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公開番号2025016386
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2024116036
出願日2024-07-19
発明の名称エアゾール品
出願人シャープ化学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C09D 201/00 20060101AFI20250124BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】水性塗料のエアゾール品でありつつも、被塗面に噴射して形成される塗膜の密着性がより向上し得るエアゾール品を提供すること。
【解決手段】エアゾール品であって、容器内にて水性塗料と噴射剤成分とが含まれており、グリコールエーテル物質が更に容器内に含まれているエアゾール品。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
エアゾール品であって、
容器内にて水性塗料と噴射剤成分とが少なくとも含まれており、更にグリコールエーテル物質が該容器内に含まれる、エアゾール品。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記噴射剤成分が、炭化水素を含んで成る成分である、請求項1に記載のエアゾール品。
【請求項3】
前記炭化水素がジメチルエーテルである、請求項2に記載のエアゾール品。
【請求項4】
前記容器内の容器内容物が容器内領域を横断する界面が形成されるように気相と液相とが互いに分離した状態を有する、請求項1に記載のエアゾール品。
【請求項5】
前記容器内において前記グリコールエーテル物質の量が前記水性塗料の量よりも少ない、請求項1に記載のエアゾール品。
【請求項6】
前記グリコールエーテル物質がカルビトールである、請求項1~5のいずれかに記載のエアゾール品。
【請求項7】
前記グリコールエーテル物質がブチルカルビトールである、請求項1~5のいずれかに記載のエアゾール品。
【請求項8】
前記水性塗料の水性エマルションのエマルション粒子が、コアシェル粒子ではない非コアシェル型粒子となっている、請求項1~5のいずれかに記載のエアゾール品。
【請求項9】
前記水性塗料が、水性防錆塗料である、請求項1~5のいずれかに記載のエアゾール品。
【請求項10】
前記水性塗料に耐食性金属薄片が含まれる、請求項9に記載のエアゾール品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアゾール品に関する。より具体的には、水性塗料を含んだエアゾール品に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
塗料は、塗膜成分を含んだ材料であって、対象となる素地等に対して使用される。粉体塗料および無溶剤塗料のように溶剤を含まない塗料があるものの、一般的には媒体として溶剤が塗料に含まれている。水性塗料は媒体として水を含んでいるところ、このような塗料が素地に対して塗られ、乾燥工程などを経て塗膜が形成される。
【0003】
素地に対して塗料を塗り広げるために刷毛やローラーなどを用いることができる。しかしながら、刷毛やローラーなどを用いた塗装は作業効率が必ずしも十分といえず、エアゾール塗料として水性塗料を使用することが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平2-311514号公報
特開2016-510082号公報
特開2003-82294号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願発明者は、従前のエアゾール品では克服すべき課題が依然あることに気付き、そのための対策を取る必要性を見出した。具体的には以下の課題があることを見出した。
【0006】
従前のエアゾール品形態として用いられる水性塗料は、それが仕込まれた容器から噴射して使用されるが、被塗面に形成される塗膜は、必ずしも所望の膜といえない場合がある。
【0007】
より具体的には、エアゾール塗料として噴射を通じて得られる塗膜は、比較的“疎な状態”として形成され易く、被塗面との密着性が必ずしも所望にならない場合がある。それゆえ、容器からの噴射を通じて形成される塗膜として更なる密着性向上が求められることを本願発明者は見出した。
【0008】
本発明はかかる課題に鑑みて為されたものである。即ち、本発明の主たる目的は、水性塗料に関するエアゾール品でありつつも、被塗面に形成される塗膜の密着性の向上に資するエアゾール品を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願発明者は、従来技術の延長線上で対応するのではなく、新たな方向で対処することによって上記課題の解決を試みた。その結果、上記主たる目的が達成されたエアゾール品の発明に至った。
【0010】
本発明では、エアゾール品であって、
容器内にて水性塗料と噴射剤成分とが少なくとも含まれており、グリコールエーテル物質が更に該容器内に含まれたエアゾール品が提供される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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