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公開番号
2025016629
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024190889,2022549705
出願日
2024-10-30,2021-05-28
発明の名称
最適化されたマルチAP協調のための方法および装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04W
72/0446 20230101AFI20250128BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】コーディネータアクセスポイント(AP)の範囲外のステーションとマルチAP動作を行うためのより効率的な通信方法及び通信装置を提供する。
【解決手段】802.11beマルチAP協調において、コラボレータAPによってアナウンスされた共有リソースを取得したコラボレーテッド機器は、コラボレータAPの送信範囲外のステーションのために共有リソースを再アナウンスする。短い時間を利用可能であることを前提として、再アナウンスフレームが、コラボレータAPによる初期アナウンスメントのほとんど、特にそのMACペイロードの実質的に全体をバイナリで繰り返す。再アナウンスの特定を促進するために、後者は、そのヘッダにおいて空の送信者アドレス(TA)フィールドを含むか又はTAフィールドを含まない。これは、追加的に任意のAPがコーディネータAPとして動作することを可能とする。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
無線ネットワークにおける通信方法であって、アクセスポイント(AP)として機能する通信装置において、
送信機会(TXOP)が与えられている他のAPから、前記TXOPにおける時間リソースの共有を示すトリガフレームであって、時間リソースの割り当て情報を含む第1のトリガフレームを受信することと、
前記時間リソースの割り当て情報に基づいて生成された第2のトリガフレームを送信することと、
を有することを特徴とする通信方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記通信装置は、前記通信装置が管理するベーシックサービスセットの非APステーションに前記第2のトリガフレームを送信する、請求項1に記載の通信方法。
【請求項3】
前記通信装置は、前記通信装置が管理するベーシックサービスセットの非APステーションと、割り当てられた前記時間リソースを用いてマルチユーザ下りリンク送信を実行する、
請求項1に記載の通信方法。
【請求項4】
前記通信装置は、前記通信装置が管理するベーシックサービスセットの非APステーションと、割り当てられた前記時間リソースを用いて時分割多元接続(TDMA)を行う、
請求項1に記載の通信方法。
【請求項5】
前記第1のトリガフレームは、第1の部分と、前記TXOPにおける時間リソースの共有を示す第2の部分とを含み、
前記第2のトリガフレームは、前記第1のトリガフレームの前記第2の部分の情報を含む、請求項1に記載の通信方法。
【請求項6】
前記第2の部分は、前記第1のトリガフレームのMACペイロードである、請求項5に記載の通信方法。
【請求項7】
無線ネットワークにおいてアクセスポイント(AP)として機能する通信装置であって、
送信機会(TXOP)が与えられている他のAPから、前記TXOPにおける時間リソースの共有を示すトリガフレームであって、時間リソースの割り当て情報を含む第1のトリガフレームを受信する受信部と、
前記時間リソースの割り当て情報に基づいて生成された第2のトリガフレームを送信する送信部と、
を有することを特徴とする通信装置。
【請求項8】
前記通信装置は、前記通信装置が管理するベーシックサービスセットの非APステーションに前記第2のトリガフレームを送信する、請求項7に記載の通信装置。
【請求項9】
前記通信装置は、前記通信装置が管理するベーシックサービスセットの非APステーションと、割り当てられた前記時間リソースを用いてマルチユーザ下りリンク送信を実行する、
請求項7に記載の通信装置。
【請求項10】
前記通信装置は、前記通信装置が管理するベーシックサービスセットの非APステーションと、割り当てられた前記時間リソースを用いて時分割多元接続(TDMA)を行う、
請求項7に記載の通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、無線通信に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
無線通信ネットワークが、音声、映像、パケットデータ、メッセージング、放送などのような、様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらの無線ネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することにより、多数のユーザをサポートすることができる、多元接続ネットワークでありうる。このような多元接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、及びシングルキャリアFDMA(SC-FDMA)ネットワークを含む。
【0003】
高密度環境における無線通信システムに要求されている帯域幅の増加及び遅延要求の減少の問題に対処するために、ベーシックサービスセット(BSS)を管理する単一のアクセスポイント(AP)が、無線ネットワークにおいて、MU送信を、すなわち、そのBSSの非APステーションへの又はそれらの非APステーションからの多数の並行送信をスケジューリングすることを可能とするためのマルチユーザ(MU)手順が開発されている。例えば、このようなMU手順の1つが、米国電気電子学会(IEEE)によって、2018年6月のIEEE802.11ax規格のドラフトバージョン3.0(D3.0)において、採用されている。
【0004】
MUの特徴により、非APステーションが、2つのアクセス手順、MU手順、及び、従来のEnhanced Distributed Channel Access-EDCA(シングルユーザ)手順、を介して、無線媒体へのアクセスを得る機会を有する。
【0005】
各BSSは、(APを含んだ)ステーションがEDCAコンテンションを実行する無線媒体の主たる基本のチャネル(プライマリチャネルとして知られる、通常20MHzチャネル又は20MHzの倍数のチャネル)を定める。間近な送信のための帯域幅を増やすために、ステーションは、セカンダリチャネルとして知られる追加の20MHzチャネルを並行して争うことができる。このように、送信のために与えられた通信チャネルは、プライマリチャネルと、オプションでセカンダリチャネルを含む。
【0006】
802.11ax規格は、APが、送信機会(TXOP)のための無線媒体へのアクセスを取得した場合に、MU下りリンク(DL)送信を実行することを可能とする。与えられた通信チャネル上でのMU DL送信の間、APは、いわゆるリソースユニット(RU)上で、様々な非APステーションへの多数の同時の基本的な送信を行う。例として、リソースユニットは、例えば直交周波数分割多元接続(OFDMA)技術に基づいて、周波数領域において無線ネットワークの通信チャネルを分割する。RUの非APステーションへの割り当ては、(各ステーションによってAPとのアソシエーション手順の間に個別に取得される)非APステーションのアソシエーション識別子(AID)を、送信機会において定義される各RUに対して提供することにより、MU下りリンクフレームの最初にシグナリングされる。
【0007】
また、802.11ax規格は、APが、無線媒体へのアクセスを得た場合に、MU上りリンク(UL)送信をトリガすることを可能とする。MU UL送信の間、様々な非APステーションが、通信チャネルを形成するリソースユニット上で並行してAPへデータを送信することができる。非APステーションによるMU UL送信を制御するために、APは、トリガフレーム(TF)として知られる制御フレームを事前に送信する。トリガフレームは、APへの登録時に同一のBSSの非APステーションに割り当てられた16ビットのアソシエーション識別子(AID)を用いて、及び/又は、非APステーションのグループを指定する予約AIDを用いて、同一のBSSの非APステーションへリソースユニットを割り当てる。また、TFは、非APステーションによるMU UL送信の開始、及び、その長さを定義する。
【0008】
近年、IEEE802.11beドラフト規格のタスクグループが、いわゆるマルチAP技術に取り組んでいる。後者は、利用可能な時間、周波数および空間リソースのより効率的な利用のために、隣接するアクセスポイント(個別のBSSを管理するAP)間でのある程度の協調を提供することを目的としている。これは、隣接APが同一の選択された通信チャネル(又は相互に通信するのに十分に近いチャネル)上で動作する際に、特に重要である。
【0009】
このような技術を用いて、2つ以上の隣接するAPが、周波数及び/又は時間の観点でリソースを共有することができ、呼の方法で、干渉を防ぐ。
【0010】
自身の与えられたTXOPのリソースを共有することによりマルチAP協調を開始して管理するAPを、シェアリング又はコーディネータAPと呼ぶ。AP候補セットが維持され、そのAP候補セットは、そのセットの一部であることを要求した、その協調に参加する候補のAPを登録する。マルチAP協調に参加して共有リソースを使用するこのようなAPを、シェアド又はコーディネーテッドAPと呼ぶ。対応するBSSは、コーディネーテッドBSSとして知られている。
(【0011】以降は省略されています)
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