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公開番号2025015014
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118062
出願日2023-07-20
発明の名称鼻汁吸引器
出願人丹平製薬株式会社
代理人個人,個人
主分類A61M 1/00 20060101AFI20250123BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】
本発明は、使用しないときに、乳児や幼児等の鼻に当接する鼻汁吸引具を衛生的に保管することができ、鼻汁吸引具に接続される連通管も見た目にも綺麗に保管することができ、鼻汁吸引具及び連通管を紛失しないように保管することができる鼻汁吸引器を提供することを目的とする。
【解決手段】
空気が出入りする通気孔1aを有し使用者の鼻に当接して鼻汁を吸引して貯留する鼻汁吸引具1と、操作部21を有するピストン22と前記ピストン22を内設し吸排気孔23aを有するポンプ容器23を有するポンプ2と、前記ポンプ2の一の面に立設された支持部3と、前記ポンプ2の吸排気孔23aと前記鼻汁吸引具1の通気孔1aを連通する連通管4と、前記連通管4を係止する連通管係止部5と、前記鼻汁吸引具1を係止する鼻汁吸引具係止部6を備える鼻汁吸引器によって解決することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
空気が出入りする通気孔を有し使用者の鼻に当接して鼻汁を吸引して貯留する鼻汁吸引具と、
操作部を有するピストンと前記ピストンを内設し吸排気孔を有するポンプ容器を有するポンプと、
前記ポンプの一の面に立設された支持部と、
前記ポンプの吸排気孔と前記鼻汁吸引具の通気孔を連通する連通管と、
前記操作部、前記ポンプの一の面、又は前記支持部の少なくとも一つに設けられ、前記連通管を係止する連通管係止部と、
前記操作部、前記ポンプの一の面、又は前記支持部の少なくとも一つに設けられ、前記鼻汁吸引具を係止する鼻汁吸引具係止部を備えることを特徴とする鼻汁吸引器。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記鼻汁吸引具、前記操作部、前記ポンプの一の面及び前記支持部を覆設する蓋体を備えることを特徴とする請求項1に記載の鼻汁吸引器。
【請求項3】
前記鼻汁吸引具が、鼻汁を吸引する吸引孔を有する吸引頭部と、減圧状態のときに内部の空気を通す第一逆止弁と加圧状態のときに外部へ空気を排出する第二逆止弁を有し吸引した鼻汁を貯留する吸引容器を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鼻汁吸引器。
【請求項4】
前記連通管係止部が、前記連通管の管孔部と嵌合する突起部、前記連通管の管孔部を嵌入する孔部、又は前記連通管の管体部を係止する切欠部から選ばれる少なくとも一つであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鼻汁吸引器。
【請求項5】
前記鼻汁吸引具係止部が、前記鼻汁吸引具と嵌合する突起部、前記鼻汁吸引具を嵌入する孔部、又は前記鼻汁吸引具を係止する切欠部から選ばれる少なくとも一つであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鼻汁吸引器。
【請求項6】
前記連通管係止部が前記蓋体の内側面に設けられている、又は前記鼻汁吸引具係止部が前記蓋体の内側面に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の鼻汁吸引器。
【請求項7】
前記蓋体にて、前記ポンプの一の面及び前記支持部を覆設したときに、外観が、略円柱状、略楕円柱状、略角柱状又は略球状のいずれか一つの形状となることを特徴とする請求項2に記載の鼻汁吸引器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乳児や幼児などの鼻腔内に溜まった鼻汁を外部に吸い出すために使用される鼻汁吸引器に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、乳児や幼児などは、風邪などで鼻水が鼻腔内に溢れると、自ら上手に鼻をかむことができないことから呼吸が苦しくなることがあり、そのようなとき父母などの大人が鼻水を強制的に吸い出すことで呼吸が楽になることから、種々の鼻汁吸引器が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、吸引機構と、その吸引機構に接続された抽気機構とを備え、その抽気機構は、ポンプと、ピストンと、連通管と、第1逆止弁と、第2逆止弁とを備え、そのピストンは、そのポンプに配置され、その連通管の第1側は、そのポンプに接続され、その連通管の第2側は、その吸引機構に接続され、その第1逆止弁は、そのポンプに配置され、その連通管の第1側に配置され、その第2逆止弁は、そのポンプに配置されている吸引装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3233144号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の鼻汁等の吸引装置では、鼻汁等を吸引する吸引機構の吸着ヘッドが乳児や幼児等の鼻に当接する部分であるにも関わらず、使用しないときにむき出しとなるために、外部から菌やウイルスなどが付着しやすいなど衛生的に好ましくないという課題があった。さらに、特許文献1に記載の鼻汁等吸引装置では、使用しないときには、吸引機構と連通管が抽気機構から取り外されずに連通管を抽気機構の外周に巻き付けられて保管されたり、吸引機構と連通管が抽気機構から取り外されて抽気機構とは別に保管されたりするところ、連通管を抽気機構の外周に巻き付けられていると見た目に綺麗ではなく、吸引機構と連通管が抽気機構から取り外されて保管されていると紛失するおそれがあった。
【0006】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、使用しないときに、乳児や幼児等の鼻に当接する鼻汁吸引具を衛生的に保管することができ、鼻汁吸引具に接続される連通管も見た目にも綺麗に保管することができ、鼻汁吸引具及び連通管を紛失しないように保管することができる鼻汁吸引器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
〔1〕本発明は、空気が出入りする通気孔(1a)を有し使用者の鼻に当接して鼻汁を吸引して貯留する鼻汁吸引具(1)と、操作部(21)を有するピストン(22)と前記ピストン(22)を内設し吸排気孔(23a)を有するポンプ容器(23)を有するポンプ(2)と、前記ポンプ(2)の一の面に立設された支持部(3)と、前記ポンプ(2)の吸排気孔(23a)と前記鼻汁吸引具(1)の通気孔(1a)を連通する連通管(4)と、前記操作部(21)、前記ポンプ(2)の一の面、又は前記支持部(3)の少なくとも一つに設けられ、前記連通管(4)を係止する連通管係止部(5)と、前記操作部(21)、前記ポンプ(2)の一の面、又は前記支持部(3)の少なくとも一つに設けられ、前記鼻汁吸引具(1)を係止する鼻汁吸引具係止部(6)を備えることを特徴とする鼻汁吸引器である。
【0008】
〔2〕そして、前記鼻汁吸引具(1)、前記操作部(21)、前記ポンプ(2)の一の面及び前記支持部(3)を覆設する蓋体(7)を備えることを特徴とする前記〔1〕に記載の鼻汁吸引器である。
【0009】
〔3〕そして、前記鼻汁吸引具(1)が、鼻汁を吸引する吸引孔(1b)を有する吸引頭部(11)と、減圧状態のときに内部の空気を通す第一逆止弁(V1)と加圧状態のときに外部へ空気を排出する第二逆止弁(V2)を有し吸引した鼻汁を貯留する吸引容器(12)を備えることを特徴とする前記〔1〕又は前記〔2〕に記載の鼻汁吸引器である。
【0010】
〔4〕そして、前記連通管係止部(5)が、前記連通管(4)と嵌合する突起部、前記連通管(4)の管孔部(42)を嵌入する孔部、又は前記連通管の管体部を係止する切欠部から選ばれる少なくとも一つであることを特徴とする前記〔1〕又は前記〔2〕に記載の鼻汁吸引器である。
(【0011】以降は省略されています)

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