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公開番号
2025016423
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024073382
出願日
2024-04-30
発明の名称
ロボットによるフォーム入力アクティビティを最適化するためのシステムおよび方法
出願人
ユーアイパス,インコーポレイテッド
,
UiPath,Inc.
代理人
弁理士法人東海特許事務所
主分類
G06F
8/38 20180101AFI20250128BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ロボットによるフォーム入力アクティビティを最適化するシステム及び方法を提供する。
【解決手段】ハイパーオートメーションシステム10は、ターゲットフォームフィールドに入力するための複数の代替ストラテジーを特定するストラテジーランキングインジケータをロボティックプロセスオートメーション(RPA)ロボットに供給して、フォーム入力RPAロボットの自律性を向上させ、1つのストラテジーが失敗したとき、RPAロボットは代替ストラテジーに戻る。ランキングインジケータは、各フォーム入力ストラテジーをランキングし、RPAロボットがそのランクに従って利用可能なストラテジーの中から選択し、より高いランクのストラテジーを優先する。ストラテジーランキングインジケータは動的に更新され、成功したフォーム入力ストラテジーを促進し、失敗したストラテジーを降格し、RPAロボットの他のインスタンスで使用する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ターゲットユーザーインターフェース(UI)によって表示されるターゲットフォームフィールドに入力するロボティックプロセスオートメーション(RPA)手順を最適化する方法であって、前記方法は、コンピュータシステムの少なくとも1つのハードウェアプロセッサを用いて、
前記ターゲットUIの識別子に従って、データベースからストラテジーランキングインジケータを取得し、ここで、前記ストラテジーランキングインジケータは、前記ターゲットフォームフィールドに入力するための複数の代替RPAストラテジーを特定し、さらに、前記複数の代替RPAストラテジー間のランキングを示し、前記複数の代替RPAストラテジーの各々は、前記ターゲットフォームフィールドに入力するように構成されたRPAアクティビティの別個のシーケンスを含み、
前記ランキングに従って前記複数の代替RPAストラテジーから第1のRPAストラテジーを選択することに応答して、前記第1のRPAストラテジーに従って選択された前記フォームフィールドに入力する第1の試みを実行し、
前記第1の試みが失敗したと判断したことに応答して、前記ランキングに従って前記複数の代替RPAストラテジーから第2のRPAストラテジーを選択し、
前記第2のRPAストラテジーを選択することに応答して、前記第2のRPAストラテジーに従って選択された前記フォームフィールドに入力する第2の試み実行し、
前記第2の試みが成功したと判断したことに応答して、前記データベース内の前記ストラテジーランキングインジケータを更新し、前記更新は、前記第2のRPAストラテジーの選択が前記第1のRPAストラテジーの選択よりも優先されるように前記ランキングを変更するように構成される、ことを含む、方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記少なくとも1つのハードウェアプロセッサは、前記複数の代替RPAストラテジーのそれぞれが前記ランキングに従って使用するために選択される順序を決定するように構成される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ランキングは、それぞれのRPAストラテジーが前記ターゲットフォームフィールドへの入力に成功する可能性を示す、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ストラテジーランキングインジケータは、ストラテジー識別子の順序付けられたシーケンスを含み、各ストラテジー識別子は、前記複数の代替RPAストラテジーの別個のRPAストラテジーを特定し、前記ランキングは、前記順序付けられたシーケンス内の各ストラテジー識別子の位置に従って決定される、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ストラテジーランキングインジケータを更新することは、ストラテジー識別子の前記順序付けられたシーケンスを再配置することを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記ターゲットUIは、ターゲットウェブページを表示するブラウザインターフェースを含み、前記ターゲットUIの識別子は、前記ターゲットウェブページの統一レコード識別子(URI)を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記データベースは、前記ストラテジーランキングインジケータを前記ターゲットUIの識別子に関連付ける、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記ターゲットUIによって表示される複数のフォームフィールドのうち、前記ターゲットフォームフィールドを特定するフィールドIDに従って、前記データベースから前記ストラテジーランキングインジケータを選択的に取得することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記フィールドIDは、前記ターゲットフォームフィールドの近傍に表示されるテキストラベルを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第1のRPAストラテジーを選択することに応答して、前記少なくとも1つのハードウェアプロセッサを使用して、リモートリポジトリからストラテジーパッケージを選択的に取得することをさらに含み、前記ストラテジーパッケージは、第1のRPAパッケージの仕様を含む、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【背景技術】
【0001】
(発明の背景)
本発明は、ロボティックプロセスオートメーション(RPA)に関し、特にRPAソフトウェアの開発と使用を容易にすることに関する。
続きを表示(約 3,500 文字)
【0002】
RPAは、オフィスの繰り返し行われるコンピューティングタスクを自動化することで生産性を向上させ、人間のオペレータを自由にしてより知的に洗練されたおよび/または創造的なアクティビティを行えるようにすることを目的とした、情報技術の新しい分野である。自動化の対象となる注目すべきタスクは、文書からの構造化データの抽出および例えば、フォームへの入力といったユーザーインターフェースとのインタラクションなどを含む。
【0003】
しかし、フォーム入力のような一見単純なソフトウェアタスクでさえ自動化することは、実質的な技術的課題を含み得る。ターゲットアプリケーションに応じて、フォームフィールドのタイプと動作は、単純なクリックアンドタイプから、複数のカスケードフォーム、カレンダー、計算機などを含む高度な構造化入力まで、非常に多様である。したがって、フォーム入力ロボットを適切に設計するために、RPA開発者は通常、それぞれのロボットが遭遇するフォームフィールドのタイプを事前に把握し、各状況に対応する方法をロボットに具体的に指示する必要がある。RPA開発者はさらに、ウェブブラウザおよび関連技術、スプレッドシートアプリケーション、顧客関係管理ソフトウェア(例えば、Salesforce(登録商標)Platform from Salesforce, Inc.)、エンタープライズリソースプランニングソフトウェア(例えば、SAP(登録商標))など、自動化の対象となるソフトウェアに関する深い知識が必要になる場合がある。
【0004】
さらに、自動化の対象となるソフトウェアは通常、ロボットとは独立して開発および維持されるため、ターゲットフォームの外観、構造、および/または機能はいつでも変更され得る。従来のRPAロボットは適応性に限界があり、このような変更はそれぞれの自動化を失敗させ、保守コストと生産性に関する損失をもたらす。
【0005】
上記のような背景から、さまざまなフォームを効率的に入力し、不測の事態にも柔軟に対応できる堅牢なRPAロボットの開発が強く望まれている。同時に、RPAの設計面と実行時面の両方をよりユーザーフレンドリーで直感的なものにすることに強い関心が寄せられており、RPA技術の範囲を「シチズンデベロッパー」、すなわち高度なプログラミングスキルまたは専門的訓練を持たないユーザーにまで拡大しようとしている。
【0006】
(発明の概要)
一態様によると、方法は、ターゲットユーザーインターフェース(UI)によって表示されるターゲットフォームフィールドに入力するためのロボット手順を最適化する。方法は、コンピュータシステムの少なくとも1つのハードウェアプロセッサを使用して、ターゲットUIの識別子に従ってデータベースからストラテジーランキングインジケータを取得することを含み、ストラテジーランキングインジケータは、ターゲットフォームフィールドに入力するための複数の代替的なロボティックプロセスオートメーション(RPA)ストラテジーを特定し、さらに、複数の代替RPAストラテジー間のランキングを示す。複数の代替RPAストラテジーの各々は、ターゲットフォームフィールドに入力するように構成されたRPAアクティビティの別個のシーケンスを含む。方法はさらに、少なくとも1つのハードウェアプロセッサを使用して、ランキングに従って複数の代替RPAストラテジーから第1のRPAストラテジーを選択することに応答して、第1のRPAストラテジーに従って選択された前記フォームフィールドに入力する第1の試みを実行することを含む。方法はさらに、少なくとも1つのハードウェアプロセッサを使用して、第1の試みが失敗したと判断したことに応答して、ランキングに従って複数の代替RPAストラテジーから第2のRPAストラテジーを選択し、第2のRPAストラテジーに従って選択されたフォームフィールドに入力する第2の試みを実行することを含む。方法はさらに、少なくとも1つのハードウェアプロセッサを使用して、第2の試みが成功したと判断したことに応答して、データベース内のストラテジーランキングインジケータを更新し、更新は、第2のRPAストラテジーの選択が第1のRPAストラテジーの選択よりも優先されるようにランキングを変更するように構成される、ことを含む。
【0007】
別の態様によると、コンピュータシステムは、ターゲットUIによって表示されるターゲットフォームフィールドに入力するロボット手順を最適化するように構成された少なくとも1つのハードウェアプロセッサを含む。少なくとも1つのハードウェアプロセッサは、ターゲットUIの識別子に従ってデータベースからストラテジーランキングインジケータを取得するように構成され、ストラテジーランキングインジケータは、ターゲットフォームフィールドに入力するための複数の代替的なRPAストラテジーを特定し、さらに、複数の代替RPAストラテジー間のランキングを示す。複数の代替RPAストラテジーの各々は、ターゲットフォームフィールドに入力するように構成されたRPAアクティビティの別個のシーケンスを含む。少なくとも1つのハードウェアプロセッサはさらに、ランキングに従って複数の代替RPAストラテジーから第1のRPAストラテジーを選択することに応答して、第1のRPAストラテジーに従って選択された前記フォームフィールドに入力する第1の試みを実行するように構成される。少なくとも1つのハードウェアプロセッサはさらに、第1の試みが失敗したと判断したことに応答して、ランキングに従って複数の代替RPAストラテジーから第2のRPAストラテジーを選択し、第2のRPAストラテジーに従って選択されたフォームフィールドに入力する第2の試みを実行するように構成される。少なくとも1つのハードウェアプロセッサはさらに、第2の試みが成功したと判断したことに応答して、データベース内のストラテジーランキングインジケータを更新するように構成され、更新は、第2のRPAストラテジーの選択が第1のRPAストラテジーの選択よりも優先されるようにランキングを変更するように構成される。
【0008】
別の態様によると、非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータシステムの少なくとも1つのハードウェアプロセッサによって遂行されたとき、コンピュータシステムに、ターゲットUIによって表示されるターゲットフォームフィールドに入力するためのロボット手順を最適化させる命令を格納する。命令は、コンピュータシステムに、ターゲットUIの識別子に従ってデータベースからストラテジーランキングインジケータを取得させ、ストラテジーランキングインジケータは、ターゲットフォームフィールドに入力するための複数の代替的なRPAストラテジーを特定し、さらに、複数の代替RPAストラテジー間のランキングを示す。複数の代替RPAストラテジーの各々は、ターゲットフォームフィールドに入力するように構成されたRPAアクティビティの別個のシーケンスを含む。命令はさらに、コンピュータシステムに、ランキングに従って複数の代替RPAストラテジーから第1のRPAストラテジーを選択することに応答して、第1のRPAストラテジーに従って選択されたフォームフィールドに入力する第1の試みを実行させる。命令はさらに、コンピュータシステムに、少なくとも1つのハードウェアプロセッサはさらに、第1の試みが失敗したと判断したことに応答して、ランキングに従って複数の代替RPAストラテジーから第2のRPAストラテジーを選択し、第2のRPAストラテジーに従って選択されたフォームフィールドに入力する第2の試みを実行させる。命令はさらに、コンピュータシステムに、第2の試みが成功したと判断したことに応答して、データベース内のストラテジーランキングインジケータを更新させ、更新は、第2のRPAストラテジーの選択が第1のRPAストラテジーの選択よりも優先されるようにランキングを変更するように構成される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の前述の態様および利点は、以下の詳細な説明を読み、図面を参照することにより、よりよく理解されるであろう。
【0010】
本発明のいくつかの実施形態によるハイパーオートメーションシステムのアーキテクチャ図を示す。
(【0011】以降は省略されています)
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