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公開番号
2025015828
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024203055,2023093961
出願日
2024-11-21,2009-12-25
発明の名称
取引管理装置、取引管理システム、取引管理端末、取引管理システムにおける取引管理方法、プログラム
出願人
株式会社マネースクエアHD
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
40/04 20120101AFI20250123BHJP(計算;計数)
要約
【課題】簡単な操作で、複数のイフダン注文を平行して行うことができる取引管理装置。
【解決手段】金融商品取引管理装置1の注文入力受付部12は、利用者によって設定された所定の高値側基準価格と、所定の安値側基準価格と、注文価格ごとの注文金額と、第一注文同士の値幅を演算するための情報と、第一注文と第二注文との所定の利幅情報とを含む売買注文申込情報を取得し、注文情報生成部16は、複数の第一注文価格を安値側基準価格と高値側基準価格との間に設定し、複数の第一注文価格を所定の値幅に設定し、複数の第二注文価格を、所定の利幅情報により第一注文価格と所定の利幅となるように設定し、第一注文と第二注文とを約定させる処理が行われた後、約定した第一注文に対応する第一注文情報を再度生成すると共に、約定した前記第二注文に対応する第二注文情報を再度生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
相場価格が変動する金融商品の売買取引を管理する取引管理装置であって、
前記取引管理装置は、
前記金融商品の売買を行うための売買注文申込情報を取得する注文受付部と、
複数の第一注文を各々の第一注文価格で行うための複数の第一注文情報、及び、複数の第二注文を各々の第二注文価格で行うための複数の第二注文情報を生成する注文情報生成部と、を備え、
前記売買注文申込情報は、売買を行う前記金融商品の、少なくとも、利用者によって設定された所定の高値側基準価格と、前記利用者によって設定された所定の安値側基準価格と、注文価格ごとの注文金額と、前記第一注文同士の値幅を演算するための情報と、前記利用者によって設定された前記第一注文と前記第二注文との所定の利幅情報と、を含み、
前記注文情報生成部は、
複数の前記第一注文情報の前記複数の第一注文価格を、前記安値側基準価格と前記高値側基準価格との間に設定し、
前記複数の第一注文情報の前記第一注文価格を、所定の値幅に設定し、
複数の前記第二注文情報の前記複数の第二注文価格を、それぞれの前記第二注文に対応する前記第一注文の前記第一注文価格に基づいて約定される価格に対して、前記所定の利幅情報により前記所定の利幅となるように設定し、
前記第一注文と前記第二注文とを約定させる処理が行われた後、約定した前記第一注文に対応する前記第一注文を行うための前記第一注文情報を再度生成すると共に、約定した前記第二注文に対応する前記第二注文を行うための前記第二注文情報を再度生成する
ことを特徴とする取引管理装置。
続きを表示(約 3,600 文字)
【請求項2】
前記注文情報生成部は、前記高値側基準価格に対する最も高値の前記第二注文価格が前記所定の差額となり、前記安値側基準価格に対する最も安値の前記第一注文価格が、前記所定の差額と同一の差額となるように演算することを特徴とする請求項1に記載の取引管理装置。
【請求項3】
前記注文情報生成部は、前記第二注文価格のうち、最も高い価格が前記高値側基準価格以下であり、且つ、最も低い価格が前記安値側基準価格以上であるように演算することを特徴とする請求項2に記載の取引管理装置。
【請求項4】
前記注文情報生成部は、前記第一注文価格及び前記第二注文価格のうち、最も高い価格が前記高値側基準価格以下であり、且つ、最も低い価格が前記安値側基準価格以上であるように演算することを特徴とする請求項2に記載の取引管理装置。
【請求項5】
それぞれの前記第一注文情報に対応する取引処理を開始するとき、及び、それぞれの前記第二注文情報に対応する取引処理を開始するときに、前記第一注文を有効に設定し、前記第二注文を無効に設定する約定情報生成部を備え、
前記約定情報生成部は、いずれかの前記第一注文が約定された場合に、該第一注文に対応する前記第二注文を有効に設定することを特徴とする請求項1に記載の取引管理装置。
【請求項6】
相場価格が変動する金融商品の売買取引を管理する取引管理システムであって、
前記取引管理システムは、
前記金融商品の売買を行うための売買注文申込情報を取得する注文受付部と、
複数の第一注文を各々の第一注文価格で行うための複数の第一注文情報、及び、複数の第二注文を各々の第二注文価格で行うための複数の第二注文情報を生成する注文情報生成部と、を備え、
前記売買注文申込情報は、売買を行う前記金融商品の、少なくとも、利用者によって設定された所定の高値側基準価格と、前記利用者によって設定された所定の安値側基準価格と、注文価格ごとの注文金額と、前記第一注文同士の値幅を演算するための情報と、前記利用者によって設定された前記第一注文と前記第二注文との所定の利幅情報と、を含み、
前記注文情報生成部は、
複数の前記第一注文情報の前記複数の第一注文価格を、前記安値側基準価格と前記高値側基準価格との間に設定し、
前記複数の第一注文情報の前記第一注文価格を、所定の値幅に設定し、
複数の前記第二注文情報の前記複数の第二注文価格を、それぞれの前記第二注文に対応する前記第一注文の前記第一注文価格に基づいて約定される価格に対して、前記所定の利幅情報により前記所定の利幅となるように設定し、
前記第一注文と前記第二注文とを約定させる処理が行われた後、約定した前記第一注文に対応する前記第一注文を行うための前記第一注文情報を再度生成すると共に、約定した前記第二注文に対応する前記第二注文を行うための前記第二注文情報を再度生成する
ことを特徴とする取引管理システム。
【請求項7】
相場価格が変動する金融商品の注文を行うための取引管理装置と通信可能な、前記金融商品の取引を行う利用者の用いる取引管理端末であって、
該取引管理端末は、前記利用者によって前記金融商品の取引に関する各種操作が行われる操作部と、前記利用者に対して前記金融商品の取引に関する情報を表示する表示部とを備え、
前記操作部は、
売買を行う前記金融商品の、所定の高値側基準価格が前記利用者の操作によって入力される高値側基準価格設定部と、所定の安値側基準価格が前記利用者の操作によって入力される安値側基準価格設定部と、注文価格ごとの注文金額が前記利用者の操作によって入力される注文金額設定部と、第一注文同士の値幅又は第二注文同士の値幅を演算するための情報が入力される値幅設定部と、前記第一注文と前記第二注文との所定の利幅を演算するための情報が前記利用者の操作によって入力される利幅設定部とを含む、前記金融商品の取引を行う情報としての第一注文情報及び第二注文情報を生成するために前記利用者が操作を行う注文設定部を備え、
前記表示部は、
前記利用者の操作によって入力された、前記高値側基準価格と、前記安値側基準価格と、前記注文金額と、前記値幅を演算するための情報と、前記利幅を設定するための情報とが表示されるように構成され、
該注文設定部によって設定された、前記金融商品の売買を行うための情報としての売買注文申込情報が送信される前記取引管理装置は、
前記売買注文申込情報を取得する注文受付部と、
複数の前記第一注文を各々の第一注文価格で行うための複数の第一注文情報、及び、複数の前記第二注文を各々の第二注文価格で行うための複数の第二注文情報を生成する注文情報生成部と、を備え、
前記売買注文申込情報は、売買を行う前記金融商品の、少なくとも、前記利用者によって設定された所定の高値側基準価格と、前記利用者によって設定された所定の安値側基準価格と、注文価格ごとの注文金額と、前記第一注文同士の値幅を演算するための情報と、前記利用者によって設定された前記第一注文と前記第二注文との所定の利幅情報と、を含み、
前記注文設定部は、前記利用者の操作により、
前記注文情報生成部に対し、
複数の前記第一注文情報の前記複数の第一注文価格を、前記安値側基準価格と前記高値側基準価格との間に設定させ、
前記複数の第一注文情報の前記第一注文価格を、所定の値幅に設定させ、
複数の前記第二注文情報の前記複数の第二注文価格を、それぞれの前記第二注文に対応する前記第一注文の前記第一注文価格に基づいて約定される価格に対して、前記所定の利幅情報により前記所定の利幅となるように設定させ、
前記第一注文と前記第二注文とを約定させる処理が行われた後、約定した前記第一注文に対応する前記第一注文を行うための前記第一注文情報を再度生成させると共に、約定した前記第二注文に対応する前記第二注文を行うための前記第二注文情報を再度生成させる
ことを特徴とする取引管理端末。
【請求項8】
金融商品の売買を行うための売買注文申込情報を取得する注文受付部と、
複数の第一注文を各々の第一注文価格で行うための複数の第一注文情報、及び、複数の第二注文を各々の第二注文価格で行うための複数の第二注文情報を生成する注文情報生成部と、
前記第一注文情報に基づいて発注された前記第一注文、及び、前記第二注文情報に基づいて発注された前記第二注文の約定を行う約定情報生成部と、を備えた、相場価格が変動する金融商品の売買取引を管理する取引管理システムにおける取引管理方法であって、
前記注文受付部において行われる、売買を行う前記金融商品の、少なくとも、利用者によって設定された所定の高値側基準価格と、前記利用者によって設定された所定の安値側基準価格と、注文価格ごとの注文金額と、前記第一注文同士の値幅を演算するための情報と、前記利用者によって設定された前記第一注文と前記第二注文との所定の利幅情報と、を含む前記売買注文申込情報を取得する第1の手順と、
前記注文情報生成部において行われる、前記第1の手順において取得された、前記所定の安値側基準価格と、前記所定の高値側基準価格と、前記注文金額と、前記第一注文同士の値幅を演算するための情報と、前記第一注文と前記第二注文との所定の利幅を演算するための情報と、に基づいて、
複数の前記第一注文情報の前記複数の第一注文価格が、前記安値側基準価格と前記高値側基準価格との間に設定され、
前記複数の第一注文情報の前記第一注文価格が、所定の値幅に設定され、
複数の前記第二注文情報の前記複数の第二注文価格が、それぞれの前記第二注文に対応する前記第一注文の前記第一注文価格に基づいて約定される価格に対して、前記所定の利幅情報により前記所定の利幅となるように設定され、
前記第一注文と前記第二注文とを約定させる処理が行われた後、約定した前記第一注文に対応する前記第一注文を行うための前記第一注文情報が再度生成されると共に、約定した前記第二注文に対応する前記第二注文を行うための前記第二注文情報が再度生成される第2の手順と、
を備えたことを特徴とする取引管理システムにおける取引管理方法。
【請求項9】
コンピュータを請求項1乃至5の何れか一つに記載の取引管理装置として機能させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、取引の管理および支援を行う技術に関する。本発明は、例えば、外国為替等の金融商品の取引を管理および支援する装置等に適用することができる。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
外国為替等の金融商品の取引方法として、成行注文および指値注文が知られている。成行注文とは、顧客が注文を行った時に、取扱業者がそのときの価格で取引を行う注文形態である。指値注文とは、予め顧客から売買価格の指定を受けておき、商品価格が指定された価格のときに取引を行う注文形態である。換言すれば、指値注文を受理した取扱業者は、対象となる金融商品が指定された価格まで下がったときにその金融商品を買い、あるいは、指定された価格まで上がったときにその金融商品を売る。金融商品の指値注文を、コンピュータシステムを用いて行う発明が、既に知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-99787号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、金融商品の価格は、常に不規則に変動しており、正確に予測することは実質的に不可能である。例えば、指値注文を行う場合に、金融商品の価格が、予め指定された金額の近傍にまで下降したものの、その指定価格に達することなく上昇に転じる場合がある。逆に、金融商品の価格が、予め指定された金額の近傍にまで上昇したものの、その指定価格に達することなく下降に転じる場合もある。さらには、金融商品の価格が下降して、予め指定された金額をよりもさらに安くなってしまう場合がある。逆に、金融商品の価格が上昇して、予め指定された金額をよりもさらに高くなってしまう場合もある。これらの場合には、顧客が、実質的な不利益を被る可能性がある。しかし、上記特許文献1に記載の発明は、このような不利益を回避できない。
【0005】
金融商品の指値注文としては、イフダン注文(if-done-order)
が行われることが多い。イフダン注文とは、順位が定められた2個の取引を同時に注文する、注文形態である。イフダン注文では、順位が高い方の注文(「買い」または「売り」の一方、以下「第一注文」と称する)に対応する取引が成立した後で、自動的に、順位が低い方の注文(「買い」または「売り」の他方、以下「第二注文」と称する)が有効になる。しかし、特許文献1に記載の発明は、イフダン注文の指値注文に対応できない。本願において、注文の「有効」とは、注文に基づく処理が実行中であることを言い、また、「無効」とは、注文に基づく処理が実行中でないことを言う。
【0006】
同一の顧客が、同一の金融商品について、複数のイフダン注文(すなわち、複数ペアの第一および第二注文)を行う場合がある。しかし、特許文献1の発明では、顧客が、これら複数のイフダン注文を、異なる操作によって個別に行う必要があり、したがって、注文の手続が煩雑である。
【0007】
本発明の第1の課題は、簡単な操作で、複数のイフダン注文を平行して行うことができる技術を提供することである。また、本発明の第2の課題は、相場の状況に応じてイフダン注文を自動的に中止させることができる技術を提供することである。これらの課題を解決することにより、システム利用者の利便性を高めることができ、且つ、システム利用者のリスクを低減させることができる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、相場価格が変動する金融商品の売買取引を管理する取引管理装置であって、前記取引管理装置は、前記金融商品の売買を行うための売買注文申込情報を取得する注文受付部と、複数の第一注文を各々の第一注文価格で行うための複数の第一注文情報、及び、複数の第二注文を各々の第二注文価格で行うための複数の第二注文情報を生成する注文情報生成部と、を備え、前記売買注文申込情報は、売買を行う前記金融商品の、少なくとも、利用者によって設定された所定の高値側基準価格と、前記利用者によって設定された所定の安値側基準価格と、注文価格ごとの注文金額と、前記第一注文同士の値幅を演算するための情報と、前記利用者によって設定された前記第一注文と前記第二注文との所定の利幅情報と、を含み、前記注文情報生成部は、複数の前記第一注文情報の前記複数の第一注文価格を、前記安値側基準価格と前記高値側基準価格との間に設定し、前記複数の第一注文情報の前記第一注文価格を、所定の値幅に設定し、複数の前記第二注文情報の前記複数の第二注文価格を、それぞれの前記第二注文に対応する前記第一注文の前記第一注文価格に基づいて約定される価格に対して、前記所定の利幅情報により前記所定の利幅となるように設定し、前記第一注文と前記第二注文とを約定させる処理が行われた後、約定した前記第一注文に対応する前記第一注文を行うための前記第一注文情報を再度生成すると共に、約定した前記第二注文に対応する前記第二注文を行うための前記第二注文情報を再度生成することを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記注文情報生成部は、前記高値側基準価格に対する最も高値の前記第二注文価格が前記所定の差額となり、前記安値側基準価格に対する最も安値の前記第一注文価格が、前記所定の差額と同一の差額となるように演算することを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の構成に加え、前記注文情報生成部は、前記第二注文価格のうち、最も高い価格が前記高値側基準価格以下であり、且つ、最も低い価格が前記安値側基準価格以上であるように演算することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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