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公開番号2025014543
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117185
出願日2023-07-19
発明の名称超音波流量計
出願人アズビル株式会社
代理人弁理士法人山王内外特許事務所
主分類G01F 1/66 20220101AFI20250123BHJP(測定;試験)
要約【課題】従来に対し、W形状の超音波パス経路で伝播した超音波への影響を抑制可能とする。
【解決手段】配管101における上流側に取り付けられた第1の超音波送受信器102-1と、配管101における下流側に取り付けられた第2の超音波送受信器102-2と、配管101における第1の超音波送受信器102-1および第2の超音波送受信器102-2と対向する内壁に設けられた反射用構造部103aとを備え、第1の超音波送受信器102-1および第2の超音波送受信器102-2は、配管101内において、W形状の超音波パス経路を形成し、反射用構造部103aは、配管101内において、V形状の超音波パス経路を伝播する超音波を遮断する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
配管における上流側に取り付けられた第1の超音波送受信器と、
前記配管における下流側に取り付けられた第2の超音波送受信器と、
前記配管における前記第1の超音波送受信器および前記第2の超音波送受信器と対向する内壁に設けられた反射用構造部とを備え、
前記第1の超音波送受信器および前記第2の超音波送受信器は、前記配管内において、W形状の超音波パス経路を形成し、
前記反射用構造部は、前記配管内において、V形状の超音波パス経路を伝播する超音波を遮断する
ことを特徴とする超音波流量計。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記反射用構造部は、
前記配管内におけるV形状の超音波パス経路に対して直角の平面を有し、
幅が、前記配管におけるW形状の超音波パス経路を伝播する超音波幅には干渉せず、前記配管におけるV形状の超音波パス経路を伝播する超音波幅を遮断する幅に設計され、
高さが、前記配管におけるV形状の超音波パス経路を伝播する超音波幅を遮断する高さに設計された
ことを特徴とする請求項1記載の超音波流量計。
【請求項3】
前記反射用構造部は、前記配管における内壁から突出した突起部である
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の超音波流量計。
【請求項4】
前記反射用構造部は、前記突起部が複数設けられた
ことを特徴とする請求項3記載の超音波流量計。
【請求項5】
前記反射用構造部は、前記配管における内壁に形成された複数の溝部である
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の超音波流量計。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、超音波を用いて計測対象である流体の流量を計測する超音波流量計に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、超音波を用いて計測対象である流体の流量を計測する超音波流量計が知られている。この超音波流量計において、配管内において、超音波が3回反射を行うW形状の超音波パス経路が形成された超音波流量計が知られている。
このW形状の超音波パスが形成された超音波流量計では、W形状の超音波パス経路を伝播する超音波以外に、超音波が1回反射を行うV形状の超音波パス経路を伝播する超音波が伝達されることが知られている。
このV形状の超音波パス経路を伝播する超音波を抑制する方法として、例えば特許文献1,2に開示された方法が提案されている。
【0003】
特許文献1に開示された方法では、V形状の超音波パス経路を伝播する超音波であるノイズ信号を減少または除去するために、V形状の超音波パス経路の反射面に段差構造を設け、段差の低い部分で反射した超音波と段差の高い部分で反射した超音波とで消滅干渉させている。
【0004】
また、特許文献2に開示された方法では、超音波送受信器がW形状の超音波パス経路の幾何学的な配置に対し、オフセットされて配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第2944206号
特許第2974770号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、段差の高い部分で反射した超音波の初めの部分は、段差の低い部分で反射した超音波より先に進む。そのため、この方法では、消滅干渉させることができずに超音波送受信器に到達してしまう超音波が存在し、W形状の超音波パス経路で伝播した超音波に影響を及ぼす可能性がある。
【0007】
また、特許文献2に開示された方法では、減少してはいるが、V形状の超音波パス経路の超音波が超音波送受信器に到達してしまう。そのため、この方法では、W形状の超音波パス経路で伝播した超音波に影響を及ぼす可能性がある。
【0008】
このように、従来方法では、V形状の超音波パス経路で伝播した超音波を完全に除去することはできず、少なからずW形状の超音波パス経路で伝播した超音波に影響を及ぼす可能性がある。
【0009】
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、従来に対し、W形状の超音波パス経路で伝播した超音波への影響を抑制可能となる超音波流量計を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示に係る超音波流量計は、配管における上流側に取り付けられた第1の超音波送受信器と、配管における下流側に取り付けられた第2の超音波送受信器と、配管における第1の超音波送受信器および第2の超音波送受信器と対向する内壁に設けられた反射用構造部とを備え、第1の超音波送受信器および第2の超音波送受信器は、配管内において、W形状の超音波パス経路を形成し、反射用構造部は、配管内において、V形状の超音波パス経路を伝播する超音波を遮断することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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