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公開番号
2025014229
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116583
出願日
2023-07-18
発明の名称
粉粒体供給装置、およびロスインウェイト制御方法
出願人
合同会社デュエラコーポレーション
代理人
個人
主分類
B65G
65/46 20060101AFI20250123BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】
粉粒体の時間あたりの吐出量を一定にするためのロスインウエイト制御を休止することのない連続式の粉粒体供給装置を提供する
【解決手段】
メインフィーダー部1およびサブフィーダー部2を設け、通常運転時はメインフィーダー部1の重量とサブフィーダー部2の重量の合計が粉粒体の排出により減少していく減少量を参照して、あらかじめ設定している粉粒体の排出量速度に近づくようにフィードバック制御を行う。しかし、サブホッパー21に貯蔵されている粉粒体が少なくなり補給が必要になったとき、外部よりサブフィーダー部2に粉粒体を補給するが、この時間帯においてはメインフィーダー部1の重量の減少量のみを参照してフィードバック制御を行うように切り替えることで、ロスインウェイト制御を休止する時間を無くすることができる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
粉粒体を収容するメインホッパーを有して、前記メインホッパー内の粉粒体を所定の排出速度で排出可能なメインフィーダー部と、
粉粒体を収容するサブホッパーを有して、前記サブホッパー内の粉粒体を前記メインホッパーに所定の排出速度で排出可能なサブフィーダー部とを備える粉粒体供給装置であって、
前記メインフィーダー部は、前記メインフィーダー部の重量を参照するロスインウェイト制御と、前記メインフィーダー部と前記サブフィーダー部との合計重量を参照するロスインウェイト制御とが可能であることを特徴とする粉粒体供給装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記メインフィーダー部は、排出速度を制御可能なメインフィーダーを有し、前記メインフィーダーのロスインウェイト制御は基準となる重量の減少重量速度があらかじめ設定された排出重量速度に近づくよう前記メインフィーダーの排出速度を増減させて制御することを特徴とする請求項1に記載の粉粒体供給装置
【請求項3】
前記メインフィーダー部は、外部からの信号が入力されたとき、または前記サブフィーダー部の重量があらかじめ設定した重量より小さくなったときに、前記サブフィーダー部から前記メインフィーダー部への供給を停止し、前記メインフィーダー部は、前記メインフィーダー部と前記サブフィーダー部との合計重量を参照するロスインウェイト制御から、前記メインフィーダー部のみの重量を参照するロスインウェイト制御に切り替えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の粉粒体供給装置
【請求項4】
前記サブフィーダー部は、排出速度を制御可能なサブフィーダーを有し、前記メインフィーダー部の重量があらかじめ設定されている重量に近づくよう前記サブフィーダーの排出速度を増減させて制御することを特徴とする請求項1に記載の粉粒体供給装置。
【請求項5】
前記メインフィーダーがスクリューフィーダーであることを特徴とする請求項2に記載の粉粒体供給装置。
【請求項6】
前記サブフィーダーは、前記サブホッパーの底面が回転するテーブルフィーダーであることを特徴とする請求項4に記載の粉粒体供給装置。
【請求項7】
粉粒体を収容するメインホッパーを有して、前記メインホッパー内の粉粒体を所定の排出速度で排出可能なメインフィーダー部と、粉粒体を収容するサブホッパーを有して、前記サブホッパー内の粉粒体を前記メインホッパーに所定の排出速度で排出可能なサブフィーダー部とを備える粉粒体供給装置のロスインウェイト制御方法であって、
前記サブフィーダー部内の前記粉粒体の量を計測する工程と、
計測された前記サブフィーダー部内の前記粉粒体の量が所定の量よりも多い第一運転時に、前記メインフィーダー部は、前記メインフィーダー部と前記サブフィーダー部との合計重量を参照するロスインウェイト制御で運転させる工程と、
計測された前記サブフィーダー部内の前記粉粒体の量が所定の量よりも少なくなった後、前記サブフィーダー部内に前記粉粒体を補充する第二運転時に、前記メインフィーダー部は、前記メインフィーダー部の重量を参照するロスインウェイト制御で運転させる工程とを実行することが可能であることを特徴とするロスインウェイト制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、粉粒体供給装置およびロスインウェイト制御方法に関し、特に、ロスインウェイト制御で運転可能な粉粒体供給装置およびロスインウェイト制御方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
粉粒体を定量供給する粉粒体供給装置は、既に広く知られている。この粉粒体供給装置は、粉粒体を一時貯蔵するホッパーと、このホッパー内の粉粒体を排出するためのスクリューなどを有する排出部と、これらの装置を載せる計量部と、制御部などを備えている。
計量部は、排出部が粉粒体を排出しながら、ホッパー部と排出部と貯められている粉粒体との重量を計測することができるようになっている。重量の減少量(粉粒体の排出重量)を測定し、排出部のスクリュー回転数などを制御(調整)することで、時間当たりの排出重量(すなわち排出重量速度)が一定となるように制御する。
この制御方法は一般的にロスインウェイト制御と呼ばれている。
【0003】
この種の粉粒体供給装置では、ホッパーに貯蔵されている粉粒体が減少し、なくなりかけた場合に、粉粒体を外部から補給する必要が生じる。外部から粉粒体を補給する間は、この粉粒体供給装置の重量が増加し、排出量の測定ができなくなる。このため、本来の粉粒体の排出量制御(ロスインウェイト制御)ができなくなる。しかしながら、粉粒体供給装置の連続排出は継続する必要がある。
【0004】
このため、以下のような方法を採用している。
特許文献1に示す技術は、貯留部内の粉粒体がなくなりかけた段階で、排出部のスクリューなどをそれまでの回転速度と同じ一定速度で回転させて(回転数を固定して運転するいわゆるロック運転させて)排出運転を継続しながら、ホッパー内に粉粒体を補給する。すなわち、一時的にロスインウェイト制御を停止する。
また、一時的な排出量制御の行われない頻度を少なくするために、粉粒体供給装置のホッパーを大きくする必要も生じてくる。
【0005】
特許文献2に示す技術は、ロスインウェイト制御を連続して行うために、粉粒体供給装置を二台並べて交互運転し、一方に粉粒体の補給をする間は、他方で運転を継続し、ロスインウェイト制御を継続している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実全昭60-056236号公報
特許第7089394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に示す技術においては、一時的にロスインウェイト制御を停止するのでロック制御方式とも称せられ、連続排出運転は可能となるものの、粉粒体を補給している間は排出制御を行えないため、排出重量が一定とは限らない状態で排出せざるを得ない。
この頻度を少なくするためにホッパーを大きくする場合、貯蔵する粉粒体の量を増加させることになるが、粉粒体の貯蔵量が多い間は粉粒体による粉体圧が上昇し、粉粒体自体が押し締まった状態となり、ホッパー内でのブリッジやスタックが生じやすい。
【0008】
ホッパー内のブリッジを防止するためには、貯留部内の粉粒体を攪拌しなければならなくなり、ブリッジブレーカーと呼ばれる攪拌装置が必要となる。このブリッジブレーカーは大型の軸や攪拌翼および駆動装置が必要なため、フィーダー全体の重量が大きくなり、粉粒体の排出量制御のための重量測定装置の測定精度が低下する。また、ブリッジブレーカーは局所的な粉粒体の密度変化を起こすため、粉粒体の定量排出にとっては外乱となる。
【0009】
さらにホッパー内の粉粒体が大きい時と小さい時では、粉粒体のかさ密度が大きく変わるため、補給時に排出量制御が行われなくなると、特に排出量の変動が大きくなる。
また、特許文献2に示す技術においては、実際には2台の粉粒体供給装置の切り替え時は2台の排出量の合計となるため、排出量を一定にすることは難しい。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施態様にかかる粉粒体供給装置においては、粉粒体を収容するメインホッパーを有して、前記メインホッパー内の粉粒体を所定の排出速度で排出可能なメインフィーダー部と、粉粒体を収容するサブホッパーを有して、前記サブホッパー内の粉粒体を前記メインホッパーに所定の排出速度で排出可能なサブフィーダー部とを備える粉粒体供給装置であって、前記メインフィーダー部は、前記メインフィーダー部の重量を参照するロスインウェイト制御と、前記メインフィーダー部と前記サブフィーダー部との合計重量を参照するロスインウェイト制御とを可能とした構成としてある。
(【0011】以降は省略されています)
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