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公開番号
2025015794
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024202367,2021023856
出願日
2024-11-20,2021-02-18
発明の名称
窒素無機化量算出装置
出願人
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
,
国立研究開発法人国立環境研究所
代理人
弁理士法人片山特許事務所
主分類
G06Q
50/02 20240101AFI20250123BHJP(計算;計数)
要約
【課題】窒素無機化量を正確に算出すること。
【解決手段】有機質資材に含まれる有機態窒素の土壌中での分解のし易さを示す指標、前記土壌の温度、及び前記土壌の水分量を含む入力データを取得する取得部と、前記有機質資材を前記土壌に投入したときの窒素無機化量、前記指標、前記土壌の温度、及び前記土壌の水分量それぞれの実測値に基づいて生成された、前記指標、前記土壌の温度、前記土壌の水分量、及び前記窒素無機化量の関係を示す式に前記入力データを入力することにより、前記入力データに対応する窒素無機化量を算出する算出部と、算出した前記窒素無機化量を含む情報を出力する出力部と、を有し、前記指標は、前記有機質資材の全窒素量であることを特徴とする窒素無機化量算出装置による。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
有機質資材に含まれる有機態窒素の土壌中での分解のし易さを示す指標、前記土壌の温度、及び前記土壌の水分量を含む入力データを取得する取得部と、
前記有機質資材を前記土壌に投入したときの窒素無機化量、前記指標、前記土壌の温度、及び前記土壌の水分量それぞれの実測値に基づいて生成された、前記指標、前記土壌の温度、前記土壌の水分量、及び前記窒素無機化量の関係を示す式に前記入力データを入力することにより、前記入力データに対応する窒素無機化量を算出する算出部と、
算出した前記窒素無機化量を含む情報を出力する出力部と、を有し、
前記指標は、前記有機質資材の全窒素量であることを特徴とする窒素無機化量算出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、窒素無機化量算出装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
肥料として使用される有機質資材には、家畜ふん堆肥、植物油粕、及び緑肥等がある。これらの有機質資材には有機態窒素が含まれており、その有機態窒素が土壌中で分解した無機態窒素によって植物の生長が促される。
【0003】
土壌に有機質資材を投入する前に無機態窒素の量(窒素無機化量)を把握できると、植物の生長に適切な量の有機質資材を土壌に投入することができるため、有機質資材の過剰施用を防止でき、過剰施用に伴う土壌養分の蓄積を抑制できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-197340号公報
特開2006-61083号公報
特開2019-175440号公報
【非特許文献】
【0005】
「多様な土壌温度、土壌水分に対応した有機質資材由来窒素無機化のモデル予測 日本農業気象学会全国大会講演要旨」 Vol.2019 Page.73 (2019)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、窒素無機化量は、土壌温度等の様々な要因によって定まるため正確に求めるのは難しい。特に、土壌温度が低下する冬作での窒素無機化量を経験的に求めるのは難しい。また、暖地では、土壌中の有機物量が低下し易いため、土壌肥沃度を維持する観点からも窒素無機化量をなるべく正確に把握し、適切な施用量の有機質資材を土壌に投入できるようにするのが望まれる。
【0007】
本発明は、窒素無機化量を正確に算出することが可能な窒素無機化量算出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の窒素無機化量算出装置は、有機質資材に含まれる有機態窒素の土壌中での分解のし易さを示す指標、前記土壌の温度、及び前記土壌の水分量を含む入力データを取得する取得部と、前記有機質資材を前記土壌に投入したときの窒素無機化量、前記指標、前記土壌の温度、及び前記土壌の水分量それぞれの実測値に基づいて生成された、前記指標、前記土壌の温度、前記土壌の水分量、及び前記窒素無機化量の関係を示す式に前記入力データを入力することにより、前記入力データに対応する窒素無機化量を算出する算出部と、算出した前記窒素無機化量を含む情報を出力する出力部と、を有しており、前記指標は、前記有機質資材の全窒素量である。
【発明の効果】
【0009】
本発明の窒素無機化量算出装置は、窒素無機化量を正確に算出できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態に係る算出装置が行う処理について示す模式図である。
図2は、土壌培養実験で用いた各パラメータと、実験で得られた窒素無機化量とを対応付けた実験結果データベースの模式図である。
図3は、本実施形態に係る窒素無機化量算出装置の機能構成図である。
図4は、本実施形態に係る窒素無機化量算出方法のフローチャートである。
図5は、資材テーブルの模式図である。
図6は、二次元バーコードについて示す模式図である。
図7は、窒素無機化量算出装置のハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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