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公開番号
2025014330
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116811
出願日
2023-07-18
発明の名称
燃料電池システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人平木国際特許事務所
主分類
H01M
8/04 20160101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】燃料電池スタックを動作させる補機部品の耐久性低下を抑制することを目的とする。
【解決手段】燃料電池システム100は、燃料電池スタック2と冷却ファン4と補機部品51,52と筐体1と備える。燃料電池スタック2は、燃料電池スタック2内に空気を流入させる空気入口6を有する。冷却ファン4は、燃料電池スタック2の空気入口6より下流側に接続されており、燃料電池スタック2内の空気を冷却ファン4の外部に流出させる空気出口7を有する。筐体1の収容空間17,18は、空気入口6を含む第1収容空間17と空気出口7を含む第2収容空間18とに仕切られている。補機部品51,52は、耐熱温度の低い第1補機部品51と耐熱温度の高い第2補機部品52とを含む。第1補機部品51は第1収容空間17に収容され、第2補機部品52は第2収容空間18に収容される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
燃料電池セルを複数積層させた燃料電池スタックと、
前記燃料電池スタックに接続され、前記燃料電池スタック内に空気を流して前記燃料電池スタックを冷却する冷却ファンと、
前記燃料電池スタックを動作させる補機部品と、
前記燃料電池スタック、前記冷却ファン及び前記補機部品の収容空間を有する筐体と、
を備える燃料電池システムであって、
前記燃料電池スタックは、前記燃料電池スタック内に前記空気を流入させる空気入口を有し、
前記冷却ファンは、前記燃料電池スタックの前記空気入口より下流側に接続されており、前記燃料電池スタック内の前記空気を前記冷却ファンの外部に流出させる空気出口を有し、
前記収容空間は、前記空気入口を含む第1収容空間と、前記空気出口を含む第2収容空間とに仕切られており、
前記補機部品は、耐熱温度の低い第1補機部品と、耐熱温度の高い第2補機部品と、を含み、
前記第1補機部品は、前記第1収容空間に収容され、
前記第2補機部品は、前記第2収容空間に収容される
ことを特徴とする燃料電池システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
水素燃料と空気中の酸素との反応によって発電する燃料電池セルを所定の積層方向に複数積層させた燃料電池スタックは、発電時に発熱するので冷却する必要がある。
【0003】
特許文献1には、燃料電池モジュールを収容するモジュール収納室を構成する外装ケースの上部にモジュール収納室内の空気を排気するための排気口を備えるとともに、燃料電池モジュールの底部周囲に、補機収納室内の空気をモジュール収納室内に供給するための空気流通孔を複数有する燃料電池装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-224246号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
燃料電池スタックを動作させる補機部品は、その種類に応じて耐熱温度が異なるので、耐熱温度に応じて筐体内に収容することが好ましい。
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示された燃料電池装置では、補機部品の耐熱温度について何ら考慮されていないので、耐熱温度の低い補機部品の耐久性が低下する可能性がある。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、燃料電池スタックを動作させる補機部品の耐久性低下を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の燃料電池システムは、燃料電池セルを複数積層させた燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックに接続され、前記燃料電池スタック内に空気を流して前記燃料電池スタックを冷却する冷却ファンと、前記燃料電池スタックを動作させる補機部品と、前記燃料電池スタック、前記冷却ファン及び前記補機部品の収容空間を有する筐体と、を備える燃料電池システムであって、前記燃料電池スタックは、前記燃料電池スタック内に前記空気を流入させる空気入口を有し、前記冷却ファンは、前記燃料電池スタックの前記空気入口より下流側に接続されており、前記燃料電池スタック内の前記空気を前記冷却ファンの外部に流出させる空気出口を有し、前記収容空間は、前記空気入口を含む第1収容空間と、前記空気出口を含む第2収容空間とに仕切られており、前記補機部品は、耐熱温度の低い第1補機部品と、耐熱温度の高い第2補機部品と、を含み、前記第1補機部品は、前記第1収容空間に収容され、前記第2補機部品は、前記第2収容空間に収容されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、燃料電池スタックを動作させる補機部品の耐久性低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態の燃料電池システムの内部構成を説明する側面図。
図1に示す内部構成の背面図。
第2実施形態の燃料電池システムの内部構成を説明する側面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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