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公開番号2025016414
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-04
出願番号2021181257
出願日2021-11-05
発明の名称有人飛行体用制御システム、端末及びプログラム
出願人株式会社A.L.I.Technologies
代理人
主分類B64C 27/08 20230101AFI20250128BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約【課題】飛行体を外部から遠隔管理及び遠隔制御ができるシステムを提供する。
【解決手段】本技術に係る有人飛行体用制御システムは、有人飛行体と、ユーザ端末とを含む有人飛行体を遠隔で制御及び管理するための有人飛行体用制御システムであって、有人飛行体は、前後方向に伸びる機体と、機体の少なくとも飛行方向を制御する制御部と、制御部の指示に従って機体に対して揚力および/または推力を発生させる回転翼部と、を備えており、ユーザ端末は、制御部と通信を行うことによって、飛行体の状態を管理する管理部と、飛行体を少なくとも部分的に制御する制御指示部とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
有人飛行体と、ユーザ端末とを含む有人飛行体を遠隔で制御及び管理するための有人飛行体用制御システムであって、
前記有人飛行体は:
前後方向に伸びる機体と;前記機体の少なくとも飛行方向を制御する制御部と;前記制御部の指示に従って前記機体に対して揚力および/または推力を発生させる回転翼部と;を備えており、
前記ユーザ端末は、前記制御部と通信を行うことによって、前記飛行体の状態を管理する管理部と、前記飛行体を少なくとも部分的に制御する制御指示部とを備えている、
有人飛行体用制御システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載のユーザ端末であって、
前記ユーザ端末の管理部は、前記飛行体の搭乗者を認証する認証部を備えている、
有人飛行体用制御システム。
【請求項3】
請求項1に記載のユーザ端末であって、
前記ユーザ端末の管理部は、前記飛行体の飛行可能距離に関する情報を取得しユーザに表示する飛行可能距離提供部を備えている、
有人飛行体用制御システム。
【請求項4】
請求項1に記載のユーザ端末であって、
前記飛行体は、燃料を主とする動力源と、電力を主とする動力源の両方を有しており、
前記ユーザ端末の管理部は、前記飛行体の燃料及び電力の少なくとも残量に関する情報を取得しユーザに表示する残量提供部を備えている、
有人飛行体用制御システム。
【請求項5】
請求項1に記載のユーザ端末であって、
前記ユーザ端末の管理部は、前記飛行体の位置情報を取得してユーザに表示する位置情報提供部を備えている、
有人飛行体用制御システム。
【請求項6】
請求項1に記載のユーザ端末であって、
前記ユーザ端末の管理部は、前記飛行体の飛行履歴に関する情報を取得しユーザに表示する飛行履歴提供部を備えている、
有人飛行体用制御システム。
【請求項7】
請求項1に記載のユーザ端末であって、
前記ユーザ端末の管理部は、前記飛行体の飛行時間に関する情報を取得しユーザに表示する飛行時間提供部を備えている、
有人飛行体用制御システム。
【請求項8】
請求項1に記載のユーザ端末であって、
前記ユーザ端末の管理部は、前記飛行体の状態が所定条件を満たした場合に通知を受け取りユーザに表示する通知提供部を備えている、
有人飛行体用制御システム。
【請求項9】
有人飛行体を遠隔で制御及び管理するための有人飛行体用制御端末であって、
前記有人飛行体の制御部と通信を行うことによって、前記飛行体の状態を管理する管理部と、
前記飛行体を少なくとも部分的に制御する制御指示部とを備えている、
有人飛行体用制御端末。
【請求項10】
有人飛行体を遠隔で制御及び管理するための有人飛行体用制御プログラムであって、
端末を
前記有人飛行体の制御部と通信を行うことによって、前記飛行体の状態を管理する管理部、
前記飛行体を少なくとも部分的に制御する制御指示部として機能させる、
有人飛行体用制御プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搭乗者が搭乗可能であって地上から浮上して移動する有人飛行体(以下、単に「飛行体」と呼ぶことがある。)を外部から制御するための有人飛行体用制御システム、端末及びプログラムに関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
搭乗者を乗せて浮上して移動することが可能な飛行体は、陸路を移動する自動二輪車等の移動体が、陸路を移動する際に他の移動体との関係で受けることになる移動に対する制約を受けることなく移動することが可能であることから、新たな移動手段として実現されることが期待されている。例えば、特許文献1において、搭乗者を乗せた状態で、プロペラの回転によって地上から50cm乃至100cm程度の高さに浮上して移動する、いわゆるホバーバイクとも称される飛行体に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-14396公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
かかる飛行体を搭乗者が運転する際には、搭乗者の運転体験における制御以外に、外部から遠隔制御を行うことが適切な場合がある。例えば、搭乗者以外の者によって始動することがないようにロックをかけたり(そのような事態が生じた場合に搭乗者に伝えたり)、飛行体の飛行可能距離や運転の履歴等を離れた搭乗者が確認したり等、当該飛行体に登場していなくても管理可能にしておくことが安全な飛行制御を実現する上で重要である。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、飛行体を外部から遠隔管理及び遠隔制御を可能とするシステム、端末及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を達成するための、本発明に係る有人飛行体用制御システムは、
有人飛行体と、ユーザ端末とを含む有人飛行体を遠隔で制御及び管理するための有人飛行体用制御システムであって、
前記有人飛行体は:
前後方向に伸びる機体と;前記機体の少なくとも飛行方向を制御する制御部と;前記制御部の指示に従って前記機体に対して揚力および/または推力を発生させる回転翼部と;を備えており、
前記ユーザ端末は、前記制御部と通信を行うことによって、前記飛行体の状態を管理する管理部と、前記飛行体を少なくとも部分的に制御する制御指示部とを備えている、
有人飛行体用制御システムである。
【発明の効果】
【0007】
本開示の技術によれば、飛行体を外部から遠隔管理及び遠隔制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態によるシステムを構成する飛行体と端末の例である。
図1の端末のブロック構成図である。
図1の端末に表示されるログイン画面の例である。
図1の端末に表示されるログイン画面の他の例である。
図1の端末に表示される保有飛行体の選択画面例である。
図1の端末に表示される初期画面例である。
図1の端末に表示される情報の例である。
図1の端末に表示される情報の詳細の表示例である。
図1の端末に表示される飛行体の仕様の表示例である。
図1の端末に表示される飛行体の認証方法の選択例である。
図1の端末に表示される保守用画面の表示例である。
本開示の一実施形態に係る飛行体の構成例を示す斜視図である。
同実施形態に係る飛行体の構成例を示す側視図である。
同実施形態に係る飛行体のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図2の範囲IVにおける飛行体の把持部の拡大図である。
同実施形態に係る左操作部の構成例を示す図である。
同実施形態に係る右操作部の構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明は、以下の構成を備えている。
(項目1)
有人飛行体と、ユーザ端末とを含む有人飛行体を遠隔で制御及び管理するための有人飛行体用制御システムであって、
前記有人飛行体は:
前後方向に伸びる機体と;前記機体の少なくとも飛行方向を制御する制御部と;前記制御部の指示に従って前記機体に対して揚力および/または推力を発生させる回転翼部と;を備えており、
前記ユーザ端末は、前記制御部と通信を行うことによって、前記飛行体の状態を管理する管理部と、前記飛行体を少なくとも部分的に制御する制御指示部とを備えている、
有人飛行体用制御システム。
(項目2)
項目1に記載のユーザ端末であって、
前記ユーザ端末の管理部は、前記飛行体の搭乗者を認証する認証部を備えている、
有人飛行体用制御システム。
(項目3)
項目1に記載のユーザ端末であって、
前記ユーザ端末の管理部は、前記飛行体の飛行可能距離に関する情報を取得しユーザに表示する飛行可能距離提供部を備えている、
有人飛行体用制御システム。
(項目4)
項目1に記載のユーザ端末であって、
前記飛行体は、燃料を主とする動力源と、電力を主とする動力源の両方を有しており、
前記ユーザ端末の管理部は、前記飛行体の燃料及び電力の少なくとも残量に関する情報を取得しユーザに表示する残量提供部を備えている、
有人飛行体用制御システム。
(項目5)
項目1に記載のユーザ端末であって、
前記ユーザ端末の管理部は、前記飛行体の位置情報を取得してユーザに表示する位置情報提供部を備えている、
有人飛行体用制御システム。
(項目6)
項目1に記載のユーザ端末であって、
前記ユーザ端末の管理部は、前記飛行体の飛行履歴に関する情報を取得しユーザに表示する飛行履歴提供部を備えている、
有人飛行体用制御システム。
(項目7)
項目1に記載のユーザ端末であって、
前記ユーザ端末の管理部は、前記飛行体の飛行時間に関する情報を取得しユーザに表示する飛行時間提供部を備えている、
有人飛行体用制御システム。
(項目8)
項目1に記載のユーザ端末であって、
前記ユーザ端末の管理部は、前記飛行体の状態が所定条件を満たした場合に通知を受け取りユーザに表示する通知提供部を備えている、
有人飛行体用制御システム。
(項目9)
有人飛行体を遠隔で制御及び管理するための有人飛行体用制御端末であって、
前記有人飛行体の制御部と通信を行うことによって、前記飛行体の状態を管理する管理部と、
前記飛行体を少なくとも部分的に制御する制御指示部とを備えている、
有人飛行体用制御端末。
(項目10)
有人飛行体を遠隔で制御及び管理するための有人飛行体用制御プログラムであって、
端末を
前記有人飛行体の制御部と通信を行うことによって、前記飛行体の状態を管理する管理部、
前記飛行体を少なくとも部分的に制御する制御指示部として機能させる、
有人飛行体用制御プログラム。
【0010】
<システム全体の構成>
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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