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公開番号2025015381
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023193222
出願日2023-11-13
発明の名称シートパレット牽引補助具
出願人株式会社 ダイサン
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B65G 7/12 20060101AFI20250123BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】シートパレットの縁部に孔を開けることなく、牽引用のフックが取付けられ、挟持力の低下やシートパレットの縁部の変形を抑制できる、シートパレット牽引補助具を提供する。
【解決手段】シートパレット牽引補助具10は、シートパレット20の縁部22の一方の面に配置される第一挟持面12Bを有する第一板材12と、シートパレット20の縁部22の他方の面に配置される第二挟持面14Bを有し、第一挟持面12Bと第二挟持面14Bを重ねた場合に第一板材12とは重ならない部分を取付面14Aとして有する第二板材14と、取付面14Aに設けられ、牽引動力装置に連結される被部15と、取付面14Aに固定された台座32を有し、第一板材12を上方から押圧して第二板材14に押し付け、第一挟持面12Bと第二挟持面14Bでシートパレット20の縁部22を挟持するクランプ30と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
シートパレットの縁部の一方の面に配置される第一挟持面を有する第一板材と、
前記シートパレットの縁部の他方の面に配置される第二挟持面を有し、前記第一挟持面と前記第二挟持面を重ねた場合に前記第一板材とは重ならない部分を取付面として有する第二板材と、
前記取付面の位置に設けられ、牽引動力装置に連結される被係合部と、
前記取付面に固定された台座を有し、前記第一板材を上方から押圧して前記第二板材に押し付け、前記第一挟持面と前記第二挟持面で前記シートパレットの縁部を挟持するクランプと、
を有するシートパレット牽引補助具。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記第二板材は前記第一板材より板幅が大きく、前記第二板材の前記第二挟持面に前記第一板材の前記第一挟持面を重ねた際に重ならない前記第二板材の部分を前記取付面とし、前記第二板材の前記第二挟持面と前記取付面との境界には、段差又はリブが設けられている、
請求項1に記載のシートパレット牽引補助具。
【請求項3】
前記第二板材に、前記第一板材が嵌合可能な溝部が形成されている、
請求項1に記載のシートパレット牽引補助具。
【請求項4】
前記第一板材の前記第一挟持面に、湾曲した凹部、又は前記凹部に対応する湾曲した凸部のうち一方が形成され、
前記第二板材の前記第二挟持面に、湾曲した凹部、又は前記凹部に対応する湾曲した凸部のうち他方が形成されている、
請求項1に記載のシートパレット牽引補助具。
【請求項5】
前記第二板材の前記取付面には、前記第二板材を前記シートパレットの下面へ差し入れるための把手が取付けられている、
請求項1~3のいずれか一項に記載のシートパレット牽引補助具。
【請求項6】
前記第一板材の前記第一挟持面と前記第二板材の前記第二挟持面との少なくとも一方には、滑り止め部が設けられている、
請求項1~3のいずれか一項に記載のシートパレット牽引補助具。
【請求項7】
前記クランプは、トグルクランプである、
請求項1~3のいずれか一項に記載のシートパレット牽引補助具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、シートパレット牽引補助具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
海上輸送されたコンテナには、床面上に敷かれたシートパレットの上に荷物が載置されている場合があり、荷卸作業においては、このシートパレットを牽引することで、シートパレットと共に荷物をコンテナから降ろしていた。
【0003】
シートパレットの縁部に孔を開けることなく、牽引用のフックが取付けられ、板材でシートパレットを挟持できるシートパレット牽引補助具として、特許文献1には、グリップバーとベースプレートとの間にシートパレットの縁部を挟むシートパレット引き出し治具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-335128号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1のグリップバーは丸棒部材であるため、シートパレットに対するグリップバーの挟持面が、細長い線状となる。このため、グリップバーで強くシートパレットを押圧しないと、シートパレットがグリップバーとベースプレートの間から脱落する恐れがある。
【0006】
また、丸棒部材のグリップバーでシートパレットの縁部を強い力で押圧することになるので、細長い線状の狭い挟持面に力が集中し、グリップバーがシートパレットに食い込む。このため、重い荷物が載ったシートパレットを強い力で牽引する場合、グリップバーとベースプレートの間の挟持面において、シートパレットが断裂する恐れがある。また、これに伴って、シートパレットに載せる荷物の重量が比較的小さく制限されるという問題がある。
【0007】
本開示は、シートパレットの縁部を簡単な操作で確実に挟持し、比較的重量が大きい荷物の牽引時におけるシートパレットの脱落や断裂を抑制できるシートパレット牽引補助具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示のシートパレット牽引補助具は、シートパレットの縁部の一方の面に配置される第一挟持面を有する第一板材と、前記シートパレットの縁部の他方の面に配置される第二挟持面を有し、前記第一挟持面と前記第二挟持面を重ねた場合に前記第一板材とは重ならない部分を取付面として有する第二板材と、前記取付面の位置に設けられ、牽引動力装置に連結される被係合部と、前記取付面に固定された台座を有し、前記第一板材を上方から押圧して前記第二板材に押し付け、前記第一挟持面と前記第二挟持面で前記シートパレットの縁部を挟持するクランプと、を有している。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、シートパレットの縁部を確実に挟持し、比較的重量の大きい荷物の牽引時におけるシートパレットの脱落や断裂を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係るシートパレット牽引補助具でシートパレットを挟持している状態を示す平面図である。
本実施形態に係るシートパレット牽引補助具でシートパレットを挟持する前の状態を示す平面図である。
図1中の3-3線断面図である。
図2中の4-4線断面図である。
第1変形例に係るシートパレット牽引補助具でシートパレットを挟持している状態を、シートパレット牽引補助具を図1中の3-3線と同じ位置で切断して部分的に拡大して示す断面図である。
第2変形例に係るシートパレット牽引補助具でシートパレットを挟持している状態を、シートパレット牽引補助具を図1中の3-3線と同じ位置で切断して部分的に拡大して示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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