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公開番号2025017140
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-05
出願番号2023120045
出願日2023-07-24
発明の名称起立排出装置および起立排出方法
出願人大森機械工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65G 47/248 20060101AFI20250129BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 横倒し姿勢の物品を起立姿勢に姿勢を変更して下流工程に排出する起立排出装置および起立排出方法において、処理の高速化(サイクルタイムの短縮化)を図るとともに、姿勢を変更した後の物品の安定性を高め、物品の転倒や整列の乱れを防ぐことが可能な、起立排出装置および起立排出方法を提供する。
提供する。
【解決手段】 起立排出装置100は、揺動式受渡手段10と、揺動式受渡手段10の下流に配置される搬送手段20と、を備え、揺動式受渡手段10は、物品XA1の姿勢を横倒し姿勢から起立する方向に変化させて搬送手段20に受け渡す揺動部材11を有し、搬送手段20は、物品XA1の受入位置P3と排出位置P4の間を移動可能であり、物品XA1を傾斜姿勢で該物品XA1を支持する物品支持部27を有し、上流工程から搬送される横倒し姿勢の物品XA1を起立させて下流に受け渡す。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上流工程から搬送される横倒し姿勢の物品を起立させて下流に受け渡す起立排出装置であって、
揺動式受渡手段と、
前記揺動式受渡手段の下流に配置される搬送手段と、を備え、
前記揺動式受渡手段は、前記物品の姿勢を横倒し姿勢から起立する方向に変化させて前記搬送手段に受け渡す揺動部材を有し、
前記搬送手段は、前記物品の受入位置と排出位置の間を移動可能であり、前記物品の横倒し姿勢に対して傾斜姿勢で該物品を支持する物品支持部を有する、
ことを特徴とする起立排出装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記物品支持部は、基準面に対して鈍角をなし、該物品の上方が底部よりも受け入れ方向の前方に位置するように傾斜する支持面を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の起立排出装置。
【請求項3】
前記揺動部材は、前記物品の受け渡し時において基準面に対してそれぞれ傾斜する第一支持面および第二支持面を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の起立排出装置。
【請求項4】
前記搬送手段は、前記物品支持部が前記揺動部材に対して進退可能に構成され、前記物品の受け渡しに際し、該揺動部材に対して進出し、該物品の受け渡し後に後退する、
ことを特徴とする請求項1に記載の起立排出装置。
【請求項5】
前記搬送手段は、前記物品の一部を支持可能なフィンガーコンベアを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の起立排出装置。
【請求項6】
上流工程から横倒し姿勢で搬送される物品を、揺動式受渡手段によって受け入れ、該物品の姿勢を横倒し姿勢から起立する方向に変化させて下流の搬送手段に受け渡すステップと、
前記搬送手段において起立姿勢を超える傾斜姿勢で前記物品を受け入れ、該傾斜姿勢を維持して下流に搬送するステップと、
前記搬送手段から解放された前記物品を下流に移動させながらガイド手段を当接させて該物品を鉛直方向に起立させるステップと、を有する、
ことを特徴とする起立排出方法。
【請求項7】
前記揺動式受渡手段は、上流工程から横倒し姿勢で搬送される前記物品を、前記傾斜姿勢よりも小さい他の傾斜姿勢で受け入れる、
ことを特徴とする請求項6に記載の起立排出方法。
【請求項8】
前記揺動式受渡手段が前記物品を前記搬送手段に受け渡す際、該搬送手段の一部が該揺動式受渡手段に対して進出し、該物品の受け渡し後に後退する、
ことを特徴とする請求項6に記載の起立排出方法。
【請求項9】
前記搬送手段は、前記物品支持部が前記揺動部材に対して進退可能に構成され、前記物品の受け渡しに際し、該揺動部材に対して後退する、
ことを特徴とする請求項1に記載の起立排出装置。
【請求項10】
前記揺動式受渡手段が前記物品を前記搬送手段に受け渡す際、該搬送手段の一部を該揺動式受渡手段に対して後退させる、
ことを特徴とする請求項6に記載の起立排出方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、横倒しで搬送される物品を起立状態で排出する起立排出装置および起立排出方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、横倒しで搬送される物品を起立状態で排出する起立排出装置として、横倒し状態の物品(容器)をホルダに押送し、ホルダを90度回転させて起立状態とした後、ホルダ内の容器をロボットにより取り出す装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、物品(果菜)を収容可能なトレーが無端搬送体に間隔をあけて多数取付けられ、搬送中のトレーを傾斜させることにより、トレー内の果菜を横倒し状態から起立状態とした後、トレーの蓋(底部)を開放して内部の果菜を自由落下させて果菜包装装置に供給する装置も知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-310321号公報
特開2000-44045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、例えば特許文献1に記載の装置の場合、ロボットによりホルダから容器が抜き取られるまで、ホルダを物品の受け入れ位置に戻すことができず、処理の高速化(サイクルタイムの短縮化)が進まない問題があった。
【0006】
また、特許文献2に記載の装置のように、物品を起立状態で自由落下させて下流工程に供給(排出)する構成の場合、トレー(またはバケットなど)を高速で移動させると、物品の落下状態(起立状態に姿勢を変更した後の物品の状態)が不安定となる。特に、起立状態で排出した後更に整列させて下流の工程に搬送する必要がある場合などには、物品の落下状態が不安定になると、落下時の慣性力により、姿勢変更後の物品の転倒や整列の乱れなどが生じてしまう。
【0007】
また、例えば液体を収容する容器などを横倒し状態で搬送し、自由落下により起立状態とするような起立排出装置の場合、内容物である液体の量や粘性の違い等により落下時に物品が受ける慣性力もばらつく。つまり一つの起立排出装置で汎用的に複数の物品を扱おうとすると、物品の落下状態が更に不安定となり、結果、物品の転倒や整列の乱れなどが生じる可能性がより高まる問題がある。
【0008】
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、横倒し状態の物品を起立状態に姿勢を変更して下流工程に排出する起立排出装置および起立排出方法において、処理の高速化(サイクルタイムの短縮化)を図るとともに、姿勢を変更した後の物品の安定性を高め、物品の転倒や整列の乱れを防ぐことが可能な、起立排出装置および起立排出方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上流工程から搬送される横倒し姿勢の物品を起立させて下流に受け渡す起立排出装置であって、揺動式受渡手段と、前記揺動式受渡手段の下流に配置される搬送手段と、を備え、前記揺動式受渡手段は、前記物品の姿勢を横倒し姿勢から起立する方向に変化させて前記搬送手段に受け渡す揺動部材を有し、前記搬送手段は、前記物品の受入位置と排出位置の間を移動可能であり、前記物品の横倒し姿勢に対して傾斜姿勢で該物品を支持する物品支持部を有する、ことを特徴とする起立排出装置に係るものである。
【0010】
また、本発明は、上流工程から横倒し姿勢で搬送される物品を、揺動式受渡手段によって受け入れ、該物品の姿勢を横倒し姿勢から起立する方向に変化させて下流の搬送手段に受け渡すステップと、前記搬送手段において起立姿勢を超える傾斜姿勢で前記物品を受け入れ、該傾斜姿勢を維持して下流に搬送するステップと、前記搬送手段から解放された前記物品を下流に移動させながらガイド手段を当接させて該物品を鉛直方向に起立させるステップと、を有する、ことを特徴とする起立排出方法に係るものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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