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公開番号2025002132
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023102076
出願日2023-06-21
発明の名称センサ装置及び監視システム
出願人株式会社ニフコ
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G01G 3/02 20060101AFI20241226BHJP(測定;試験)
要約【課題】測定対象物の情報を遠隔にて確認することが可能な技術を提供する。
【解決手段】センサ装置は、含有水分量が変化する測定対象物が吊り下げられるばね部材が縮むと姿勢を変化させる移動体と、前記移動体の姿勢変化状態を検知して検知情報を発信するセンサと、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
含有水分量が変化する測定対象物が吊り下げられるばね部材が縮むと姿勢を変化させる移動体と、
前記移動体の姿勢変化状態を検知して検知情報を発信するセンサと、
を備えるセンサ装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記移動体は、一端部が前記ばね部材の吊り元側に傾倒可能に支持され、他端部がばね部材の吊り先側に回動可能に連結されたアームに傾倒可能に支持されており、
前記センサは、前記移動体に固定され、前記移動体の傾き情報を発信する、請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項3】
前記ばね部材は、巻きばねと、前記巻きばねを収納するケースとを備え、
前記移動体の一端部は、前記ケースの上端部に回動可能に支持されている、請求項2に記載のセンサ装置。
【請求項4】
前記センサは、明るさを検知して照度情報を発信する機能を有する、請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項5】
前記センサは、温度及び湿度を検知して温湿度情報を発信する機能を有する、請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項6】
含有水分量が変化する測定対象物が吊り下げられるばね部材と、
前記ばね部材が縮むと姿勢を変化させる移動体と、
前記移動体の姿勢変化状態を検知して検知情報を発信するセンサと、
を備えるセンサ装置。
【請求項7】
請求項1~請求項6のいずれか1項に記載のセンサ装置と、
前記センサ装置のセンサから発信された情報を通信ネットワーク経由で受信し、受信した情報を通信ネットワーク上で閲覧可能にする閲覧手段と、
を備える監視システム。
【請求項8】
前記閲覧手段は、前記センサ装置から発信される情報に前記移動体の傾き情報が含まれる場合、前記傾き情報を前記測定対象物の重量に変換して閲覧可能にする、請求項7に記載の監視システム。
【請求項9】
前記閲覧手段は、所定時間内に前記傾き情報から変換された前記測定対象物の重量が予め定めた範囲を超えて変化した場合、急激な重量変化があったことを通信ネットワーク経由で外部端末に通知する、請求項8に記載の監視システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、センサ装置及び監視システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ばね秤を用いて測定対象物としての青果類の重量を測定し、初期重量からの変化によって青果類の含有水分量を管理する技術について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-250686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に開示の技術では、青果類の含有水分量を管理するために、定期的に現地に行ってばね秤の目盛りを確認する必要があり、手間とコストがかかる。
【0005】
本開示は上記事実を考慮し、測定対象物の情報を遠隔にて確認することが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1態様のセンサ装置は、含有水分量が変化する測定対象物が吊り下げられるばね部材が縮むと姿勢を変化させる移動体と、前記移動体の姿勢変化状態を検知して検知情報を発信するセンサと、を備える。
【0007】
第1態様のセンサ装置では、測定対象物が乾燥して含有水分量が減少すると、測定対象物が軽くなり、測定対象物を吊下しているばね部材が縮む。ばね部材が縮むと移動体が姿勢を変化させ、センサが移動体の姿勢変化状態を検知して検知情報を発信する。この発信された検知情報を受信することで、測定対象物の状態(一例として、測定対象物の重量や含有水分量)を遠隔にて確認することが可能になる。これにより、測定対象物の状態を定期的に現地に行って確認する必要がなくなり、手間とコストを削減することができる。
【0008】
本開示の第2態様のセンサ装置は、第1態様のセンサ装置において、前記移動体は、一端部が前記ばね部材の吊り元側に傾倒可能に支持され、他端部がばね部材の吊り先側に回動可能に連結されたアームに傾倒可能に支持されており、前記センサは、前記移動体に取り付けられ、前記検知情報として前記移動体の傾き情報を発信する。
【0009】
第2態様のセンサ装置では、センサが取り付けられる移動体の一端部がばね部材の吊り元側に傾倒可能に支持され、移動体の他端部がばね部材の吊り先側に回動可能に連結されたアームに傾倒可能に支持されることから、ばね部材の伸縮にともなう移動体の姿勢変化を安定させられる。これにより移動体に取り付けられるセンサから発信される検知情報としての傾き情報の精度が高まる。
【0010】
本開示の第3態様のセンサ装置は、第2態様のセンサ装置において、前記ばね部材は、巻きばねと、前記巻きばねを収納するケースとを備え、前記移動体の一端部は前記ケースの上端部に回動可能に支持されている。
(【0011】以降は省略されています)

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