーバーに髭の様子を撮影するためのカメラを設け、カメラで撮影した画像を、剃り残し判定処理を行うスマートフォン等の処理端末に送信して判定処理を行い、その結果を音声等で通知できるようにした技術が開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、歯ブラシに口腔内を撮影するカメラを設け、カメラで撮影した画像をスマートフォン等のディスプレイに送信し、ディスプレイに表示される口腔内の画像を視認しながら磨き残しなく歯磨きを行えるようにした技術が開示されている。
【0004】
また、特許文献3には、住宅内に設置された生体センサ(尿検査装置、血圧心拍センサ、体重体組織計)からの信号を用いて解析した結果(健康病気情報)を、画面に表示された画像および鏡面によって反射されて結像した利用者の鏡像を同時に見ることができる鏡面表示装置に表示することで、自分を写し出した鏡内に健康病気情報が写し出され、自身の鏡像を見るときに自然に健康病気情報を得ることができる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6444152号公報
実用新案登録第3203253号公報
特開2018-42812号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1および特許文献2の技術によれば、鏡を用いても視認し難い部分をカメラで撮影し視認し易くすることで、剃り残しや磨き残しを抑制する効果を得ることが可能ではあるが、処理端末やディスプレイを別途用意する必要がある点で厄介であり、また、別途用意した処理端末やディスプレイを用いる場合、処理端末やディスプレイのみを視認するため、例えば拡大鏡で髭を拡大して拡大画像を確認しながら髭剃りをしても(全体像を把握できず)剃り残しをなくせないのと同様、剃り残しや磨き残しを完全になくすことはできない。
【0007】
すなわち、髭剃りや歯磨きは通常洗面台等の鏡の前で行うことが多いが、例えば別途用意した処理端末やディスプレイと鏡とを併用するのは面倒であり(これまで習慣的に行っていた日常的な手入れ作業にひと手間加える必要があり)、未だ普及していないのが現状である。
【0008】
また、特許文献3の技術は、鏡面を有する表示装置の他に、生体センサを住宅の各所に設置する必要があり使い勝手が良いものではなかった。
【0009】
本発明は、顔面部若しくは口腔部を手入れ若しくは美化する際に日常的に使用される例えば洗面台の鏡部分にディスプレイとしての機能を持たせると共に、髭剃具や歯ブラシ等の処理具にカメラを設け、撮影した画像を鏡部分に使用者の鏡像に重畳して髭や口腔内の画像を表示できるようにすることで、これまでの習慣を大きく変えることなく自身の鏡像と髭や口腔内の拡大画像等を必要最小限の視線移動で視認することができ、極めて扱い易い実用性に優れた生活支援システムを提供することを目的とする。
【0010】
また、住宅の各所に一々生体センサを設置せずとも通常の生活の中で自動的に簡易的な健康診断を行うことができる使い勝手の良い生活支援システムを提供することも目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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