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公開番号
2025015932
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023118852
出願日
2023-07-21
発明の名称
合成樹脂製容器
出願人
東洋製罐株式会社
代理人
弁理士法人平和国際特許事務所
主分類
B65D
1/02 20060101AFI20250124BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】合成樹脂製容器をブロー成形するにあたり、より薄肉に延伸される底部の最薄肉部でのバーストの発生を抑制する。
【解決手段】有底筒状のプリフォームPをブロー成形してなる容器1の底部5の最薄肉部の肉厚Tと、プリフォームPにおける底部5の最薄肉部に対応する部位の肉厚T
0
との間に、
T
0
/T=K×T
-0.94
・・・(1)
3.26≦K≦4.40 ・・・(2)
3.83×T
-0.94
≦30 ・・・(3)
なる関係が成り立つ。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
口部、肩部、胴部、及び底部を備える所定の容器形状に、有底筒状のプリフォームをブロー成形してなる合成樹脂製容器であって、
前記底部の最薄肉部の肉厚Tと、前記プリフォームにおける前記最薄肉部に対応する部位の肉厚T
0
との間に、
T
0
/T=K×T
-0.94
・・・(1)
3.26≦K≦4.40 ・・・(2)
3.83×T
-0.94
≦30 ・・・(3)
なる関係が成り立つことを特徴とする合成樹脂製容器。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
上記式(3)に代えて、
3.83×T
-0.94
≦26 ・・・(4)
なる関係が成り立つ請求項1に記載の合成樹脂製容器。
【請求項3】
複数の脚部が、中心軸周りに回転対称に、かつ、均等な間隔で放射状に配設された底部を備える請求項1又は2に記載の合成樹脂製容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、合成樹脂製容器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂を用いてプリフォームを作製し、次いで、このプリフォームを二軸延伸ブロー成形などによってボトル状に成形してなる合成樹脂製の容器が、各種飲料品等を内容液とする容器として広い分野で利用されている。この種の容器は、一般に、PETボトルとして知られている。
【0003】
近年にあっては、使用済みのPETボトルなどのポリエステル系樹脂成形品を回収し、これをリサイクル材料として再利用してPETボトルを製造する「ボトルtoボトル」と称されるリサイクル技術が検討されている。例えば、特許文献1では、熱可塑性樹脂フレーク中の汚染物質を除去する除染機と、前記除染機から供給された熱可塑性樹脂を射出成形する射出成形機と、前記除染機と前記射出成形機との間に配置されたフィルタと、前記フィルタと前記射出成形機との間に配置されたギヤポンプとを備える、プリフォーム製造装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6895990号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明者らの検討によれば、リサイクル材料を用いてPETボトルの如き合成樹脂製容器をブロー成形するに際しては、より薄肉に延伸される底部の最薄肉部でのバーストの発生頻度が高くなるという知見を得るに至った。かかる知見に基づいて、本発明者らは、バーストの発生頻度が高くなる原因を探究するとともに、バーストの発生を抑制するべく更なる検討を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち、本発明の目的は、合成樹脂製容器をブロー成形するにあたり、より薄肉に延伸される底部の最薄肉部でのバーストの発生を抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る合成樹脂製容器は、口部、肩部、胴部、及び底部を備える所定の容器形状に、有底筒状のプリフォームをブロー成形してなる合成樹脂製容器であって、前記底部の最薄肉部の肉厚Tと、前記プリフォームにおける前記最薄肉部に対応する部位の肉厚T
0
との間に、
T
0
/T=K×T
-0.94
・・・(1)
3.26≦K≦4.40 ・・・(2)
3.83×T
-0.94
≦30 ・・・(3)
なる関係が成り立つ構成としてある。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る合成樹脂製容器によれば、ブロー成形するにあたり、より薄肉に延伸される底部の最薄肉部でのバーストの発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る合成樹脂製容器の概略を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る合成樹脂製容器の概略を示す正面図である。
本発明の実施形態に係る合成樹脂製容器の概略を示す底面図である。
本発明の実施形態に係る合成樹脂製容器をブロー成形により製造する工程の一部を示す説明図である。
無次元延伸倍率T
0
/Tとバースト発生率との相関関係を示すグラフである。
最薄肉部の肉厚Tと無次元延伸倍率T
0
/Tとの相関関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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