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公開番号
2025015742
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024200883
出願日
2024-11-18
発明の名称
食品用包装材
出願人
朋和産業株式会社
代理人
個人
主分類
B65D
85/50 20060101AFI20250123BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】開封時、スライドして取り除かれる外シートから受ける摩擦抵抗によりシート状食品が破断するのを好適に防止することができる食品用包装材を提供する。
【解決手段】外シート2は、開封用条体20の両側であってそれぞれが開封用条体20と所定の間隔を有するように1対の側部シート21,21を備え、シート状食品4の収容部に対応する内面の領域において開封用条体20の積層部と各側部シート21の積層部との間に非積層領域2Aを有する。これにより、外シート2とシート状食品4との接触面積が減少し、シート状食品4に対する摩擦抵抗が低減され、シート状食品4の破断が防止される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
内面に第1方向に沿って開封用条体を備える外シートと、シート状食品を挟んで外シートに重ね合わせられ、シート状食品を囲むように外シートと接合され、外シートとともに第1方向と交差する第2方向に分離可能な内シートとを備える食品用包装材であって、
外シートは、開封用条体の両側であってそれぞれが第2方向において開封用条体と所定の間隔を有するように内面に第1方向に沿って1対の側部シートを備え、シート状食品の収容部に対応する内面の領域において開封用条体の積層部と各側部シートの積層部との間に非積層領域を有する
食品用包装材。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
開封用条体は、全部又は一部が第2方向において所定の間隔を有するように配置される1対の開封用条体であり、
外シートは、前記領域において1対の開封用条体の積層部の間に非積層領域を有する
請求項1に記載の食品用包装材。
【請求項3】
側部シートは、外側縁が前記領域の境界線に近接する又は接するように配置される帯状シートである
請求項1に記載の食品用包装材。
【請求項4】
外シート及び内シートの接合部のうち各側部接合部は、第1方向における異なる箇所から内側に突出する少なくとも2つの突出接合部を備え、
前記境界線は、突出接合部の先端を通る第1方向の線である
請求項3に記載の食品用包装材。
【請求項5】
側部シートは、外側縁及び内側縁が所定の幅で非接合部となるように側部シートよりも幅狭の接合部にて外シートの内面に接合される
請求項3又は請求項4に記載の食品用包装材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、食品を包装するための食品用包装材に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
正面形状が三角形状(主として正三角形状)で、所定の厚みを有する立体形状に仕上げられた三角おにぎり等の米飯加工食品等の食品を包装するための食品用包装材は、内面に長手方向に沿って開封用条体を備える外シートと、シート状食品を挟んで外シートに重ね合わせられ、シート状食品を囲むように外シートと接合され、外シートとともに幅方向に分離可能な内シートとを備える形態が一般的である。
【0003】
この種の食品用包装材は、食品を挟んで長手方向に二つ折りにし、両側の余分なシート片を中心側に折り、この上にラベルを貼着することにより、食品を三角形状に包装するものである(いわゆる三角包装、たとえば特許文献1)。そして、食品を食する際には、食品包装体の角部にある遊離片を摘み、遊離片を引っ張って開封用条体を縦回りに引き回し、外シートを長手方向に分断した後、一方の分断包装体片を横に引っ張り、次に他方の分断包装体片を横に引っ張り、各分断包装体片を食品及びシート状食品から分離する。これにより、食品をシート状食品と一体化させた状態で取り出すことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-215292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、分断包装体片を横に引っ張る際、外シート及び内シートはシート状食品と擦れながらスライドして取り除かれる。このとき、引っ張り加減によっては、シート状食品が破断されることがある。これを防止するため、内シートについては、マット処理を施す等して滑り性を付与することにより、シート状食品に対する摩擦抵抗を低減するといった対策が一般的に講じられる。しかし、外シートについては、何らの対策も講じられていないのが実情である。
【0006】
そこで、本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、開封時、スライドして取り除かれる外シートから受ける摩擦抵抗によりシート状食品が破断するのを好適に防止することができる食品用包装材を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る食品用包装材は、
内面に第1方向に沿って開封用条体を備える外シートと、シート状食品を挟んで外シートに重ね合わせられ、シート状食品を囲むように外シートと接合され、外シートとともに第1方向と交差する第2方向に分離可能な内シートとを備える食品用包装材であって、
外シートは、開封用条体の両側であってそれぞれが第2方向において開封用条体と所定の間隔を有するように内面に第1方向に沿って1対の側部シートを備え、シート状食品の収容部に対応する内面の領域において開封用条体の積層部と各側部シートの積層部との間に非積層領域を有する
食品用包装材である。
【0008】
本発明に係る食品用包装材の一態様として、
開封用条体は、全部又は一部が第2方向において所定の間隔を有するように配置される1対の開封用条体であり、
外シートは、前記領域において1対の開封用条体の積層部の間に非積層領域を有する
との構成を採用することができる。
【0009】
本発明に係る食品用包装材の一態様として、
側部シートは、外側縁が前記領域の境界線に近接する又は接するように配置される帯状シートである
との構成を採用することができる。
【0010】
本発明に係る食品用包装材の一態様として、
外シート及び内シートの接合部のうち各側部接合部は、第1方向における異なる箇所から内側に突出する少なくとも2つの突出接合部を備え、
前記境界線は、突出接合部の先端を通る第1方向の線である
との構成を採用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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