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公開番号2025014206
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023116543
出願日2023-07-18
発明の名称温度分布推定装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類G01K 3/00 20060101AFI20250123BHJP(測定;試験)
要約【課題】対象物の温度分布を推定することが可能な温度分布推定装置を提供する。
【解決手段】温度分布推定装置1は、シリンダブロックおよびシリンダヘッドの温度分布を推定するものであり、入力データ1aに基づいて、シリンダブロックおよびシリンダヘッドの最大温度および最小温度を推定する重回帰推論部11と、シリンダブロックおよびシリンダヘッドの多数の温度分布画像を用いて学習され、シリンダブロックおよびシリンダヘッドの温度分布の正規化された値を出力可能なDNN推論部12と、重回帰推論部11の出力とDNN推論部12の出力とに基づいて、シリンダブロックおよびシリンダヘッドの温度分布を算出する温度分布算出部13とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
対象物の温度分布を推定する温度分布推定装置であって、
入力データに基づいて、前記対象物の最大温度および最小温度を推定する統計推論部と、
前記対象物の多数の温度分布画像を用いて学習され、前記対象物の温度分布の正規化された値を出力可能な学習推論部と、
前記統計推論部の出力と前記学習推論部の出力とに基づいて、前記対象物の温度分布を算出する温度分布算出部とを備えることを特徴とする温度分布推定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、温度分布推定装置に関する。
続きを表示（約 980 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、車両に適用される制御装置が知られている（たとえば、特許文献１参照）。
【０００３】
特許文献１の制御装置は、ニューラルネットワークを用いて排気中のＮＯｘ量を推定して、そのＮＯｘ量の推定値に基づいてユリア噴射制御を行うように構成されている。すなわち、排気中のＮＯｘ量を推定するバーチャルセンサが、ニューラルネットワークを用いて構築されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１２－７５９３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ここで、対象物の温度分布を推定することが望まれている。すなわち、対象物の多点の温度を推定するバーチャルセンサが望まれている。
【０００６】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、対象物の温度分布を推定することが可能な温度分布推定装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明による温度分布推定装置は、対象物の温度分布を推定するものであり、入力データに基づいて、対象物の最大温度および最小温度を推定する統計推論部と、対象物の多数の温度分布画像を用いて学習され、対象物の温度分布の正規化された値を出力可能な学習推論部と、統計推論部の出力と学習推論部の出力とに基づいて、対象物の温度分布を算出する温度分布算出部とを備える。
【０００８】
このように構成することによって、統計分析手法により対象物の最大温度および最小温度が推定され、機械学習手法により対象物の温度分布の正規化された値が出力される。そして、温度分布算出部により、対象物の最大温度および最小温度を用いて正規化された値が温度に戻される。
【発明の効果】
【０００９】
本発明の温度分布推定装置によれば、対象物の温度分布を推定することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本実施形態の温度分布推定装置を説明するための機能ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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