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公開番号
2025016306
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119505
出願日
2023-07-21
発明の名称
包装容器及びその展開体
出願人
ザ・パック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
5/00 20060101AFI20250124BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】小皿となる部分を備え、生産性に優れる包装容器及びその展開体を提供。
【解決手段】第1底辺4L及び背側鉛直辺5Bを有する第1背壁1Lと、第2底辺4R及び背側鉛直辺5Bを有する第2背壁1Rと、第1背壁1Lに重ねられた第1前壁2Lと、第2背壁1Rに重ねられた第2前壁2Rと、第1背壁1Lに沿って斜め上方に延びる第1斜辺6L、背側鉛直辺5Bから前側に立ち上がる突辺7、第1斜辺6L及び突辺7の終点S,T同士を繋ぐ第1縁端辺8Lからなる第1突出壁3L、第2背壁1Rに沿って斜め上方に延びる第2斜辺6R、突辺7、並びに、第2斜辺6R及び突辺7の終点同士(U,T)を繋ぐ第2縁端辺8Rからなる第2突出壁3Rと、を有し、第1底辺4Lと第1斜辺6Lとの成す角、及び、第2底辺4Rと第2斜辺6Rとの成す角が略等しく、第1斜辺6Lに沿った第1接着領域9L及び第2斜辺6Rに沿った第2接着領域9Rで接着されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1底辺及び該第1底辺と一端が共通する背側鉛直辺を有する第1背壁と、
前記背側鉛直辺と一端を共通する第2底辺及び前記背側鉛直辺を有し、前記背側鉛直辺で前記第1背壁から前側に折り起こされた第2背壁と、
前記第1底辺で前側に折り返されて前記第1背壁に重ね合わされた第1前壁と、
前記第2底辺で前側に折り返されて前記第2背壁に重ね合わされた第2前壁と、
前記第1前壁及び前記第2前壁が連なっている場合には前記第1前壁と前記第2前壁との間に介在し、前記第1底辺及び前記第2底辺と一端が共通する前側鉛直辺の他端を基準点とし、連なっていない場合には前記第1底辺及び前記第2底辺の一端を基準点とし、これら何れかの基準点を始点として、前記第1背壁の前側の面に沿って斜め上方に延びる第1斜辺、同様に前記基準点を始点として、前記背側鉛直辺から前側に立ち上がる突辺、並びに、前記第1斜辺及び前記突辺の終点同士を繋ぐ第1縁端辺の3辺からなる三角形状の第1突出壁と、
同様に前記基準点を始点として、前記第2背壁の前側の面に沿って斜め上方に延びる第2斜辺、前記第1突出壁との間に介在する前記突辺、並びに、前記第2斜辺及び前記突辺の終点同士を繋ぐ第2縁端辺の3辺からなる三角形状の第2突出壁と、を有し、
前記第1底辺と前記第1斜辺との成す角、及び、前記第2底辺と前記第2斜辺との成す角が略等しく、
重ね合わされた前記第1背壁及び前記第1前壁の対向面のうち、前記第1斜辺に沿った帯状の第1接着領域で前記第1背壁と前記第1前壁とが接着されていて、
重ね合わされた前記第2背壁及び前記第2前壁の対向面のうち、前記第2斜辺に沿った帯状の第2接着領域で前記第2背壁と前記第2前壁とが接着されている、包装容器。
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【請求項2】
請求項1に記載の包装容器からなる1または2以上の小皿部と、該小皿部よりも収容量が大きい主収容部を備え、前記小皿部が前記主収容部の上方に配されている、請求項1に記載の包装容器。
【請求項3】
前記主収容部が、少なくとも第1収容側壁と、第2収容側壁と、前側収容周壁と、を備え、前記第1収容側壁と、前記第2収容側壁と、前記前側収容周壁とがこの順で環状に連なって前記主収容部の周壁を構成し、
前記主収容部の上部開口の一部を構成する開口縁辺を介して前記第2収容側壁と前記第2前壁とが連なり、当該開口縁辺で折り返されて前記第2収容側壁と前記第2背壁とが重ね合わされ、かつ、前記第1収容側壁と前記第1背壁とが重ね合わされ、
前記第1前壁及び前記第1背壁の少なくとも何れか一方は、前記第1収容側壁と前記前側収容周壁との間に介在する境界線に沿った辺を有するとともに、当該辺から突出する突出片を備え、
前記境界線には、前記突出片が嵌合し係止される孔部が設けられている、請求項2に記載の包装容器。
【請求項4】
1枚のシートが折られて接着されることで形成された包装容器の展開体であって、
第1底辺、及び、該第1底辺と一端が共通し直交する折り線としての背側鉛直辺を有する第1背板と、
前記第1底辺の延長線上にある第2底辺、及び、前記背側鉛直辺を有する第2背板と、
前記第1底辺で前側に折り返されて前記第1背板に重ね合わされた第1前板と、
前記第2底辺で前側に折り返されて前記第2背板に重ね合わされた第2前板と、
前記第1前板及び前記第2前板が連なっている場合には前記第1前板と前記第2前板との間に介在し、前記第1底辺及び前記第2底辺と一端が共通する前側鉛直辺の他端を基準点とし、連なっていない場合には前記第1底辺及び前記第2底辺の一端を基準点とし、これら何れかの基準点を始点として、前記第1背板面の前側で斜め上方に延びる前記第1前板との間の折り線としての第1斜辺、同様に前記基準点を始点として、前記背側鉛直辺の前側で同方向に延びる折り線としての突辺、並びに、前記第1斜辺及び前記突辺の終点同士を繋ぐ第1縁端辺の3辺からなる三角形状の第1突出板と、
同様に前記基準点を始点として、前記第2背板面の前側で斜め上方に延びる前記第2前板との間の折り線としての第2斜辺、前記第1突出板と共有する前記突辺、並びに、前記第2斜辺及び前記突辺の終点同士を繋ぐ第2縁端辺の3辺からなる三角形状の第2突出板と、を有し、
前記第1底辺と前記第1斜辺との成す角、及び、前記第2底辺と前記第2斜辺との成す角が略等しく、
重ね合わされた前記第1背板及び前記第1前板の対向面のうち、前記第1斜辺に沿った帯状の第1接着領域で前記第1背板と前記第1前板とが接着されていて、
重ね合わされた前記第2背板及び前記第2前板の対向面のうち、前記第2斜辺に沿った帯状の第2接着領域で前記第2背板と前記第2前板とが接着されている、包装容器の展開体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装容器及びその展開体に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、フライドポテトの如き食品をその場で喫食に供するために、手軽に摘まみやすいように上部が開口した紙製の包装容器が用いられている。食品の提供者は、折り畳まれた包装容器の展開体を広げて、上部が開口した収容部を形成し、当該収容部にフライドポテト等の食品を収容して、そのまま顧客に提供している。受け取った顧客は、包装容器をテーブル等の上に置いて、あるいは、手に持ちながら、上部開口から表出している食品を手で摘まんで喫食する。
【0003】
フライドポテトやナゲット等の食品は、そのまま喫食に供される他、ケチャップや各種ソース等のディップソースを付けて食べることが行われている。この場合、食品の提供者は、メインの食品が収容された包装容器とともに、ディップソースが充填された、あるいは、取り分けられた別の容器を顧客に提供することが多い。
【0004】
ディップソースを別の容器で提供された場合、メインの食品とディップソースの両方を手に持ちながら喫食することは困難になるため、例えば、食べ歩きやスポーツ観戦の際の喫食には向かない。そこで、ディップソースを取り分けることが可能な小皿を備えた包装容器が提案されている(例えば、特許文献1や特許文献2参照)。
【0005】
しかし、特許文献1や特許文献2に記載の包装容器は、形状やのりしろ部が複雑だったり、小皿を構成する部材が別部品であったり等の理由から機械生産には向いていない。そのため、これら文献に記載の包装容器は、1つ1つ手作業で組み立てる必要があり、生産性に劣っていた。
【0006】
また、食品用途に限らず各種用途において、簡易的な紙製の小皿を提供する技術が種々提案されている(例えば、特許文献3や特許文献4参照)。しかし、特許文献3や特許文献4に記載の包装容器は、のりしろ部の面積が広く、また、形状も複雑なので、機械生産には向いていない。そのため、これら文献に記載の包装容器も、1つ1つ手作業で組み立てる必要があり、生産性に劣っていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
意匠第1147239号公報
意匠第1515788号公報
特開2001-122229号公報
特開2003-327236号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
したがって、本発明は、小皿となる部分を備えた包装容器であって、生産性に優れる包装容器及びその展開体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的は、以下の本発明の各態様により達成される。即ち、本発明の一態様である包装容器は、第1底辺及び該第1底辺と一端が共通する背側鉛直辺を有する第1背壁と、
前記背側鉛直辺と一端を共通する第2底辺及び前記背側鉛直辺を有し、前記背側鉛直辺で前記第1背壁から前側に折り起こされた第2背壁と、
前記第1底辺で前側に折り返されて前記第1背壁に重ね合わされた第1前壁と、
前記第2底辺で前側に折り返されて前記第2背壁に重ね合わされた第2前壁と、
前記第1前壁及び前記第2前壁が連なっている場合には前記第1前壁と前記第2前壁との間に介在し、前記第1底辺及び前記第2底辺と一端が共通する前側鉛直辺の他端を基準点とし、連なっていない場合には前記第1底辺及び前記第2底辺の一端を基準点とし、これら何れかの基準点を始点として、前記第1背壁の前側の面に沿って斜め上方に延びる第1斜辺、同様に前記基準点を始点として、前記背側鉛直辺から前側に立ち上がる突辺、並びに、前記第1斜辺及び前記突辺の終点同士を繋ぐ第1縁端辺の3辺からなる三角形状の第1突出壁と、
同様に前記基準点を始点として、前記第2背壁の前側の面に沿って斜め上方に延びる第2斜辺、前記第1突出壁との間に介在する前記突辺、並びに、前記第2斜辺及び前記突辺の終点同士を繋ぐ第2縁端辺の3辺からなる三角形状の第2突出壁と、を有し、
前記第1底辺と前記第1斜辺との成す角、及び、前記第2底辺と前記第2斜辺との成す角が略等しく、
重ね合わされた前記第1背壁及び前記第1前壁の対向面のうち、前記第1斜辺に沿った帯状の第1接着領域で前記第1背壁と前記第1前壁とが接着されていて、
重ね合わされた前記第2背壁及び前記第2前壁の対向面のうち、前記第2斜辺に沿った帯状の第2接着領域で前記第2背壁と前記第2前壁とが接着されている。
【0010】
上記一態様の包装容器からなる1または2以上の小皿部と、該小皿部よりも収容量が大きい主収容部を備え、前記小皿部が前記主収容部の上方に配されていてもよい。当該態様においては、前記主収容部が、少なくとも第1収容側壁と、第2収容側壁と、前側収容周壁と、を備え、前記第1収容側壁と、前記第2収容側壁と、前記前側収容周壁とがこの順で環状に連なって前記主収容部の周壁を構成し、
前記主収容部の上部開口の一部を構成する開口縁辺を介して前記第2収容側壁と前記第2前壁とが連なり、当該開口縁辺で折り返されて前記第2収容側壁と前記第2背壁とが重ね合わされ、かつ、前記第1収容側壁と前記第1背壁とが重ね合わされ、
前記第1前壁及び前記第1背壁の少なくとも何れか一方は、前記第1収容側壁と前記前側収容周壁との間に介在する境界線に沿った辺を有するとともに、当該辺から突出する突出片を備え、
前記境界線には、前記突出片が嵌合し係止される孔部が設けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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