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公開番号2025015078
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118185
出願日2023-07-20
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人eBASE株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250123BHJP(計算;計数)
要約【課題】加工食品を用いたレシピの情報を生成する情報処理装置を提供する。
【解決手段】加工食品の商品を識別する商品識別子と、その商品に対応する一般加工食品の加工食品識別子と、その商品の栄養素情報を含む商品成分情報とを有する商品情報、及び加工食品識別子と、その加工食品識別子の一般加工食品を用いた料理のレシピ情報と、その一般加工食品を除外した料理の栄養素情報を含む料理成分情報とを有するマスタレシピ情報にアクセス可能な情報処理装置1は、商品識別子を受け付ける受付部12、その商品識別子に対応する加工食品識別子と商品成分情報を取得する取得部13、その加工食品識別子に対応するレシピ情報と料理成分情報、及びその商品成分情報を用いて、その商品識別子の商品を用いたカスタム料理のレシピと、そのカスタム料理の栄養素情報とを含むカスタムレシピ情報を生成する生成部14を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
加工食品である商品を識別する商品識別子と、当該商品に対応する一般加工食品を識別する加工食品識別子と、当該商品の栄養素に関する栄養素情報を含む商品成分情報とを有している複数の商品情報、及び
加工食品識別子と、当該加工食品識別子によって識別される一般加工食品を用いた料理のレシピの情報であるレシピ情報と、当該加工食品識別子によって識別される一般加工食品を除外した前記料理の栄養素情報を含む料理成分情報とを有している複数のマスタレシピ情報にアクセス可能な情報処理装置であって、
商品識別子を受け付ける受付部と、
前記受付部によって受け付けられた商品識別子に対応する加工食品識別子及び商品成分情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された加工食品識別子に対応するレシピ情報及び料理成分情報と、前記取得部によって取得された商品成分情報とを用いて、前記受付部によって受け付けられた商品識別子によって識別される商品を用いたカスタム料理のレシピの情報と、当該カスタム料理の栄養素情報とを含むカスタムレシピ情報を生成する生成部と、
前記カスタムレシピ情報を出力する出力部と、を備えた情報処理装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記商品情報は、当該商品情報に含まれる商品識別子で識別される商品の栄養素に関する特徴を示す特徴情報も有しており、
前記マスタレシピ情報は、当該マスタレシピ情報に含まれるレシピ情報に対応する料理の栄養素に関する特徴を示す特徴情報も有しており、
前記取得部は、前記受付部によって受け付けられた商品識別子に対応する特徴情報をも取得し、
前記生成部は、前記取得部によって取得された加工食品識別子及び特徴情報に対応するレシピ情報及び料理成分情報を用いてカスタムレシピ情報を生成する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記複数のマスタレシピ情報には、同じ加工食品識別子と、同じ料理の異なるレシピ情報と、異なる特徴情報とをそれぞれ有する2以上のマスタレシピ情報が含まれる、請求項2記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記複数のマスタレシピ情報には、同じ加工食品識別子と、同じ料理の異なるレシピ情報と、異なる料理成分情報とをそれぞれ有する2以上のマスタレシピ情報が含まれており、
前記生成部は、前記取得部によって取得された加工食品識別子に対応する同じ料理のレシピ情報及び料理成分情報の組が2以上存在する場合に、カスタム料理の栄養素情報が所定の条件を満たすレシピ情報及び料理成分情報の組を用いてカスタムレシピ情報を生成する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記商品情報が有する商品成分情報には、当該商品情報が有する商品識別子で識別される商品におけるアレルギー物質の有無に関するアレルギー情報も含まれており、
前記マスタレシピ情報が有する料理成分情報には、当該マスタレシピ情報に含まれる加工食品識別子によって識別される一般加工食品を除外した、当該マスタレシピ情報に含まれるレシピ情報に対応する料理におけるアレルギー物質の有無に関するアレルギー情報も含まれており、
前記生成部は、前記取得部によって取得された商品成分情報に含まれるアレルギー情報と、前記マスタレシピ情報が有する料理成分情報に含まれるアレルギー情報とを用いて、前記受付部によって受け付けられた商品識別子によって識別される商品に含まれるアレルギー物質以外のアレルギー物質を含まないカスタム料理のカスタムレシピ情報を生成する、請求項1から請求項4のいずれか記載の情報処理装置。
【請求項6】
受付部と、加工食品である商品を識別する商品識別子と、当該商品に対応する一般加工食品を識別する加工食品識別子と、当該商品の栄養素に関する栄養素情報を含む商品成分情報とを有している複数の商品情報にアクセス可能な取得部と、加工食品識別子と、当該加工食品識別子によって識別される一般加工食品を用いた料理のレシピの情報であるレシピ情報と、当該加工食品識別子によって識別される一般加工食品を除外した前記料理の栄養素情報を含む料理成分情報とを有している複数のマスタレシピ情報にアクセス可能な生成部と、出力部とを用いて処理される情報処理方法であって、
前記受付部が、商品識別子を受け付けるステップと、
前記取得部が、受け付けられた商品識別子に対応する加工食品識別子及び商品成分情報を取得するステップと、
前記生成部が、取得された加工食品識別子に対応するレシピ情報及び料理成分情報と、取得された商品成分情報とを用いて、受け付けられた商品識別子によって識別される商品を用いたカスタム料理のレシピの情報と、当該カスタム料理の栄養素情報とを含むカスタムレシピ情報を生成するステップと、
前記出力部が、前記カスタムレシピ情報を出力するステップと、を備えた情報処理方法。
【請求項7】
加工食品である商品を識別する商品識別子と、当該商品に対応する一般加工食品を識別する加工食品識別子と、当該商品の栄養素に関する栄養素情報を含む商品成分情報とを有している複数の商品情報、及び
加工食品識別子と、当該加工食品識別子によって識別される一般加工食品を用いた料理のレシピの情報であるレシピ情報と、当該加工食品識別子によって識別される一般加工食品を除外した前記料理の栄養素情報を含む料理成分情報とを有している複数のマスタレシピ情報にアクセス可能なコンピュータを、
商品識別子を受け付ける受付部、
前記受付部によって受け付けられた商品識別子に対応する加工食品識別子及び商品成分情報を取得する取得部、
前記取得部によって取得された加工食品識別子に対応するレシピ情報及び料理成分情報と、前記取得部によって取得された商品成分情報とを用いて、前記受付部によって受け付けられた商品識別子によって識別される商品を用いたカスタム料理のレシピの情報と、当該カスタム料理の栄養素情報とを含むカスタムレシピ情報を生成する生成部、
前記カスタムレシピ情報を出力する出力部として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レシピの情報を自動的に生成する情報処理装置等に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
加工食品を製造する食品メーカや、加工食品を販売する小売企業などは、加工食品の販売促進のために加工食品を用いたレシピを公開することを望んでいる。しかしながら、加工食品ごとのレシピの作成を手作業で行った場合には、1個のレシピの作成のコストが高くなるという問題がある。
【0003】
なお、関連する技術として、調理機器によって取得された情報を用いることによって、レシピ情報の生成を支援する技術が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-022365号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、レシピ情報を生成するために調理機器を用いる必要がある。したがって、ある加工食品に関するレシピを作成するために、実際に調理を行う必要があり、レシピを情報処理だけで簡単に作成することはできない。このように、加工食品である商品を用いたレシピを情報処理のみで簡単に生成したいという要望があった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、加工食品である商品を用いたレシピの情報を、情報処理のみで自動的に生成することができる情報処理装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の一態様による情報処理装置は、加工食品である商品を識別する商品識別子と、商品に対応する一般加工食品を識別する加工食品識別子と、商品の栄養素に関する栄養素情報を含む商品成分情報とを有している複数の商品情報、及び加工食品識別子と、加工食品識別子によって識別される一般加工食品を用いた料理のレシピの情報であるレシピ情報と、加工食品識別子によって識別される一般加工食品を除外した料理の栄養素情報を含む料理成分情報とを有している複数のマスタレシピ情報にアクセス可能な情報処理装置であって、商品識別子を受け付ける受付部と、受付部によって受け付けられた商品識別子に対応する加工食品識別子及び商品成分情報を取得する取得部と、取得部によって取得された加工食品識別子に対応するレシピ情報及び料理成分情報と、取得部によって取得された商品成分情報とを用いて、受付部によって受け付けられた商品識別子によって識別される商品を用いたカスタム料理のレシピの情報と、カスタム料理の栄養素情報とを含むカスタムレシピ情報を生成する生成部と、カスタムレシピ情報を出力する出力部と、を備えたものである。
このような構成により、加工食品である商品のレシピを、実際の調理を行うことなく情報処理のみで自動的に生成することができる。そのため、例えば、食品メーカや小売企業などは、加工食品である商品を用いたカスタムレシピ情報を低コストで生成することができるようになる。また、消費者に対して、リアルタイムで生成したカスタムレシピ情報を提供することも可能になる。また、カスタムレシピ情報には、栄養素情報も含まれているため、カスタムレシピ情報によってカスタム料理の栄養素に関する情報についても知ることができるようになる。
【0008】
また、本発明の一態様による情報処理装置では、商品情報は、商品情報に含まれる商品識別子で識別される商品の栄養素に関する特徴を示す特徴情報も有しており、マスタレシピ情報は、マスタレシピ情報に含まれるレシピ情報に対応する料理の栄養素に関する特徴を示す特徴情報も有しており、取得部は、受付部によって受け付けられた商品識別子に対応する特徴情報をも取得し、生成部は、取得部によって取得された加工食品識別子及び特徴情報に対応するレシピ情報及び料理成分情報を用いてカスタムレシピ情報を生成してもよい。
このような構成により、加工食品である商品の栄養素に関する特徴、例えば、低糖質や低カロリーなどの特徴に対応したカスタムレシピ情報を生成することができるようになる。したがって、加工食品である商品の特徴を生かしたカスタムレシピ情報を生成することができるようになる。
【0009】
また、本発明の一態様による情報処理装置では、複数のマスタレシピ情報には、同じ加工食品識別子と、同じ料理の異なるレシピ情報と、異なる特徴情報とをそれぞれ有する2以上のマスタレシピ情報が含まれてもよい。
このような構成により、例えば、ある一般加工食品について、異なる特徴に対応した複数の商品が存在する場合であっても、その複数の商品の特徴にそれぞれ対応した同じ料理のカスタムレシピ情報を生成することができるようになる。
【0010】
また、本発明の一態様による情報処理装置では、複数のマスタレシピ情報には、同じ加工食品識別子と、同じ料理の異なるレシピ情報と、異なる料理成分情報とをそれぞれ有する2以上のマスタレシピ情報が含まれており、生成部は、取得部によって取得された加工食品識別子に対応する同じ料理のレシピ情報及び料理成分情報の組が2以上存在する場合に、カスタム料理の栄養素情報が所定の条件を満たすレシピ情報及び料理成分情報の組を用いてカスタムレシピ情報を生成してもよい。
このような構成により、ある加工食品の商品について、栄養素情報が所定の条件を満たすカスタム料理のカスタムレシピ情報を生成することができるようになる。所定の条件は、例えば、低糖質、低カロリー、減塩、栄養バランスがよいことなどであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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