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公開番号
2025014498
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117098
出願日
2023-07-18
発明の名称
運転者監視装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社デンソー
,
株式会社アイシン
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250123BHJP(信号)
要約
【課題】車両の自動運転中の運転者の行為が許容される運転以外の行為に該当するか否かを運転者に把握させる。
【解決手段】運転者監視装置12は運転以外の行為が許容されるレベルの車両1の自動運転中にドライバモニタカメラ7が撮像した車両1の運転者の画像に基づいて運転者の行為を監視する監視モードと、自動運転中に運転者の画像に基づいて運転者の行為が許容される運転以外の行為に該当するか否かを確認するトライアルモードとを有し、運転者の操作に応じて監視モードとトライアルモードとを切り替えるモード切り替え部232と、監視モード時に運転者の行為が許容されない運転以外の行為に該当する状態が第1閾値以上継続した場合に運転者に警告する警告部233と、トライアルモード時に運転者の行為が許容されない運転以外の行為に該当する状態が第2閾値以上継続した場合に運転者に通知する通知部234とを備え、第2閾値は第1閾値より小さい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
運転以外の行為が許容されるレベルの車両の自動運転中に、ドライバモニタカメラによって撮像された前記車両の運転者の画像に基づいて、前記運転者の行為を監視する監視モードと、
前記自動運転中に前記運転者の画像に基づいて、前記運転者の行為が、許容される前記運転以外の行為に該当するか否かを確認するためのモードであるトライアルモードとを有する運転者監視装置であって、
前記運転者の操作に応じて前記監視モードと前記トライアルモードとの切り替えを実行するモード切り替え部と、
前記監視モード時に、前記運転者の行為が、許容されない前記運転以外の行為に該当する状態が第1閾値以上継続した場合に、前記運転者に対する警告を実行させる警告部と、
前記トライアルモード時に、前記運転者の行為が、許容されない前記運転以外の行為に該当する状態が第2閾値以上継続した場合に、前記運転者に対する通知を実行させる通知部とを備え、
前記第2閾値は前記第1閾値より小さい値に設定されている、運転者監視装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、運転者監視装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の自動運転を実行すると共に、自動運転中に車両の運転者に対して各種の報知を行う技術について記載されている。特許文献1に記載された技術では、ドライバモニタカメラによって撮像された運転者画像等に基づいて運転者の非運転行動(例えばよそ見、スマートフォンの操作、車両設備(例えば音響設備やナビゲーションシステム)の操作等)が検出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-091790号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
運転者の非運転行動は「運転以外の行為」等とも称される。SAE(Society of Automotive Engineers)の自動運転レベル3では、車両の自動運転中に運転者の運転以外の行為が許容される。詳細には、運転者の運転以外の行為には、車両の自動運転中に許容されるものと、許容されないものとが含まれる。そのため、運転者は、車両の自動運転中に、自分の運転以外の行為が許容されるものであるか、あるいは、許容されないものであるかを把握して、運転以外の行為を行う必要がある。しかしながら、特許文献1に記載された技術では、運転者は、車両の自動運転中の運転者の行為が、許容される運転以外の行為に該当するか否かを把握することができない。
【0005】
上述した点に鑑み、本発明は、車両の自動運転中の運転者の行為が許容される運転以外の行為に該当するか否かを運転者に容易に把握させることができる運転者監視装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、運転以外の行為が許容されるレベルの車両の自動運転中に、ドライバモニタカメラによって撮像された前記車両の運転者の画像に基づいて、前記運転者の行為を監視する監視モードと、前記自動運転中に前記運転者の画像に基づいて、前記運転者の行為が、許容される前記運転以外の行為に該当するか否かを確認するためのモードであるトライアルモードとを有する運転者監視装置であって、前記運転者の操作に応じて前記監視モードと前記トライアルモードとの切り替えを実行するモード切り替え部と、前記監視モード時に、前記運転者の行為が、許容されない前記運転以外の行為に該当する状態が第1閾値以上継続した場合に、前記運転者に対する警告を実行させる警告部と、前記トライアルモード時に、前記運転者の行為が、許容されない前記運転以外の行為に該当する状態が第2閾値以上継続した場合に、前記運転者に対する通知を実行させる通知部とを備え、前記第2閾値は前記第1閾値より小さい値に設定されている、運転者監視装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車両の自動運転中の運転者の行為が許容される運転以外の行為に該当するか否かを運転者に容易に把握させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の運転者監視装置が適用された車両の一例を示す図である。
第1実施形態の運転者監視装置のプロセッサの処理の一例を示す図である。
第2実施形態の運転者監視装置のプロセッサの処理の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1実施形態>
図1は第1実施形態の運転者監視装置12が適用された車両1の一例を示す図である。
図1に示す例では、車両1が、車外カメラ2と、レーダー3と、LiDAR(Light Detection And Ranging)4と、GPS(Global Positioning System)ユニット5と、地図情報ユニット6と、ドライバモニタカメラ7と、HMI(Human Machine Interface)8と、自動運転制御装置10と、運転者監視装置12とを備えている。それらは車内ネットワーク13を介して接続されている。また、車両1は、操舵アクチュエータ14と、制動アクチュエータ15と、駆動アクチュエータ16とを備えている。
【0010】
自動運転制御装置10は、例えば自動運転ECU(Electronic Control Unit)によって構成されている。自動運転制御装置10は、車両1の運転者による操舵アクチュエータ14、制動アクチュエータ15及び駆動アクチュエータ16の操作及び車両1の周囲の監視を必要としない運転制御レベルで車両1を制御可能であり、車両1の自動運転を実行する機能を有する。また、自動運転制御装置10は、運転者が車両1の運転に関与する運転制御レベルで車両1を制御可能であり、車両1の手動運転を実行する機能を有する。自動運転制御装置10による車両1の自動運転の実行中には、車両1の運転者の運転以外の行為が許容される。つまり、自動運転制御装置10は、車両1の運転者の運転以外の行為が許容されるレベルの車両1の自動運転を実行可能である。運転者の運転以外の行為には、車両1の自動運転中に許容されるものと、車両1の自動運転中に許容されないものとが含まれる。車両1の自動運転中に許容される運転者の運転以外の行為には、例えばよそ見、スマートフォンの操作、車両設備の操作等が含まれる。車両1の自動運転中に許容されない運転者の運転以外の行為には、自動運転から手動運転への運転交代要請にスムーズに対応できない行為(例えば運転席から離席する行為、居眠り等)が含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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