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公開番号2025014153
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023116433
出願日2023-07-18
発明の名称呼吸用マスク及び呼吸用マスク設備
出願人個人
代理人個人
主分類A61M 16/06 20060101AFI20250123BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】睡眠時無呼吸症候群の治療に使用するCPAPマスク、非侵聾的陽圧換気療法に使用するNPPVマスクであって、マスク接触部から顔面に掛かる圧力を低減もしくはそのレベルをコントロールすることのできる呼吸用マスクおよび呼吸用マスク設備を提供すること。
【解決手段】呼吸用マスク1は、顔面に直接接触する部分である顔面接触部10と顔面接触部10よりも上方位置に積層して設けるマスク支持体20との間に挟設する外形寸法が変形する所定の外寸変形体30と、マスク支持体20に接続するストラップ40と、を備える。また、呼吸用マスク設備2は、呼吸用マスク1を構成する外寸変形体30に圧力調節制御用チューブ60を介して接続する所定の圧力調節制御手段50と、マスク支持体20に接続する呼吸器用チューブ70と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
睡眠時無呼吸症候群の治療や非侵襲的陽圧換気療法などに使用する呼吸用マスクであって、
マスクを装着する際に人の顔面に接触する部分である顔面接触部(10)と、
前記顔面接触部よりも上方の顔面から離れた位置に配置するマスク支持体(20)と、
前記顔面接触部と前記マスク支持体との間に挟設する外形の寸法が変形する所定の外寸変形体(30)と、を少なくとも包含し、
前記外寸変形体を、内部に気体を密封し維持する機能を有する1又は複数の気体包囲成形部(31)と、前記気体包囲成形部上に配設する気体入出口(32)と、で構成し、
前記気体包囲成形部が、その内部空間に気体を入れることによりその外形寸法が膨張して大きくなりかつその内部空間から気体を出すことによりその外形寸法が収縮して小さくなる呼吸用マスク。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
さらに、前記気体包囲成形部(31)が、その内部空間に気体を入れることによりその外形寸法が膨張して大きくなりかつマスクベルトを引張する請求項1の呼吸用マスク。
【請求項3】
前記気体入出口(32)を、外寸変形体上に1つのみ設けた請求項1の呼吸用マスク。
【請求項4】
前記気体入出口(32)を、外寸変形体上に1つのみ設けた請求項2の呼吸用マスク。
【請求項5】
さらに、請求項1から請求項4のいずれかの呼吸用マスクを構成する前記気体入出口に気体を入れ又は出し、前記気体包囲成形部の内部空間圧力を一時的にあるいは継続的に調節又は制御する圧力調節制御手段(50)を付加設置するとともに、前記圧力調節制御手段と前記気体入出口との間を圧力調節制御用チューブ(60)で接続し、請求項1から請求項4のいずれかの呼吸用マスクを構成する前記マスク支持体に吸呼気用チューブ(70)を挿通した呼吸用マスク設備。
【請求項6】
前記圧力調節制御手段(50)を、前記気体包囲成形部の内部空間圧力を継続的に圧力制御が可能な圧力制御機器(51)とした請求項5の呼吸用マスク設備。
【請求項7】
前記圧力制御機器(51)を操作するためのリモコンを付加した請求項6の呼吸用マスク設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願発明は、睡眠時無呼吸症候群の治療に使用するCPAPマスク、非侵聾的陽圧換気療法に使用するNPPVマスクなどの呼吸用マスクとそれらを使用した呼吸用マスク設備に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
CPAPマスク、NPPVマスクなどの呼吸用マスクを鼻又は口に装着した際に、接顔部分の皮膚に圧力がかかり、マスク使用者の顔面皮膚の発赤や痛みといった副作用が起きることがあった。また、マスク装着に伴う不快感やストレスを生じさせることもあった(例えば、特許文献1など)。
【0003】
ところで、CPAPマスク、NPPVマスクなどの呼吸用マスクの装着状態が適正であるかどうかを試験するのに適した圧力の決定方法及び適正なマスク装着の決定方法の発明が公開されている(特許文献2)。
【0004】
また、圧力調節注射器に関する発明も公開されている(特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2007/111374号
特開2011-36700号公報
特表2014-528813号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述の様な副作用が生ずる問題あるいは不快感やストレスが生ずる問題を解消させるために、創傷被覆材などをマスクと顔面皮膚との間に貼り付け、圧力を低減させることも提案されてきたが、顔面皮膚との間の隙間が増加してガスのリークが増えるためストラップをより強く締めることとなり不快感が上昇してしまったり、創傷被覆材はがす際に皮膚を剥離してしまったりといったあらたな問題が生じていた。
【0007】
上述したように、呼吸用マスク装着に伴い副作用が生ずる問題あるいは不快感やストレスが生ずる問題に対しては、各々の医療機関やマスク使用者あるいはその介助者により工夫がなされてはいるもののすべてを解決する手段は未だに存在はせず、医療関係者やマスク使用者などがそれぞれ工夫をこらしている対応をしている。
【0008】
そこで、第1に、呼吸用マスクの適正な装着を目的とし、マスク装着時の顔面への圧力を介助者又はマスク使用者(患者)の感覚に頼らず、所定の機器や器具の設定で決定できる呼吸用マスク及び呼吸用マスク設備を提供することを課題とする。
【0009】
また、第2に、呼吸用マスク装着後の装着状態変動による不快感やストレスを軽減することを目的とした呼吸用マスク及び呼吸用マスク設備を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するために、本願発明では、睡眠時無呼吸症候群の治療や非侵襲的陽圧換気療法などに使用する呼吸用マスクであって、マスクを装着する際に人の顔面に接触する部分である顔面接触部と、前記顔面接触部よりも上方の顔面から離れた位置に配置するマスク支持体と、前記顔面接触部と前記マスク支持体との間に挟設する外形の寸法が変形する所定の外寸変形体と、を少なくとも包含し、前記外寸変形体を、内部に気体を密封し維持する機能を有する1又は複数の気体包囲成形部と、前記気体包囲成形部上に配設する気体入出口と、で構成し、前記気体包囲成形部が、その内部空間に気体を入れることによりその外形寸法が膨張して大きくなりかつその内部空間から気体を出すことによりその外形寸法が収縮して小さくなる呼吸用マスクを提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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