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公開番号2025067249
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177067
出願日2023-10-12
発明の名称電流検出装置
出願人株式会社豊田自動織機
代理人個人,個人
主分類G01R 15/00 20060101AFI20250417BHJP(測定;試験)
要約【課題】デコード装置がコードを読み取りにくくなることを抑制すること。
【解決手段】電流検出装置は、バッテリに直列接続される電流検出用抵抗器と、電流検出用抵抗器に接続される接続部材と、電流検出用抵抗器を実測して得られた抵抗値をデコード装置により読み取り可能なコードで表示したコード表示部92と、を備える。コード表示部92は、接続部材に設けられる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
電流検出対象物に直列接続される電流検出用抵抗器と、
前記電流検出用抵抗器に接続される接続部材と、
前記電流検出用抵抗器を実測して得られた抵抗値をデコード装置により読み取り可能なコードで表示したコード表示部と、を備え、
前記コード表示部は、前記接続部材に設けられる、電流検出装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記接続部材は、
前記電流検出用抵抗器に接続されるハーネスと、
前記ハーネスが接続される中継コネクタと、
前記ハーネスの揺動を抑制するクランプ部材と、を含み、
前記コード表示部は、前記ハーネス、前記中継コネクタ、及び前記クランプ部材の少なくとも1つに設けられる、請求項1に記載の電流検出装置。
【請求項3】
前記コード表示部は、前記電流検出用抵抗器の製造地、製造日、及びロットナンバーの少なくとも1つを前記コードで表示している、請求項1又は請求項2に記載の電流検出装置。
【請求項4】
前記電流検出装置は、前記抵抗値を数字で表示した抵抗表示部を備え、
前記抵抗表示部は、前記接続部材に設けられる、請求項1又は請求項2に記載の電流検出装置。
【請求項5】
前記電流検出用抵抗器は、
前記電流検出対象物に電気的に接続される2つの電極と、
前記2つの電極の間に設けられた抵抗体と、
前記2つの電極のそれぞれに設けられる接続部であって前記電流検出用抵抗器に加わる電圧を前記電流検出用抵抗器に流れる電流に変換する変換装置に電気的に接続される接続部と、を備え、
前記2つの電極のそれぞれは、リベットが挿入される孔を備え、
前記接続部は、前記孔の内面であり、
前記抵抗値は、前記孔のそれぞれに挿入された前記リベット間の抵抗値である、請求項1又は請求項2に記載の電流検出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電流検出装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
電流検出用抵抗器を用いて電流検出対象物に流れる電流を検出する場合、電流検出用抵抗器の抵抗値と、電流検出用抵抗器に加わる電圧と、を用いる。電流検出用抵抗器の抵抗値は、公差の範囲内でばらつく。このばらつきによって、検出される電流に誤差が生じる。
【0003】
特許文献1に開示の電流検出用抵抗器は、抵抗値をコード化したコード表示部を備える。デコード装置によってコード化された抵抗値を読み取ることで、ユーザは電流検出用抵抗器の抵抗値を認識することができる。電流検出用抵抗器毎に抵抗値を測定するとともに、この抵抗値をコード化することによって電流検出用抵抗器毎に正確な抵抗値を認識することができる。これにより、検出される電流に誤差が生じることを抑制できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6842823号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電流検出用抵抗器に電流が流れると、電流検出用抵抗器には熱が生じる。この熱の影響によって、デコード装置によって抵抗値を読み取りにくくなるおそれがある。例えば、電流検出用抵抗器にレーザーや切削によって抵抗値を示すコードを印字した場合、電流検出用抵抗値が変色することで、デコード装置がコードを読み取りにくくなるおそれがある。抵抗値を示すコードを印字したテープ等を電流検出用抵抗値に貼付した場合、テープの変色、印字の退色、又はテープの脱落によってデコード装置がコードを読み取りにくくなるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する電流検出装置は、電流検出対象物に直列接続される電流検出用抵抗器と、前記電流検出用抵抗器に接続される接続部材と、前記電流検出用抵抗器を実測して得られた抵抗値をデコード装置により読み取り可能なコードで表示したコード表示部と、を備え、前記コード表示部は、前記接続部材に設けられる。
【0007】
電流検出用抵抗器に電流が流れて発熱しても、接続部材の温度は電流検出用抵抗器よりも高くなりにくい。このため、コード表示部を接続部材に設けることで、デコード装置がコードを読み取りにくくなることを抑制できる。
【0008】
上記電流検出装置について、前記接続部材は、前記電流検出用抵抗器に接続されるハーネスと、前記ハーネスが接続される中継コネクタと、前記ハーネスの揺動を抑制するクランプ部材と、を含み、前記コード表示部は、前記ハーネス、前記中継コネクタ、及び前記クランプ部材の少なくとも1つに設けられてもよい。
【0009】
上記電流検出装置について、前記コード表示部は、前記電流検出用抵抗器の製造地、製造日、及びロットナンバーの少なくとも1つを前記コードで表示していてもよい。
上記電流検出装置について、前記電流検出装置は、前記抵抗値を数字で表示した抵抗表示部を備え、前記抵抗表示部は、前記接続部材に設けられてもよい。
【0010】
上記電流検出装置について、前記電流検出用抵抗器は、前記電流検出対象物に電気的に接続される2つの電極と、前記2つの電極の間に設けられた抵抗体と、前記2つの電極のそれぞれに設けられる接続部であって前記電流検出用抵抗器に加わる電圧を前記電流検出用抵抗器に流れる電流に変換する変換装置に電気的に接続される接続部と、を備え、前記2つの電極のそれぞれは、リベットが挿入される孔を備え、前記接続部は、前記孔の内面であり、前記抵抗値は、前記孔のそれぞれに挿入された前記リベット間の抵抗値であってもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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