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公開番号2025017264
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-05
出願番号2023120309
出願日2023-07-24
発明の名称認証装置、プログラム及び認証方法
出願人株式会社日本総合研究所
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類G06F 21/31 20130101AFI20250129BHJP(計算;計数)
要約【課題】メタバースと称される複数のユーザが共有可能又は交流可能な仮想空間において、内部で提供されるサービスの利用を希望するユーザを認証する認証装置を提供する。
【解決手段】メタバース管理システムにおいて、認証装置である管理サーバが、仮想空間の内部において第1ユーザの操作により動作する仮想的なキャラクタである第1キャラクタの動作を示す動作情報を取得し、取得した動作情報により示される第1キャラクタの動作の特徴を用いて第1ユーザを認証する、サービス提供サーバが、第1ユーザの認証処理を開始することを決定し、第1ユーザの認証処理を開始することを決定した場合に、情報管理処理を実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数のユーザが共有可能又は交流可能な仮想空間の内部で提供されるサービスの利用を希望する第1ユーザを認証するための認証装置であって、
前記仮想空間の内部において前記第1ユーザの操作により動作する仮想的なキャラクタである第1キャラクタの動作を示す動作情報を取得する動作情報取得部と、
前記動作情報取得部が取得した前記動作情報により示される前記第1キャラクタの動作の特徴を用いて前記第1ユーザを認証する認証部と、
を備える、
認証装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記認証部における前記第1ユーザの認証処理を開始することを決定する開始決定部と、
前記開始決定部が前記第1ユーザの認証処理を開始することを決定した場合に、(i)前記第1ユーザの操作に基づく前記第1キャラクタの動作を、前記第1ユーザとは異なるユーザである第2ユーザに秘匿するための処理、又は、(ii)前記第2ユーザが、前記第1ユーザの操作に基づく前記第1キャラクタの動作を認識することを困難にするための処理である、情報管理処理を実行する情報管理部と、
をさらに備える、
請求項1に記載の認証装置。
【請求項3】
前記情報管理処理は、
(i)前記第1キャラクタの周囲に、前記第1キャラクタの少なくとも一部を遮蔽可能な仮想的な物体を構築することを要求する第1要求信号、(ii)前記仮想空間の内部に構築された仮想的な空間であって、前記第2ユーザにはその内部の様子が提示されない空間である認証空間に、前記第1キャラクタの少なくとも一部を移動させることを要求する第2要求信号、(iii)前記第2ユーザに提示される前記第1キャラクタの画像の少なくとも一部を他の画像に置き換えることを要求する第3要求信号、及び、(iv)前記第1キャラクタの少なくとも一部の画像を前記第2ユーザに提示しないことを要求する第4要求信号の少なくとも1つを、(a)前記第1ユーザが前記仮想空間若しくは前記サービスを利用するために使用する情報処理装置であるユーザ端末に、又は、(b)前記仮想空間を構築及び/若しくは運用する情報処理装置である仮想空間構築装置に、送信するための手順、
を有する、
請求項2に記載の認証装置。
【請求項4】
前記情報管理処理は、前記第1要求信号、第2要求信号、第3要求信号及び/又は第4要求信号を、前記ユーザ端末に送信するための手順を有し、
前記第1要求信号、第2要求信号、第3要求信号及び第4要求信号のそれぞれは、前記ユーザ端末のコンピュータに対する命令であって、前記仮想空間構築装置にアクセスして、前記仮想空間構築装置に前記第1キャラクタの位置又は設定を変更させるための命令を含む、
請求項3に記載の認証装置。
【請求項5】
前記認証部は、
前記第1キャラクタの動作の特徴を検出する動作検出部と、
前記第1キャラクタの外観の特徴を検出する外観検出部と、
(a)前記動作検出部が検出した前記動作の特徴が、予め登録された動作の特徴に合致又は類似し、且つ、(b)前記外観検出部が検出した前記外観の特徴が、予め登録された外観の特徴に合致又は類似する場合に、前記第1ユーザが正当なユーザ又は本人であると判定する判定部と、
を有する、
請求項1に記載の認証装置。
【請求項6】
前記認証部は、
前記第1キャラクタの動作の特徴を検出する動作検出部と、
前記第1キャラクタが装着、所持及び/又は使用する仮想的な物品である仮想オブジェクトを検出するオブジェクト検出部と、
(a)前記動作検出部が検出した前記動作の特徴が、予め登録された動作の特徴に合致又は類似し、且つ、(c)前記オブジェクト検出部が検出した前記仮想オブジェクトの種類が、予め登録された仮想オブジェクトの種類に合致又は類似する場合に、前記第1ユーザが正当なユーザ又は本人であると判定する判定部と、
を有する、
請求項1に記載の認証装置。
【請求項7】
コンピュータを、請求項1から請求項6までの何れか一項に記載の認証装置として機能させるためのプログラム。
【請求項8】
コンピュータを用いて、複数のユーザが共有可能又は交流可能な仮想空間の内部で提供されるサービスの利用を希望する第1ユーザを認証するための認証方法であって、
前記コンピュータが、前記仮想空間の内部において前記第1ユーザの操作により動作する仮想的なキャラクタである第1キャラクタの動作を示す動作情報を取得する動作情報取得段階と、
前記コンピュータが、前記動作情報取得段階において取得された前記動作情報により示される前記第1キャラクタの動作の特徴を用いて前記第1ユーザを認証する認証段階と、
を有する、認証方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、認証装置、プログラム及び認証方法に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ユーザID又は端末IDと、パスワードとが紐づけられた認証情報を用いて、仮想空間を利用するユーザ又は端末を認証することが開示されている。非特許文献1には、メタバース内に仮想的なラウンジが開設されたことが開示されている。非特許文献2には、メタバース上に生体認証機能を実装させるシステムが開示されている。
(先行技術文献)
(特許文献)
(特許文献1)特許第7043567号
(非特許文献)
(非特許文献1) Bloomberg、"JPモルガンがメタバースにラウンジ開設-ダイモン氏肖像が出迎え"、[online]、[2023年3月22日検索]、インターネット、<URL: https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-02-16/R7D6BOT1UM0W01>
(非特許文献2) bp-Affairs、"次世代仮想空間の実現、生体認証によるメタバース利用に向けて"、[online]、[2023年3月22日検索]、インターネット、<https://bp-affairs.com/news/2022/07/20220729-11722.html>
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明の第1の態様においては、認証装置が提供される。上記の認証装置は、例えば、複数のユーザが共有可能又は交流可能な仮想空間の内部で提供されるサービスの利用を希望する第1ユーザを認証する。上記の認証装置は、例えば、仮想空間の内部において第1ユーザの操作により動作する仮想的なキャラクタである第1キャラクタの動作を示す動作情報を取得する動作情報取得部を備える。上記の認証装置は、例えば、動作情報取得部が取得した動作情報により示される第1キャラクタの動作の特徴を用いて第1ユーザを認証する認証部を備える。
【0004】
上記の認証装置は、認証部における第1ユーザの認証処理を開始することを決定する開始決定部を備えてよい。上記の認証装置は、開始決定部が第1ユーザの認証処理を開始することを決定した場合に、(i)第1ユーザの操作に基づく第1キャラクタの動作を、第1ユーザとは異なるユーザである第2ユーザに秘匿するための処理、又は、(ii)第2ユーザが、第1ユーザの操作に基づく第1キャラクタの動作を認識することを困難にするための処理である、情報管理処理を実行する情報管理部を備えてよい。
【0005】
上記の認証装置において、情報管理処理は、(i)第1要求信号、(ii)第2要求信号、(iii)第3要求信号及び(iv)第4要求信号の少なくとも1つを、(a)第1ユーザが仮想空間若しくはサービスを利用するために使用する情報処理装置であるユーザ端末に、又は、(b)仮想空間を構築及び/若しくは運用する情報処理装置である仮想空間構築装置に、送信するための手順を有してよい。(i)第1要求信号は、第1キャラクタの周囲に、第1キャラクタの少なくとも一部を遮蔽可能な仮想的な物体を構築することを要求する信号であってよい。(ii)第2要求信号は、仮想空間の内部に構築された仮想的な空間であって、第2ユーザにはその内部の様子が提示されない空間である認証空間に、第1キャラクタの少なくとも一部を移動させることを要求する信号であってよい。(iii)第3要求信号は、第2ユーザに提示される第1キャラクタの画像の少なくとも一部を他の画像に置き換えることを要求する信号であってよい。(iv)第4要求信号は、第1キャラクタの少なくとも一部の画像を第2ユーザに提示しないことを要求する信号であってよい。
【0006】
上記の認証装置において、情報管理処理は、第1要求信号、第2要求信号、第3要求信号及び/又は第4要求信号を、ユーザ端末に送信するための手順を有してよい。上記の認証装置において、第1要求信号、第2要求信号、第3要求信号及び第4要求信号のそれぞれは、ユーザ端末のコンピュータに対する命令であって、仮想空間構築装置にアクセスして、仮想空間構築装置に第1キャラクタの位置又は設定を変更させるための命令を含んでもよい。
【0007】
上記の認証装置において、認証部は、第1キャラクタの動作の特徴を検出する動作検出部を有してよい。認証部は、第1キャラクタの外観の特徴を検出する外観検出部を有してよい。認証部は、(a)動作検出部が検出した動作の特徴が、予め登録された動作の特徴に合致又は類似し、且つ、(b)外観検出部が検出した外観の特徴が、予め登録された外観の特徴に合致又は類似する場合に、第1ユーザが正当なユーザ又は本人であると判定する判定部を有してよい。
【0008】
上記の認証装置において、認証部は、第1キャラクタの動作の特徴を検出する動作検出部を有してよい。認証部は、第1キャラクタが装着、所持及び/又は使用する仮想的な物品である仮想オブジェクトを検出するオブジェクト検出部を有してよい。認証部は、(a)動作検出部が検出した動作の特徴が、予め登録された動作の特徴に合致又は類似し、且つ、(c)オブジェクト検出部が検出した仮想オブジェクトの種類が、予め登録された仮想オブジェクトの種類に合致又は類似する場合に、第1ユーザが正当なユーザ又は本人であると判定する判定部を有してよい。
【0009】
本発明の第2の態様においては、認証方法が提供される。上記の認証方法は、例えば、コンピュータを用いて、複数のユーザが共有可能又は交流可能な仮想空間の内部で提供されるサービスの利用を希望する第1ユーザを認証するための方法である。上記の認証方法は、例えば、コンピュータが、仮想空間の内部において第1ユーザの操作により動作する仮想的なキャラクタである第1キャラクタの動作を示す動作情報を取得する動作情報取得段階を有する。上記の認証方法は、例えば、コンピュータが、動作情報取得段階において取得された動作情報により示される第1キャラクタの動作の特徴を用いて第1ユーザを認証する認証段階を有する。
【0010】
本発明の第3の態様においては、プログラムが提供される。上記のプログラムを格納するコンピュータ可読媒体が提供されてもよい。コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体であってもよく、コンピュータ可読記録媒体であってもよい。上記のプログラムは、コンピュータを、上記の第1の態様に係る認証装置として機能させるためのプログラムであってよい。上記のプログラムは、コンピュータに、上記の第2の態様に係る認証方法を実行させるためのプログラムであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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