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公開番号
2025016879
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023119649
出願日
2023-07-24
発明の名称
乗物用テーブル装置
出願人
株式会社ニフコ
代理人
個人
主分類
B60N
3/00 20060101AFI20250129BHJP(車両一般)
要約
【課題】ホルダ部に物品を保持しながらテーブル面積を拡張可能にしたり、重合態様に切り換えることもできるようにして、また、ホルダ部を深い穴に形成容易にして利用者の利便性を向上する。
【解決手段】取付相手側に取り付けられるテーブル本体部1Aと、テーブル本体部に受け止められてテーブル本体部と重なる重合態様から動いてずれた拡張態様に可変されるテーブル拡張部1Bとで構成される乗物用テーブル装置であって、テーブル本体部1A及びテーブル拡張部1Bの重なった箇所に連続して設けられて物品を入れて保持するホルダ部3を有している。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
取付相手側に取り付けられるテーブル本体部と、前記テーブル本体部に受け止められてテーブル本体部と重なる重合態様から動いてずれた拡張態様に可変されるテーブル拡張部とで構成される乗物用テーブル装置であって、
前記テーブル本体部及び前記テーブル拡張部の重なった箇所に連続して設けられて物品を入れて保持するホルダ部を有しているとを特徴とする乗物用テーブル装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記テーブル拡張部が前記テーブル本体に対し回動可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用テーブル装置。
【請求項3】
前記ホルダ部が前記テーブル本体に対し前記テーブル拡張部を回動する際の枢軸を兼ねていることを特徴とする請求項2に記載の乗物用テーブル装置。
【請求項4】
前記テーブル拡張部を前記テーブル本体部に対し任意の角度に保持する角度調整部を有していることを特徴とする請求項2又は3に記載の乗物用テーブル装置。
【請求項5】
前記ホルダ部が前記テーブル本体部及び前記テーブル拡張部と異なる部材で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用テーブル装置。
【請求項6】
前記テーブル本体部を前記取付相手に取り付けた状態で軸支部を支点として略水平となる使用状態と折り畳んだ収納状態に切換可能にする開閉機構部を有していることを特徴とする請求項1に記載の乗物用テーブル装置。
【請求項7】
前記開閉機構部は、前記取付相手に固定されるブラケットに対し軸部材により回動可能に枢支されて前記テーブル本体部を載置可能な支持板と、前記支持板に設けられて前記テーブル本体部側の被係合部と係合して前記テーブル本体と連結態様となり、係合解除して前記支持板と分離態様となる係合部を有していることを特徴とする請求項6に記載の乗物用テーブル装置。
【請求項8】
前記開閉機構部は、前記取付相手に微動可能に配置されるブラケットに対し軸部材により回動可能に枢支されて前記テーブル本体部を載置可能な支持板と、前記ブラケットに設けられて前記取付相手側の被係合部と係合して前記取付相手と連結態様となり、係合解除して前記取付相手と分離態様となる係合部とを有していることを特徴とする請求項6に記載の乗物用テーブル装置。
【請求項9】
前記テーブル本体部と前記テーブル拡張部は、裏面側に倒れた転倒状態及び裏面側に突出される起立状態に切換可能であると共に長さの異なる脚部材を有し、前記支持板又は前記取付相手と分離態様で前記テーブル拡張部を拡張すると共に起立状態にした前記長さの異なる脚部材により略水平に支持されることを特徴とする請求項7又は8に記載の乗物用テーブル装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等に装備されるテーブル装置に関し、特に物品保持用のホルダ部を有していると共にテーブル本体部をテーブル拡張部により拡張可能にした乗物用テーブル装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
図20は特許文献1に開示の乗物用テーブル装置を示している。このテーブル装置は、取付相手である座席100のシートクッション102のアームレスト103側に配置されるテーブル本体部(リンク)20と、テーブル本体部20に受け止められてテーブル本体部と重なる(a)の重合態様から動いてずれた(b)の拡張態様に可変されるテーブル拡張部(テーブル)10とで構成されている。テーブル本体部20は、座席100の右側方箇所に設けられた前後方向へスライド可能な移動体2に対し高さ方向に延びる第1回転軸21により回動可能に連結されている。テーブル拡張部10は、先端側に設けられた物品保持用のホルダ部を有していると共に、テーブル本体部20に対し第2回転軸22により回動可能に連結されている。
【0003】
また、テーブル本体20とテーブル拡張部10は、高さ方向に対向する両面部のうち、一方が第2回転軸22周りに高さ方向に傾斜する不図示の傾斜凹面23とされ、他方が傾斜凹面23に上から突き当たる不図示の突出部11とされる。そして、この構造では、テーブル拡張部10がテーブル本体20に対し第2回転軸22周りの展開方向の回転により、突出部11が傾斜凹面23上を落ち込む側に摺動してテーブル本体部とテーブル拡張部との両面間の段差が縮められる。テーブル拡張部10がテーブル本体20に対し第2回転軸22周り格納方向の回転により、突出部11が傾斜凹面23を上る側に摺動してテーブル本体部とテーブル拡張部とが高さ方向に重ねられる。つまり、両板間の段差が縮められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-17097号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1の構造では、まず、物品保持用のホルダ部がテーブル拡張部の一側部に穴状に設けられているため穴の深さが浅く、テーブル本体部とテーブル拡張部が重なった図20(a)の重合態様及び同図(b)の拡張態様共に容器類を安定保持できない。また、ホルダ部の穴は、深さが浅いことからホルダ部の穴内に入れた容器類を受け止める部材を設け難く、保持可能な物品に制約される。
【0006】
そこで、本発明の目的は、以上のような背景に鑑みて工夫されたものであり、特に、ホルダ部を深い穴に形成可能にして利用者の利便性や使い勝手を向上すると共に、ホルダ部に物品を安定に保持しながらテーブル面積を拡張態様にしたり、逆に重合態様に切り換えることもできるようにすることにある。他の目的は以下の内容説明の中で明らかにする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため本発明は、図面に例示される如く、取付相手(4)側に取り付けられるテーブル本体部(1A)と、前記テーブル本体部に受け止められてテーブル本体部と重なる重合態様から動いてずれた拡張態様に可変されるテーブル拡張部(1B)とで構成される乗物用テーブル装置であって、前記テーブル本体部及び前記テーブル拡張部の重なった箇所に連続して設けられて物品を入れて保持するホルダ部(3)を有していることを特徴としているものである。
【0008】
なお、本発明において、取付相手としては形態例のごとく座席のシートバック背面、シートクッション側面(特開2020-66343号公報)、コンソールボックス側面(特開2000-185584号公報)、特許文献1のごとくアームレスト、車室内壁の何れかである。また、名称は、テーブル本体部を下テーブルと称し、テーブル拡張部を上テーブルと称して差し支えない。
【0009】
以上の本発明は、請求項2から9のごとく具体化されることがより好ましい。
(ア)、前記テーブル拡張部(1B)が前記テーブル本体(1A)に対し回動可能に設けられている構成である(請求項2)。
(イ)、前記ホルダ部(3)が前記テーブル本体(1A)に対し前記テーブル拡張部(1B)を回動する際の枢軸を兼ねている構成である(請求項3)。
【0010】
(ウ)、前記テーブル拡張部(1B)を前記テーブル本体部(1A)に対し任意の角度に保持する角度調整部(35,31e)を有している構成である(請求項4)。
(エ)、前記ホルダ部(3)が前記テーブル本体部及び前記テーブル拡張部と異なる部材で形成されている構成である(請求項5)。
(【0011】以降は省略されています)
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