TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025014728
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117513
出願日2023-07-19
発明の名称車両用サンバイザ
出願人共和産業株式会社
代理人個人,個人
主分類B60J 3/02 20060101AFI20250123BHJP(車両一般)
要約【課題】サンバイザ本体に所定の外力が作用しても、サンバイザ本体に作用した外力が支軸を介して車体側固定部に加わってしまうことを抑制すること。
【解決手段】筒芯31は、脆弱部50を有し、被覆樹脂41には、脆弱部50を外部へ露出させるスリット49が形成されている。脆弱部50がスリット49を介して外部へ露出しているため、例えば、脆弱部50が被覆樹脂41によって被覆されている場合に比べると、支軸30に対して所定の外力が作用して筒芯31に加わる応力が脆弱部50に加わったときに、筒芯31が脆弱部50を起点として破損し易い。そして、筒芯31が脆弱部50を起点として破損すると同時に、被覆樹脂41もスリット49を起点として破損し易い。このように、筒芯31及び被覆樹脂41を同時に破損させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
サンバイザ本体と、
樹脂製の車体側固定部と、
前記サンバイザ本体を前記車体側固定部に対して支持する筒状の支軸と、を備え、
前記支軸は、
金属製の筒芯と、
前記筒芯の外周面を覆う被覆樹脂と、を有している車両用サンバイザであって、
前記筒芯は、脆弱部を有し、
前記被覆樹脂には、前記脆弱部を外部へ露出させるスリットが形成されていることを特徴とする車両用サンバイザ。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記車体側固定部には、前記支軸が挿入される挿入孔が形成されており、
前記挿入孔は、前記車体側固定部の車室側表面に開口しており、
前記支軸は、前記脆弱部及び前記スリットが前記車室側表面に対して同一面上に位置した状態で前記挿入孔に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用サンバイザ。
【請求項3】
前記車体側固定部には、前記支軸が挿入される挿入孔が形成されており、
前記挿入孔は、前記車体側固定部の車室側表面に開口しており、
前記支軸は、前記脆弱部及び前記スリットが前記車室側表面に対して前記挿入孔の内側に入り込んだ位置に配置された状態で前記挿入孔に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用サンバイザ。
【請求項4】
前記脆弱部は、前記筒芯の一部分を押し潰すことにより形成されたエッジであり、
前記エッジは、前記筒芯の軸方向に対して交差する方向に延びていることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の車両用サンバイザ。
【請求項5】
前記筒芯における前記脆弱部よりも前記サンバイザ本体とは反対側に位置する部分には、前記被覆樹脂に係止されて前記筒芯における前記被覆樹脂に対する軸方向の移動を阻止する係止部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用サンバイザ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用サンバイザに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示されているように、車両用サンバイザは、サンバイザ本体と、車体側固定部と、支軸と、を備えている。支軸は、サンバイザ本体を車体側固定部に対して支持する。車体側固定部は、車室内からの外観の見栄えの観点から樹脂製のものが採用されている。
【0003】
ところで、このような車両サンバイザにおいては、例えば、サンバイザ本体に照明装置が設けられている場合、照明装置へ電力を供給するための配線を支軸の内部に配策する必要がある。このため、車両用サンバイザにおいては、筒状の支軸を採用する場合がある。
【0004】
ここで、例えば、筒状の支軸が金属製の場合、筒状の支軸を折り曲げるだけで支軸を所望の形状にすることができる。その一方で、金属製の支軸を採用する場合、車室内からの外観の見栄えが低下してしまうという問題がある。よって、樹脂製の支軸を採用することが考えられるが、筒状の支軸を樹脂により形成する場合、支軸を所望の形状に形成することが困難である。
【0005】
そこで、支軸を、金属製の筒芯と、筒芯の外周面を覆う被覆樹脂と、から構成することが考えられる。このような支軸を採用すれば、筒状の支軸を所望の形状に形成し易く、且つ、支軸における車室内からの外観の見栄えを良好なものとすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第4693600号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、サンバイザ本体に所定の外力が作用したときに、サンバイザ本体に作用した外力が支軸を介して車体側固定部に加わる場合がある。すると、車体側固定部が破断して、車体側固定部の破断部分が車室内に露出したり、車体側固定部の破断部分が車室内に飛散したりする虞がある。したがって、サンバイザ本体に所定の外力が作用しても、サンバイザ本体に作用した外力が支軸を介して車体側固定部に加わってしまうことを抑制することが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための各態様を記載する。
[態様1]
サンバイザ本体と、
樹脂製の車体側固定部と、
前記サンバイザ本体を前記車体側固定部に対して支持する筒状の支軸と、を備え、
前記支軸は、
金属製の筒芯と、
前記筒芯の外周面を覆う被覆樹脂と、を有している車両用サンバイザであって、
前記筒芯は、脆弱部を有し、
前記被覆樹脂には、前記脆弱部を外部へ露出させるスリットが形成されていることを特徴とする車両用サンバイザ。
【0009】
これによれば、脆弱部がスリットを介して外部へ露出しているため、例えば、脆弱部が被覆樹脂によって被覆されている場合に比べると、支軸に対して所定の外力が作用して筒芯に加わる応力が脆弱部に加わったときに、筒芯が脆弱部を起点として破損し易い。そして、筒芯が脆弱部を起点として破損すると同時に、被覆樹脂もスリットを起点として破損し易い。したがって、筒芯及び被覆樹脂を同時に破損させることにより、サンバイザ本体に所定の外力が作用しても、サンバイザ本体に作用した外力が支軸を介して車体側固定部に加わってしまうことを抑制することができる。
【0010】
[態様2]
前記車体側固定部には、前記支軸が挿入される挿入孔が形成されており、
前記挿入孔は、前記車体側固定部の車室側表面に開口しており、
前記支軸は、前記脆弱部及び前記スリットが前記車室側表面に対して同一面上に位置した状態で前記挿入孔に挿入されていることを特徴とする[態様1]に記載の車両用サンバイザ。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

共和産業株式会社
車両用サンバイザ
17日前
共和産業株式会社
ミラー付き車両用サンバイザ
6か月前
個人
車両
3か月前
個人
眼科手術車
1か月前
個人
授乳用車両
1か月前
個人
自動車運転補助装置
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
16日前
個人
台車用車輪止め具
1か月前
個人
キャンピングトレーラー
2か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
2か月前
個人
謝意シグナル装着車
1か月前
個人
自動車外部装着用しめ飾り
2か月前
日本精機株式会社
車外表示装置
4か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
エムケー精工株式会社
洗車装置
4か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
株式会社青木製作所
タンクローリ
1か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
4か月前
マツダ株式会社
車両
23日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用照明装置
3日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
株式会社SUBARU
車両
4か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
2か月前
東レ株式会社
車両用部材の補強方法
2か月前
ダイハツ工業株式会社
バッグ
3か月前
続きを見る