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公開番号2025016287
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119468
出願日2023-07-21
発明の名称設計支援システム、設計支援方法およびプログラム
出願人株式会社東芝,東芝インフラシステムズ株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類G06F 30/20 20200101AFI20250124BHJP(計算;計数)
要約【課題】顧客が設計を検討しているシステムの情報を担当者に認識させることができる設計支援システム、設計支援方法およびプログラムを提供することである。
【解決手段】実施形態の設計支援システムは、入力部と特定部と記録部と送信部とを持つ。入力部は、顧客から製品に係る要求仕様の複数の項目の仕様値の入力を受け付ける。特定部は、要求仕様の仕様値に基づいて、製品を構成するモジュールを特定する。記録部は、要求仕様の仕様値とモジュールとを関連付けた設計プランをデータベースに記録する。送信部は、データベースに記録された設計プランの情報を設計者に送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
顧客から製品に係る要求仕様の複数の項目の仕様値の入力を受け付ける入力部と、
前記要求仕様の仕様値に基づいて、前記製品を構成するモジュールを特定する特定部と、
前記要求仕様の仕様値と前記モジュールとを関連付けた設計プランをデータベースに記録する記録部と、
前記データベースに記録された前記設計プランの情報を設計者に送信する送信部と
を備える設計支援システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記送信部は、前記設計プランの情報に加え、前記顧客の情報を前記設計者に送信する
請求項1に記載の設計支援システム。
【請求項3】
前記設計プランの情報は、前記設計プランに対する前記顧客のアクションの履歴を含む
請求項1に記載の設計支援システム。
【請求項4】
前記顧客の情報は、前記設計支援システムに対する前記顧客のアクションの履歴を含む
請求項2に記載の設計支援システム。
【請求項5】
前記顧客から前記設計プランに関する問合せの入力を受け付ける問合せ部を備え、
前記送信部は、前記問合せを受け付けたことを契機として、当該問合せに係る前記設計プランの情報を前記設計者に送信する
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の設計支援システム。
【請求項6】
前記設計プランに係る製品の構成を示す書類を生成して前記顧客に提示する書類提示部を備え、
前記送信部は、前記書類が前記顧客に提示されたことを契機として、前記書類に係る前記設計プランの情報を前記設計者に送信する
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の設計支援システム。
【請求項7】
前記設計プランの情報に基づく分析結果を、前記設計者に送信する
請求項1に記載の設計支援システム。
【請求項8】
前記顧客の情報に基づく分析結果を、前記設計者に送信する
請求項2に記載の設計支援システム。
【請求項9】
前記設計プランと類似する他の設計プランが前記データベースに記憶されているか否かを判定し、前記他の設計プランを前記設計プランに関連付けて提示する関連プラン提示部、
を備える請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の設計支援システム。
【請求項10】
顧客から製品に係る要求仕様の複数の項目の仕様値の入力を受け付けるステップと、
前記要求仕様の仕様値に基づいて、前記製品を構成するモジュールを特定するステップと、
前記要求仕様の仕様値と前記モジュールとを関連付けた設計プランをデータベースに記録するステップと、
前記データベースに記録された前記設計プランの情報を設計者に送信するステップと
を備える設計支援方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は設計支援システム、設計支援方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
電気設備などの大規模なシステムを設計する場合、システムの設計者は顧客の要求仕様に基づいて製品の設計仕様を策定する。設計においては、設計仕様から、当該設計仕様を満たすモジュールを特定するコンフィグレータを用いる開発が進められている。コンフィグレータは、特定したモジュールに基づいて書類(見積書、モジュール表など)を生成する。設計者は、顧客との打ち合わせによって要求仕様をヒアリングして設計仕様を策定し、設計仕様をコンフィグレータに入力する。コンフィグレータは、入力された設計仕様に基づいて計算することで、設計に係る書類を作成する。
【0003】
設計者は、顧客が設計を検討しているシステムの情報を予め認識しておくことで、顧客のニーズを捉えた設計仕様を検討することができる。そのため、顧客が設計を検討しているシステムの情報を早期に担当の設計者に認識させることが好ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-207791号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、顧客が設計を検討しているシステムの情報を担当の設計者に認識させることができる設計支援システム、設計支援方法およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の設計支援システムは、入力部と特定部と記録部と送信部とを持つ。入力部は、顧客から製品に係る要求仕様の複数の項目の仕様値の入力を受け付ける。特定部は、前記要求仕様の仕様値に基づいて、前記製品を構成するモジュールを特定する。記録部は、前記要求仕様の仕様値と前記モジュールとを関連付けた設計プランをデータベースに記録する。送信部は、前記データベースに記録された前記設計プランの情報を設計者に送信する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施形態に係る設計支援システムの構成を示す概略図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第1の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第2の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第3の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第4の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第5の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第6の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第7の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第8の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第9の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第10の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第11の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第12の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第13の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第14の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第15の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第16の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第17の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第18の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第19の図。
第1の実施形態に係るプランリストファイルの例を示す図。
第1の実施形態に係る問合せリストファイルの例を示す図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第20の図。
第1の実施形態に係る見積ファイルの例を示す図。
第1の実施形態に係る設計支援システムの概略ソフトウェア構成図。
第1の実施形態に係るプランテーブルの例を示す図。
第1の実施形態に係るユーザテーブルの例を示す図。
第1の実施形態に係る問合せテーブルの例を示す図。
第1の実施形態に係る初期値テーブルの例を示す図。
第1の実施形態に係る禁則ルールテーブルの例を示す図。
第1の実施形態に係る設計支援システムにおける新規案件の作成処理を示すフローチャート。
第1の実施形態に係る設計支援システムにおける詳細項目の編集処理を示すフローチャート。
第2の実施形態に係る画面例を示す図。
他の実施形態に係る設計支援システムの概略ソフトウェア構成図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態の設計支援システム、設計支援方法およびプログラムを、図面を参照して説明する。
【0009】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る設計支援システム1の構成を示す概略図である。
設計支援システム1は、製品である電源設備の設計を支援する。電源設備は、特別高圧スイッチギヤ、特別高圧変圧器、高圧スイッチギヤ、高圧変圧器、非常用発電機、無停電電源装置などの複数の装置の組み合わせによって構成される。電源設備は、前述した装置を含めた複数のモジュールから構成され、様々な特性を有する。モジュールは、装置自体や、その装置を構成する複数の部品の組み合わせであり、電源設備の構成単位である。電源設備の具体的な仕様は、相互に関連している。仕様は、電源設備が備える機能、性能、形状、部品構成、規格などである。一例として、あるモジュールを電源設備に使用すれば、そのモジュールのサイズ、出力、又は機能によって生じる制約により、別のモジュールを使用できなくなる。別の一例として、あるモジュールを電源設備に使用すれば、そのモジュールとの組み合わせによって悪影響が生じる別のモジュールの使用が制限される。電源設備を設計する際には、このような仕様の相関関係を考慮する必要があり、各モジュールは、電源設備に要求される仕様を満たすように選択され特定される。
設計支援システム1は、詳細設計装置10と、設計支援装置30とを備える。詳細設計装置10は、電源設備の設計仕様の仕様値の入力を受け付け、入力された仕様値を満たすように、電源設備を構成するモジュールを特定する。なお、詳細設計装置10が要求する設計仕様の項目数は膨大である(例えば1000項目を超える)ため、設計に不慣れな顧客が設計仕様を策定することは困難である。以下、詳細設計装置10が要求する設計仕様の項目を、設計項目とよぶ。また詳細設計装置10は、特定したモジュールに基づいて設計に係る書類を生成する。詳細設計装置10が生成する書類の例としては、使用モジュール表、仕様明細書、単線接続図、配置単結図、外形図、側面図、NET見積書などが挙げられる。
【0010】
設計支援装置30は、顧客による設計仕様の仕様値の決定を支援し、決定された設計仕様の仕様値を詳細設計装置10に入力する。なお、設計支援装置30に入力すべき要求仕様の項目数は詳細設計装置10と比較して少ない(例えば、100項目以下)ため、設計に不慣れな顧客であっても電源設備の概略設計が可能となる。詳細設計装置10および設計支援装置30はインターネットなどの通信網Nに接続され、それぞれ通信網Nを介して端末Tからのアクセスを受け付ける。
(【0011】以降は省略されています)

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