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公開番号
2025017124
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023120024
出願日
2023-07-24
発明の名称
データ管理システムおよび方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人ウィルフォート国際特許事務所
主分類
G06F
16/215 20190101AFI20250129BHJP(計算;計数)
要約
【課題】データがアプリケーションを適切に実行できるものか否かの推定を可能にする。
【解決手段】データ管理システムにおいて、記憶装置は、データベースの形式を示すオントロジーデータベース形式情報と、分析対象から取得された取得済データと、分析対象から取得されるデータが記録されたデータベースを入力として分析を行い分析結果を出力する分析アプリケーションと、を記憶する。処理装置は、取得済データの形式とオントロジーデータベース形式情報に示された形式とを対比し、オントロジーデータベース形式情報に示された形式に取得済データを当て嵌めた仮設データベースを生成し、仮設データベースを入力として分析アプリケーションを実行して、分析アプリケーションの実行の状態および/または結果を含む検証結果を取得し、検証結果に基づいて仮設データベースが分析アプリケーションにどれほど適合しているか推定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
分析対象から取得されるデータを管理するデータ管理システムであって、
記憶装置と、処理装置とを有し、
前記記憶装置は、予め定められたデータベースの形式を示すオントロジーデータベース形式情報と、前記分析対象から取得された取得済データと、前記分析対象から取得されるデータが記録されたデータベースを入力として分析を行い分析結果を出力する分析アプリケーションと、を記憶し、
前記処理装置は、
前記取得済データの形式と前記オントロジーデータベース形式情報に示された形式とを対比し、前記オントロジーデータベース形式情報に示された形式に前記取得済データを当て嵌めた仮設データベースを生成し、
前記仮設データベースを入力として前記分析アプリケーションを実行して、前記分析アプリケーションの実行の状態および/または結果を含む検証結果を取得し、
前記検証結果に基づいて前記仮設データベースが前記分析アプリケーションにどれほど適合しているか推定する、
データ管理システム。
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【請求項2】
前記処理装置は、
前記オントロジーデータベース形式情報に示されたデータベースのデータ構造、前記データベースのデータベース名、前記データベースを構成するカラムのカラム名、前記カラムの取りうる値の性質の少なくとも1つに該当する前記取得済データの部分をデータ特徴該当部分とし、前記データ特徴該当部分を、前記オントロジーデータベース形式情報の形式に当て嵌めることにより、前記仮設データベースを生成する、
請求項1に記載のデータ管理システム。
【請求項3】
前記処理装置は、
前記データ特徴該当部分が、前記分析アプリケーションの入力として予め想定される範囲内の値であれば、当該データ特徴該当部分を前記仮設データベースに用いる、
請求項2に記載のデータ管理システム。
【請求項4】
前記処理装置は、
複数の異なる仮設データベースを生成し、
複数の前記仮設データベースのそれぞれの検証結果を取得し、
複数の前記検証結果に基づいて、前記複数の仮設データベースを順位付けし、
前記仮設データベースの順位を表示する、
請求項1に記載のデータ管理システム。
【請求項5】
前記処理装置は、
前記分析アプリケーションが正常に動作したか否かの動作正常性と、前記分析アプリケーションから出力されたデータが予め定められた正常範囲内か否かの出力値正常性と、前記分析アプリケーションが正常に動作しなかったあるいは前記分析アプリケーションから出力されたデータが前記正常範囲外であった場合にその原因が前記取得済データの値の桁数が不足していたことであるか否かの桁数不足性と、前記分析アプリケーションが正常に動作しなかったあるいは前記分析アプリケーションから出力されたデータが前記正常範囲外であった場合にその原因が前記取得済データの個数が不足していたことであるか否かのデータ数不足性と、前記分析アプリケーションが正常に動作しなかったあるいは前記分析アプリケーションから出力されたデータが前記正常範囲外であった場合にその原因が前記取得済データの項目が不足していたことであるか否かの項目不足性と、を前記検証結果として取得し、
前記検証結果に基づいて前記複数の仮設データベースを順位付けする、
請求項4に記載のデータ管理システム。
【請求項6】
前記処理装置は、
前記分析アプリケーションが正常に動作し、かつ、前記分析アプリケーションから出力されたデータが前記正常範囲内であったら順位を1位とし、
前記分析アプリケーションが正常に動作しなかったあるいは前記分析アプリケーションから出力されたデータが前記正常範囲外でありその原因がデータ数不足であったら順位を2位とし、
前記分析アプリケーションが正常に動作しなかったあるいは前記分析アプリケーションから出力されたデータが前記正常範囲外でありその原因が項目不足であったら順位を3位とする、
請求項5に記載のデータ管理システム。
【請求項7】
前記記憶装置は、前記分析対象から取得されるデータが記録されたデータベースを入力として分析を行い分析結果を出力するアプリケーションであり前記分析アプリケーションと異なる第2分析アプリケーションを更に記憶し、
前記処理装置は、
更に、前記仮設データベースを入力として前記第2分析アプリケーションを実行させ、前記第2分析アプリケーションの実行の状態および/または結果を含む第2検証結果を取得し、
前記分析アプリケーションで得られた前記検証結果により同じ順位となる仮設データベースを、前記第2検証結果に基づいて更に順位付けする、
請求項6に記載のデータ管理システム。
【請求項8】
前記記憶装置は、前記分析アプリケーションが過去に正常に実行されたときに出力された分析結果を更に記憶しており、
前記処理装置は、
前記仮設データベースを入力として前記分析アプリケーションを実行して取得される分析結果と、前記記憶装置に記憶されている分析結果との相関値を算出し、
前記分析アプリケーションで得られた前記検証結果により同じ順位となる仮設データベースを、前記相関値に基づいて更に順位付けする、
請求項6に記載のデータ管理システム。
【請求項9】
前記処理装置は、
所定順位以上の仮設データベースについて、当該仮設データベースにおいて前記取得済データからの値が入力されていない空欄部分を特定し、
前記仮設データベースおよび前記空欄部分を提示する、
請求項4に記載のデータ管理システム。
【請求項10】
前記処理装置は、
前記オントロジーデータベース形式情報に示されたデータベースのデータ構造、前記データベースのデータベース名、前記データベースを構成するカラムのカラム名、前記カラムの取りうる値の性質の少なくとも1つであるデータ特徴と、前記取得済データのデータ特徴とを比較し、差異を提示する、
請求項9に記載のデータ管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、データを管理する技術に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ロボットを用いて製品を生産する製造事業においては様々な工程から様々なデータが発生する。例えば、製造設備設計の工程では、作業指示書、搬送ルート情報、設備構成情報、設備制御プログラム、設備制御パラメータなどのデータが作成される。生産計画の工程では、製造指示情報、製造スケジュール情報、搬送指示情報、製造スケジュールなどのデータが作成される。生産の工程では、生産進捗情報、作業時間情報、実行作業者情報、実行設備情報、設備内のセンサ計測値データなどの実績のデータが発生する。分析の工程では、遅延の時間、頻度、および要因を含む遅延情報、設備停止の時間、頻度、要因を含む設備停止情報、帰り率情報、製品-設備相関情報などのデータが発生する。データを分析して生産効率の改善やGX(グリーントランスフォーメーション)への対応などを支援する既存のアプリケーション(以下「分析アプリケーション」ともいう)は存在する。しかしながら、様々な工程で取得されるデータは、データのタイプや形式が不統一であり、分析アプリケーションが適切に実行できない場合が多い。これに関連して、特許文献1には、データテーブルのタイプを推定する手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-35332号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された手法は、データがどのようなタイプか推定することはできるが、そのデータがアプリケーションを適切に実行できるものであるか否かを推定することはできない。
【0005】
本開示に含まれるひとつの目的は、データがアプリケーションを適切に実行できるものか否かを推定する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に含まれるひとつの態様によるデータ管理システムは、分析対象から取得されるデータを管理するデータ管理システムであって、記憶装置と、処理装置とを有する。前記記憶装置は、予め定められたデータベースの形式を示すオントロジーデータベース形式情報と、前記分析対象から取得された取得済データと、前記分析対象から取得されるデータが記録されたデータベースを入力として分析を行い分析結果を出力する分析アプリケーションと、を記憶する。前記処理装置は、前記取得済データの形式と前記オントロジーデータベース形式情報に示された形式とを対比し、前記オントロジーデータベース形式情報に示された形式に前記取得済データを当て嵌めた仮設データベースを生成し、前記仮設データベースを入力として前記分析アプリケーションを実行して、前記分析アプリケーションの実行の状態および/または結果を含む検証結果を取得し、前記検証結果に基づいて前記仮設データベースが前記分析アプリケーションにどれほど適合しているか推定する。
【0007】
本開示に含まれるひとつの態様によるデータ管理方法は、記憶装置と処理装置とを有するデータ管理システムによる、分析対象から取得されるデータを管理するデータ管理方法であって、前記記憶装置は、予め定められたデータベースの形式を示すオントロジーデータベース形式情報と、前記分析対象から取得された取得済データと、前記分析対象から取得されるデータが記録されたデータベースを入力として分析を行い分析結果を出力する分析アプリケーションと、を記憶しており、前記処理装置が、前記取得済データの形式と前記オントロジーデータベース形式情報に示された形式とを対比し、前記オントロジーデータベース形式情報に示された形式に前記取得済データを当て嵌めた仮設データベースを生成し、前記仮設データベースを入力として前記分析アプリケーションを実行して、前記分析アプリケーションの実行の状態および/または結果を含む検証結果を取得し、前記検証結果に基づいて前記仮設データベースが前記分析アプリケーションにどれほど適合しているか推定する。
【発明の効果】
【0008】
本開示に含まれるひとつの態様によれば、データがアプリケーションを適切に実行できるものか否かの推定が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
データ管理システムと分析対象と分析アプリとの関係性を例示する概念図である。
データ管理システムの構成例を示す概念図である。
データ管理システムのハードウェア構成を例示する概念図である。
データ管理システムによる処理例を示すフローチャートである。
顧客データベースに記憶されているデータのフォーマットを例示する概念図である。
オントロジーデータベースの構造例を示す概念図である。
オントロジーデータベースの階層を示す概念図である。
設計モデルデータベースのフォーマットを例示する概念図である。
計画モデルデータベースのフォーマットを例示する概念図である。
実績モデルデータベースのフォーマットを例示する概念図である。
残項目の提示例を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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