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公開番号2025017536
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023120627
出願日2023-07-25
発明の名称アクスルケース構造
出願人プレス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B60G 9/04 20060101AFI20250130BHJP(車両一般)
要約【課題】重量増を抑制しつつねじり剛性を高める。
【解決手段】アクスルケース構造1は、車両の車幅方向に延びるアクスルケース本体2を備える。アクスルケース本体は、中空六角形の断面形状を有する六角部7を有し、六角部は、上下に分割された上側六角部10と下側六角部11を有し、上側六角部は、下方の下底側が開放された台形の断面形状を有し、下側六角部は、上方の下底側が開放された逆台形の断面形状を有し、六角部は、上側六角部と下側六角部の突き合わせ部を固着する溶接部6Rを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の車幅方向に延びるアクスルケース本体を備え、
前記アクスルケース本体は、中空六角形の断面形状を有する六角部を有し、
前記六角部は、上下に分割された上側六角部と下側六角部を有し、
前記上側六角部は、下方の下底側が開放された台形の断面形状を有し、
前記下側六角部は、上方の下底側が開放された逆台形の断面形状を有し、
前記六角部は、前記上側六角部と前記下側六角部の突き合わせ部を固着する溶接部を有する
ことを特徴とするアクスルケース構造。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記突き合わせ部には、前記アクスルケース本体の半径方向外側に向かって開く開先部と、前記開先部の半径方向内側に隣接したルート面部とが形成される
請求項1に記載のアクスルケース構造
【請求項3】
前記アクスルケース本体の軸方向両端に接続されたスピンドルを備える
請求項1に記載のアクスルケース構造
【請求項4】
デッドアクスルを形成する
請求項1に記載のアクスルケース構造。
【請求項5】
前記上側六角部に溶接により固着されるサスペンション取付用上側ブラケットを備え、
前記上側ブラケットは、前記上側六角部に重ね合わされる上側凹部を有し、
前記上側凹部は、基準上下軸の方向に対する、前記上側六角部の前側斜面部および後側斜面部の傾斜角に等しい前後の抜き勾配を有する
請求項1に記載のアクスルケース構造
【請求項6】
前記下側六角部に溶接により固着されるサスペンション取付用下側ブラケットを備え、
前記下側ブラケットは、前記下側六角部に重ね合わされる下側凹部を有し、
前記下側凹部は、基準上下軸の方向に対する、前記下側六角部の前側斜面部および後側斜面部の傾斜角に等しい前後の抜き勾配を有する
請求項1に記載のアクスルケース構造
【請求項7】
前記車両は、シャシに対し上下方向に回動可能に取り付けられたトレーリングアームと、前記シャシと前記トレーリングアームの間に設けられたエアスプリングとを備え、
前記六角部は、前記トレーリングアームに取り付けられる
請求項1に記載のアクスルケース構造。
【請求項8】
前記車両は、トレーラである
請求項1に記載のアクスルケース構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に適用されるアクスルケース構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えばトレーラといった車両では、シャシに取り付けられたリーフスプリングにアクスルケースが取り付けられている。そしてアクスルケースには主たる荷重である上下方向の荷重(上下荷重)が付加される。アクスルケースの断面形状は、上下荷重に対し比較的高い剛性を有する中空の矩形とされるのが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-298236号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで近年、積み荷の損傷回避等の観点から、リーフスプリングに代わってエアスプリングが用いられる例が多く見られる。この場合、左右のトレーリングアームがシャシに対し上下方向に回動可能に取り付けられ、左右のエアスプリングがシャシと左右のトレーリングアームの間にそれぞれ設けられる。そして、アクスルケースが左右のトレーリングアームに取り付けられる。
【0005】
この場合、コーナリング時等にアクスルケースには比較的高いねじり荷重が付加される。このねじり荷重に対する十分な剛性(ねじり剛性)を確保するため、アクスルケースの断面形状を、ねじり荷重に対し比較的高い剛性を有する中空の円形に変更することが考えられる。
【0006】
しかし、円形断面で矩形断面と同等の、上下荷重に対する剛性(上下剛性)を確保しようとすると、肉厚が増加し、重量が増加してしまう。
【0007】
そこで本開示は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、重量増を抑制しつつねじり剛性を高めることができるアクスルケース構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一の態様によれば、
車両の車幅方向に延びるアクスルケース本体を備え、
前記アクスルケース本体は、中空六角形の断面形状を有する六角部を有し、
前記六角部は、上下に分割された上側六角部と下側六角部を有し、
前記上側六角部は、下方の下底側が開放された台形の断面形状を有し、
前記下側六角部は、上方の下底側が開放された逆台形の断面形状を有し、
前記六角部は、前記上側六角部と前記下側六角部の突き合わせ部を固着する溶接部を有する
ことを特徴とするアクスルケース構造が提供される。
【0009】
好ましくは、前記突き合わせ部には、前記アクスルケース本体の半径方向外側に向かって開く開先部と、前記開先部の半径方向内側に隣接したルート面部とが形成される。
【0010】
好ましくは、前記アクスルケース構造は、前記アクスルケース本体の軸方向両端に接続されたスピンドルを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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