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公開番号
2025015701
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024199904,2020200591
出願日
2024-11-15,2020-03-26
発明の名称
顔認証方法、顔認証システム、プログラムおよび記録媒体
出願人
ミガロホールディングス株式会社
,
DXYZ株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
21/32 20130101AFI20250123BHJP(計算;計数)
要約
【課題】顔認証を活用して来客者がオフィスに到達したことをオフィス社員に自動的に通知することができるため利便性が高い顔認証方法、顔認証システム、プログラムおよび記録媒体を提供する。
【解決手段】オフィスのエントランスに設置された撮像装置40により撮像された来客者の顔画像に関する情報を顔認証システム10が受け取ると、顔認証システム10が、撮像装置40により撮像された来客者の顔画像に関する情報と記録されている来客者の顔画像に関する情報とを比較するとともに前記撮像装置により来客者の顔画像が撮像された日時と事前に登録されている来客者がオフィスを訪問する日時とを比較することにより来客者の認証を行い、顔認証システム10において来客者の認証が行われると、顔認証システム10が来客通知情報をオフィス社員のユーザ端末20に送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
顔認証システムにより行われる顔認証方法であって、
来客者が初めてオフィスを訪問する前に来客者情報を事前に登録する際に、少なくとも来客者がオフィスを訪問する日時、来客者の氏名および来客者のメールアドレスに係る情報を含む来客者情報を前記顔認証システムが受け付けると、この来客者情報に含まれる来客者のメールアドレスに、初回登録設定情報が記載されたメールを前記顔認証システムが送信する工程と、
来客者の顔画像に関する情報を含む来客者の登録情報を前記顔認証システムが受け付けると、受け付けた来客者の登録情報を前記顔認証システムに記録するとともに、前記顔認証システムが登録完了情報をオフィス社員のユーザ端末に送信する工程と、
オフィスのエントランスに設置された撮像装置により撮像された来客者の顔画像に関する情報を前記顔認証システムが受け取ると、前記顔認証システムが、前記撮像装置により撮像された来客者の顔画像に関する情報と記録されている来客者の顔画像に関する情報とを比較するとともに前記撮像装置により来客者の顔画像が撮像された日時と事前に登録されている来客者がオフィスを訪問する日時とを比較することにより来客者の認証を行う工程と、
前記顔認証システムにおいて来客者の認証が行われると、前記顔認証システムが来客通知情報をオフィス社員のユーザ端末に送信する工程と、
を備えた、顔認証方法。
続きを表示(約 2,700 文字)
【請求項2】
来客者が初めてオフィスを訪問する前に来客者情報を事前に登録する際に、前記顔認証システムが登録完了情報をオフィス社員のユーザ端末に送信した後、確認情報を前記顔認証システムが受け付けると、前記顔認証システムが来客者のユーザ端末に予約完了情報を送信する、請求項1記載の顔認証方法。
【請求項3】
来客者情報に含まれる来客者のメールアドレスに初回登録設定情報が記載されたメールを前記顔認証システムが送信する際に、メールに記載される初回登録設定情報には、顔認証アプリのダウンロードに必要な情報が含まれ、顔認証アプリにより来客者の顔画像に関する情報を含む来客者の登録情報が前記顔認証システムに送られる、請求項1または2記載の顔認証方法。
【請求項4】
2回目以降に来客者がオフィスを訪問する際に、少なくとも来客者がオフィスを訪問する日時および来客者の氏名を含む来客者情報を前記顔認証システムが受け付けると、前記顔認証システムが来客者のユーザ端末に予約完了情報を送信する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の顔認証方法。
【請求項5】
来客者が初めてオフィスを訪問する前に来客者情報を事前に登録する際に、少なくとも来客者がオフィスを訪問する日時、来客者の氏名および来客者のメールアドレスに係る情報を含む来客者情報を受け付ける来客者情報受付手段と、
前記来客者情報受付手段により受け付けた来客者情報に含まれる来客者のメールアドレスに、初回登録設定情報が記載されたメールを送信する初回登録設定情報送信手段と、
来客者の顔画像に関する情報を含む来客者の登録情報を受け付ける来客者登録情報受付手段と、
前記来客者登録情報受付手段により受け付けた来客者の登録情報を記録する顔認証クラウドと、
来客者の登録情報が前記顔認証クラウドに記録されると、登録完了情報をオフィス社員のユーザ端末に送信する登録完了情報送信手段と、
オフィスのエントランスに設置された撮像装置により撮像された来客者の顔画像に関する情報を受け付けると、前記撮像装置により撮像された来客者の顔画像に関する情報と前記顔認証クラウドに記録されている来客者の顔画像に関する情報とを比較するとともに前記撮像装置により来客者の顔画像が撮像された日時と事前に登録されている来客者がオフィスを訪問する日時とを比較することにより来客者の認証を行う認証手段と、
来客者の認証が行われると、来客通知情報をオフィス社員のユーザ端末に送信する来客通知情報送信手段と、
を備えた、顔認証システム。
【請求項6】
来客者が初めてオフィスを訪問する前に来客者情報を事前に登録する際に、前記登録完了情報送信手段が登録完了情報をオフィス社員のユーザ端末に送信した後、確認情報を受け付ける確認情報受付手段と、
前記確認情報受付手段により確認情報を受け付けると、来客者のユーザ端末に予約完了情報を送信する予約完了情報送信手段と、
を更に備えた、請求項5記載の顔認証システム。
【請求項7】
2回目以降に来客者がオフィスを訪問する際に、少なくとも来客者がオフィスを訪問する日時および来客者の氏名を含む来客者情報を前記来客者情報受付手段が受け付けると、前記予約完了情報送信手段が来客者のユーザ端末に予約完了情報を送信する、請求項6記載の顔認証システム。
【請求項8】
顔認証システムのプロセッサにより実行されるプログラムであって、
前記プロセッサが前記プログラムを実行することにより、
来客者が初めてオフィスを訪問する前に来客者情報を事前に登録する際に、少なくとも来客者がオフィスを訪問する日時、来客者の氏名および来客者のメールアドレスに係る情報を含む来客者情報を前記顔認証システムが受け付けると、この来客者情報に含まれる来客者のメールアドレスに、初回登録設定情報が記載されたメールを前記顔認証システムが送信する工程と、
来客者の顔画像に関する情報を含む来客者の登録情報を前記顔認証システムが受け付けると、受け付けた来客者の登録情報を前記顔認証システムに記録するとともに、前記顔認証システムが登録完了情報をオフィス社員のユーザ端末に送信する工程と、
オフィスのエントランスに設置された撮像装置により撮像された来客者の顔画像に関する情報を前記顔認証システムが受け取ると、前記顔認証システムが、前記撮像装置により撮像された来客者の顔画像に関する情報と記録されている来客者の顔画像に関する情報とを比較するとともに前記撮像装置により来客者の顔画像が撮像された日時と事前に登録されている来客者がオフィスを訪問する日時とを比較することにより来客者の認証を行う工程と、
前記顔認証システムにおいて来客者の認証が行われると、前記顔認証システムが来客通知情報をオフィス社員のユーザ端末に送信する工程と、
が行われる、プログラム。
【請求項9】
顔認証システムのプロセッサにより実行されるプログラムが記録される記録媒体であって、
前記プロセッサが前記プログラムを実行することにより、
来客者が初めてオフィスを訪問する前に来客者情報を事前に登録する際に、少なくとも来客者がオフィスを訪問する日時、来客者の氏名および来客者のメールアドレスに係る情報を含む来客者情報を前記顔認証システムが受け付けると、この来客者情報に含まれる来客者のメールアドレスに、初回登録設定情報が記載されたメールを前記顔認証システムが送信する工程と、
来客者の顔画像に関する情報を含む来客者の登録情報を前記顔認証システムが受け付けると、受け付けた来客者の登録情報を前記顔認証システムに記録するとともに、前記顔認証システムが登録完了情報をオフィス社員のユーザ端末に送信する工程と、
オフィスのエントランスに設置された撮像装置により撮像された来客者の顔画像に関する情報を前記顔認証システムが受け取ると、前記顔認証システムが、前記撮像装置により撮像された来客者の顔画像に関する情報と記録されている来客者の顔画像に関する情報とを比較するとともに前記撮像装置により来客者の顔画像が撮像された日時と事前に登録されている来客者がオフィスを訪問する日時とを比較することにより来客者の認証を行う工程と、
前記顔認証システムにおいて来客者の認証が行われると、前記顔認証システムが来客通知情報をオフィス社員のユーザ端末に送信する工程と、
が行われる、記録媒体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、顔認証方法、顔認証システム、プログラムおよび記録媒体に関する。
続きを表示(約 3,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、顔データに基づいて認証を行う顔認証システムとして、入力された入力顔データと、予め登録された登録顔データとを照合して本人認証を行う顔認証システムが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
特許文献1に記載された顔認証システムでは、カメラにより撮像された撮像画像中の顔部分の画像を用いて対象人物を認証する。また、特許文献2に記載された顔認証システムでは、例えば登録される顔画像が4つの場合、2つを精度保証用の顔パターンとし、1つを外乱成分吸収用の顔パターンとし、1つを更新対象用の顔パターンとしている。そして、新たに顔パターンを登録するときには、事前に登録されている4つの顔パターンのうち、新たに登録される顔パターンとの類似度が2番目に低い更新対象用の顔パターンを削除する。すなわち、新たに登録される顔パターンとの類似度が一番低い外乱成分吸収用の顔パターンを残すことにより、環境のばらつきに順応して顔認証を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-197426号公報
特開2006-72540号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
来客者がオフィスのオフィス社員を訪問する約束をした後、この来客者が実際にオフィスに到達したときに、顔認証を活用して来客者がオフィスに到達したことをオフィス社員に自動的に通知することができるようになると便利であるが、従来はこのようなシステムは存在しなかった。
【0006】
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、顔認証を活用して来客者がオフィスに到達したことをオフィス社員に自動的に通知することができるため利便性が高い顔認証方法、顔認証システム、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の顔認証方法は、
顔認証システムにより行われる顔認証方法であって、
来客者が初めてオフィスを訪問する前に来客者情報を事前に登録する際に、少なくとも来客者がオフィスを訪問する日時、来客者の氏名および来客者のメールアドレスに係る情報を含む来客者情報を前記顔認証システムが受け付けると、この来客者情報に含まれる来客者のメールアドレスに、初回登録設定情報が記載されたメールを前記顔認証システムが送信する工程と、
来客者の顔画像に関する情報を含む来客者の登録情報を前記顔認証システムが受け付けると、受け付けた来客者の登録情報を前記顔認証システムに記録するとともに、前記顔認証システムが登録完了情報をオフィス社員のユーザ端末に送信する工程と、
オフィスのエントランスに設置された撮像装置により撮像された来客者の顔画像に関する情報を前記顔認証システムが受け取ると、前記顔認証システムが、前記撮像装置により撮像された来客者の顔画像に関する情報と記録されている来客者の顔画像に関する情報とを比較するとともに前記撮像装置により来客者の顔画像が撮像された日時と事前に登録されている来客者がオフィスを訪問する日時とを比較することにより来客者の認証を行う工程と、
前記顔認証システムにおいて来客者の認証が行われると、前記顔認証システムが来客通知情報をオフィス社員のユーザ端末に送信する工程と、
を備えている。
【0008】
本発明の顔認証システムは、
来客者が初めてオフィスを訪問する前に来客者情報を事前に登録する際に、少なくとも来客者がオフィスを訪問する日時、来客者の氏名および来客者のメールアドレスに係る情報を含む来客者情報を受け付ける来客者情報受付手段と、
前記来客者情報受付手段により受け付けた来客者情報に含まれる来客者のメールアドレスに、初回登録設定情報が記載されたメールを送信する初回登録設定情報送信手段と、
来客者の顔画像に関する情報を含む来客者の登録情報を受け付ける来客者登録情報受付手段と、
前記来客者登録情報受付手段により受け付けた来客者の登録情報を記録する顔認証クラウドと、
来客者の登録情報が前記顔認証クラウドに記録されると、登録完了情報をオフィス社員のユーザ端末に送信する登録完了情報送信手段と、
オフィスのエントランスに設置された撮像装置により撮像された来客者の顔画像に関する情報を受け付けると、前記撮像装置により撮像された来客者の顔画像に関する情報と前記顔認証クラウドに記録されている来客者の顔画像に関する情報とを比較するとともに前記撮像装置により来客者の顔画像が撮像された日時と事前に登録されている来客者がオフィスを訪問する日時とを比較することにより来客者の認証を行う認証手段と、
来客者の認証が行われると、来客通知情報をオフィス社員のユーザ端末に送信する来客通知情報送信手段と、
を備えている。
【0009】
本発明のプログラムは、
顔認証システムのプロセッサにより実行されるプログラムであって、
前記プロセッサが前記プログラムを実行することにより、
来客者が初めてオフィスを訪問する前に来客者情報を事前に登録する際に、少なくとも来客者がオフィスを訪問する日時、来客者の氏名および来客者のメールアドレスに係る情報を含む来客者情報を前記顔認証システムが受け付けると、この来客者情報に含まれる来客者のメールアドレスに、初回登録設定情報が記載されたメールを前記顔認証システムが送信する工程と、
来客者の顔画像に関する情報を含む来客者の登録情報を前記顔認証システムが受け付けると、受け付けた来客者の登録情報を前記顔認証システムに記録するとともに、前記顔認証システムが登録完了情報をオフィス社員のユーザ端末に送信する工程と、
オフィスのエントランスに設置された撮像装置により撮像された来客者の顔画像に関する情報を前記顔認証システムが受け取ると、前記顔認証システムが、前記撮像装置により撮像された来客者の顔画像に関する情報と記録されている来客者の顔画像に関する情報とを比較するとともに前記撮像装置により来客者の顔画像が撮像された日時と事前に登録されている来客者がオフィスを訪問する日時とを比較することにより来客者の認証を行う工程と、
前記顔認証システムにおいて来客者の認証が行われると、前記顔認証システムが来客通知情報をオフィス社員のユーザ端末に送信する工程と、
が行われる。
【0010】
本発明の記録媒体は、
顔認証システムのプロセッサにより実行されるプログラムが記録される記録媒体であって、
前記プロセッサが前記プログラムを実行することにより、
来客者が初めてオフィスを訪問する前に来客者情報を事前に登録する際に、少なくとも来客者がオフィスを訪問する日時、来客者の氏名および来客者のメールアドレスに係る情報を含む来客者情報を前記顔認証システムが受け付けると、この来客者情報に含まれる来客者のメールアドレスに、初回登録設定情報が記載されたメールを前記顔認証システムが送信する工程と、
来客者の顔画像に関する情報を含む来客者の登録情報を前記顔認証システムが受け付けると、受け付けた来客者の登録情報を前記顔認証システムに記録するとともに、前記顔認証システムが登録完了情報をオフィス社員のユーザ端末に送信する工程と、
オフィスのエントランスに設置された撮像装置により撮像された来客者の顔画像に関する情報を前記顔認証システムが受け取ると、前記顔認証システムが、前記撮像装置により撮像された来客者の顔画像に関する情報と記録されている来客者の顔画像に関する情報とを比較するとともに前記撮像装置により来客者の顔画像が撮像された日時と事前に登録されている来客者がオフィスを訪問する日時とを比較することにより来客者の認証を行う工程と、
前記顔認証システムにおいて来客者の認証が行われると、前記顔認証システムが来客通知情報をオフィス社員のユーザ端末に送信する工程と、
が行われる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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