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公開番号
2025015554
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024193655,2021024539
出願日
2024-11-05,2021-02-18
発明の名称
燃料電池ユニット
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人東京国際特許事務所
主分類
H01M
8/04 20160101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】 最小限の防水処理で効率的に水蒸気の侵入量を抑制することができる燃料電池ユニット、その周辺機器収容ケース及びその周辺機器収容部を提供する。
【解決手段】 燃料電池ユニット100は、空冷式の燃料電池スタック10と、電圧測定用タブ19と、電力取り出し用端子16と、セル監視基盤24、電流センサ25及びメインリレー26を収容する筐体21と、筐体21に設けられて電圧測定用タブ19が挿入される第1接続口31と、筐体21に設けられてバスバー36と電力取り出し用端子16とを接続させる第2接続口32と、筐体21内において第1接続口31及び第2接続口32が配置された領域60とセル監視基盤24、電流センサ25及びメインリレー26が配置された領域と、に区画する第1仕切板51と、電流センサ25及びメインリレー26が配置された領域80とセル監視基盤が配置された基盤配置領域70とに区画する第2仕切板52と、を備え、基盤配置領域は密閉される。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
積層された燃料電池セルに空気が供給される空冷式の燃料電池スタックと、
前記燃料電池セルから突出する電圧測定用タブと、
前記電圧測定用タブに電気的に接続されて前記燃料電池セルの出力を監視するセル監視基盤と、
前記セル監視基盤を収容する筐体と、
前記筐体に設けられて前記筐体の外部の前記燃料電池スタックから前記電圧測定用タブが挿入される第1接続口と、を備え、
前記筐体内において前記第1接続口が配置された第1領域と前記セル監視基盤が配置された第2領域とに区画されており、
前記電圧測定用タブに接続された配線を前記セル監視基盤に接続させるための接続口は封止されることを特徴とする燃料電池ユニット。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記燃料電池スタックの集電板から突出する電力取り出し用端子と、
前記電力取り出し用端子に直列に接続される出力電流を計測する電流センサと、
前記筐体に設けられて前記電力取り出し用端子が挿入される第2接続口と、を備え、
前記第2接続口は前記第1接続口が配置された前記第1領域に配置され、
前記電流センサは前記セル監視基盤が配置された前記第2領域に配置される、請求項1に記載の燃料電池ユニット。
【請求項3】
出力電力の供給のON/OFFを切り替えるメインリレーを備え、
前記メインリレーは前記セル監視基盤が配置された前記第2領域に配置される、請求項1または2に記載の燃料電池ユニット。
【請求項4】
前記セル監視基盤が配置された前記第2領域を区画する仕切板を備え、
前記仕切板は、
平坦部と、
前記平坦部に対して前記筐体の内側に突出した凹形状を有し前記セル監視基盤が格納される格納部と、を備える請求項1から3の何れか一項に記載の燃料電池ユニット。
【請求項5】
前記格納部の開口部を閉止する蓋板と、
前記格納部の周縁に設けられて前記蓋板と前記平坦部との境界線が平坦になるように形成される段差と、を備える請求項4に記載の燃料電池ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、空冷式の燃料電池ユニットの収容技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、燃料電池ユニットは、燃料電池セルが積層された燃料電池スタック及び燃料電池スタックを電源として用いるために必要な周辺機器から構成される。
従来から、水冷式の燃料電池ユニットは、所定のケースに収納され密閉されることで外部の水分から保護される。
しかし、空冷式の燃料電池ユニットは反応ガス及び冷却媒体として外気を利用するため、燃料電池スタックは外気に晒されていることが望ましい。周辺機器ごと1つのケースに収納することはせずに、周辺機器を収容する周辺機器収容ケースの外部に配置されることになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-167463号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
燃料電池スタックの周辺機器は、燃料電池スタックに近接して配置する必要がある。よって、室内や車内など湿度の高い屋内環境で動作させる場合、燃料電池スタックに導入される外気に含まれる水分が周辺機器収容ケース内に侵入を防止する必要がある。
【0005】
しかしながら、周辺機器との接続用に設けられた接続口は、燃料電池スタックの積層方向の厚さの公差による位置ズレに対応するため、実際に配線の通る余地以上に大きく設けられており、封止が困難であるという課題があった。
【0006】
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、最小限の防水処理で効率的に水蒸気の侵入を抑制することができる燃料電池ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態に係る燃料電池ユニットは、積層された燃料電池セルに空気が供給される空冷式の燃料電池スタックと、前記燃料電池セルから突出する電圧測定用タブと、前記電圧測定用タブに電気的に接続されて前記燃料電池セルの出力を監視するセル監視基盤と、前記セル監視基盤を収容する筐体と、前記筐体に設けられて前記筐体の外部の前記燃料電池スタックから前記電圧測定用タブが挿入される第1接続口と、を備え、前記筐体内において前記第1接続口が配置された第1領域と前記セル監視基盤が配置された第2領域とに区画されており、前記電圧測定用タブに接続された配線を前記セル監視基盤に接続させるための接続口は封止されるものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、最小限の防水処理で効率的に水蒸気の侵入を抑制することができる燃料電池ユニットが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る燃料電池ユニットにおいて周辺機器収容ケースの一部を透明化した斜視図。
本発明の実施形態に係る燃料電池ユニットを周辺機器収容部からみた正面図。
図1の燃料電池ユニットの斜視図において仕切板をさらに配置した図。
本発明の実施形態に係る燃料電池ユニットを周辺機器収容ケースの基盤配置領域側から見た正面図。
図1の燃料電池ユニットの斜視図において蓋板を表示させた斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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