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公開番号2025013727
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-27
出願番号2023112436
出願日2023-07-07
発明の名称未来型コインのデータ管理システム
出願人Blue Ocean&Company株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250120BHJP(計算;計数)
要約【課題】援助活動や奉仕活動等をデジタル化し、他者や地域・地球環境等に対する援助・奉仕活動等が未来への希望となり対価に変わる仕組みを、援助・奉仕活動等がデジタル情報となり後世に目に見えるカタチで残る未来型コインのデータ管理システムを提供する。
【解決手段】未来に発行するデジタルコインである未来型コイン1がデータ管理部2で管理・活用される。データ管理部2で、予め援助活動3の発案者4によって設定されたプロジェクト5に対する援助活動3の提供者6のトレーサビリティが管理され、プロジェクト5に対する援助活動3の提供に伴って未来に発行される未来型コイン1が管理される。未来型コイン1が譲渡されて初めて価値が生じるように設定されて、活用自在に構成されている。
【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
未来に発行するデジタルコインである未来型コインがデータ管理部で管理・活用されるデータ管理システムであって、
(a)前記データ管理部で、予め援助活動の発案者によって設定されたプロジェクトに対する前記援助活動の提供者のトレーサビリティが管理されること、
(b)前記プロジェクトに対する援助活動の提供に伴って未来に発行される前記未来型コインが管理されること、
(c)前記未来型コインが、譲渡されて初めて価値が生じるように設定されて、活用自在に構成されていることを特徴とする、
未来型コインのデータ管理システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記未来型コインは、
オープンコインと隠れコインとで構成されて、
前記プロジェクトに対し予め定められた管理IDコードに紐付けして管理されていることを特徴とする、
請求項1に記載した未来型コインのデータ管理システム。
【請求項3】
前記未来型コインに含まれる隠れコインは、
前記未来型コインが第三者に譲渡された際に、前記援助活動の提供者に付与される仕組みであることを特徴とする、
請求項1に記載した未来型コインのデータ管理システム。
【請求項4】
前記未来型コインの隠れコインは、
前記プロジェクトに対する援助活動の提供者に発行されるコイン付与数を超える係数で発生し、前記援助活動提供者が最終的に保有する未来型コインは減少しない構成であることを特徴とする、
請求項3に記載した未来型コインのデータ管理システム。
【請求項5】
前記未来型コインは、
前記援助活動による成果が未来に生じた時に、援助活動の発案者によって配布された未来型コインの価値が確定され、その時点で、ポイントや地域通貨、暗号資産、電子マネー等と連携・交換が可能に構成されていることを特徴とする、
請求項1又は2又は3又は4に記載した未来型コインのデータ管理システム。
【請求項6】
前記データ管理部は、
プロセッサと、RAMと、内蔵のハードディスク装置と、通信インタフェースと、入出力ユーザインタフェースを備え、前記データ管理部へのアクセスの可否を判定・認証するために連動するデータ認証部のアプリケーションを含み、
当該データ管理部には、前記プロジェクトごとのデータや前記プロジェクトに対する援助活動の発案者及び提供者のデータと共に、前記デジタルコインである未来型コイン及び隠れコインのデータを備えており、
アクセス権を有する端末から前記データ管理部にアクセスできる構成であることを特徴とする、
請求項1又は2又は3又は4に記載した未来型コインのデータ管理システム。
【請求項7】
前記データ管理部は、
ブロックチェーン上に、前記未来型コインのデータやプロジェクトのデータ及び援助活動の提供者のデータが前記管理IDコードの番号に紐付けられたNFTを記録・管理し、発行自在に構成されていることを特徴とする、
請求項1又は2又は3又は4に記載した未来型コインのデータ管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、援助活動(以下、奉仕活動・慈善活動等を含む広い概念の所望活動で用いる。)をデジタル化するデジタルコイン(以下、「未来型コイン」とも言う。)のデータ管理システムの技術分野に属し、さらに言えば、他者や地域・地球環境等に対する援助が未来への希望となり対価に変わる仕組みを、援助・奉仕活動等がデジタル情報となり後世に目に見えるカタチで残る未来型コインのデータ管理システムに関するものである。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
我が国は、戦後、経済成長とともに先進国へ登り詰め、日々の生活において世界に誇る安全で豊かな国へと発展を遂げてきた。しかし、我が国において、あらゆる事への利便性を手に入れる事ができたのにも関わらず、家族や地域は分断し、高齢化が進み、孤独死や空き家も増え、若者は未来への希望を見出すこともできず、人口は減り続ける、という社会へと進んでしまっている。他者と比較し、他者よりいかに優れているか、お金やモノをどれだけ保有しているか、を競い合ったところで、人々は心から幸福感を感じることができない社会へとカタチづけられてしまっているのが現代日本である。
昨今は以前にもまして日本でも貧富の差が開き、何の為に生きているのか、仕事とは何か、家族とはなにか、地域とはなにか、が見えにくい状況になっている。大多数の人にとって、日々の労働で得られる収入は生活のための手段であり、それ以外に収入を得る手段はない。未来への希望が見失われている中にあっても、多くの人が報われる社会を実現させたい。援助活動・奉仕活動といった他者のため、未来の子どもたちのため、地域のため、社会のため、国のため、地球のためといった、未来への希望となる志ある取組・活動が、日々の労働で得られる収入以外にも、未来において新たな収益源等となってカタチあるものとして返ってくる仕組み、が必要である。
【0003】
さらに以下に詳述する。
日本各地には今までの産業活動・生産活動や生活活動から発生した、空き家、廃墟地域、放棄地等負の遺産とも言うべき、様々な問題が山積している。それらの多くは、放置され、誰も手を付けず、言わば「止まってしまっている」状態である。一方で、昨今、貧富の差もより激しくなり、未来への可能性を感じながら生きる、という希望が見失われてしまった社会であるのが今日の日本である。
これらは、今、目に見える価値単価(例 金銭的対価、労働する対価、モノの所有)での判断や、他人との比較でしか判断する事が出来なくなってしまっていることに原因があると考えられ、既存の仕組み・施策・取組みによってこれらの課題を解決する事は困難な状況であり、解決する手段がないのが現状である。
また、未来を創造して生きる仕組みや、創造した事が対価に変わる仕組み、といったものも存在しない。日々失われていく時間に対して、「今現在の目に見える対価」で支払う事しかできない現代社会では、未来の人や地域等に向けて「幸せ」となる活動・行動等を先に届けたのちに、未来のある時点でその対価・価値を換算できるサービス、といったものも存在しない。
人口も減り続ける中、今後ますます負の遺産というべきものが増え続けてしまうことが予想される社会の中で、仮に、現在負の遺産とされてしまっているものであっても、未来に価値あるものとして再生し、蘇らせることが可能な仕組み作り、が急務である。
【0004】
これに関連し、例えば下記の特許文献1には、コンピュータを用いて、会員同士の援助活動を支援する援助活動支援方法であって、援助を行いたい一人以上の援助会員から、援助を行いたい援助内容を1つ以上取得する援助内容取得段階と、援助を受けたい利用会員から、援助を受けたい利用内容を取得する利用内容取得段階と、前記利用会員からの要求に応じて前記利用内容と前記援助内容とを比較し、前記利用内容に近似する前記援助内容およびその援助内容に対応する援助会員を検索して前記利用会員に通知する検索通知段階とを有することを特徴とする援助活動支援方法が開示されている(同文献1の請求項1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-208498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記特許文献1に係る発明は、利用会員は援助を受けたい内容で援助を行うことのできる援助会員を容易に検索できる結果、運営者が利用会員の援助を受けたい内容で援助を行うことができる援助会員を容易に探し出すことができ、会員同士の援助活動を支援することが可能ではあるが、その援助活動支援方法の技術は、援助活動・奉仕活動といった未来への希望となる志ある取組み・活動が、日々の労働で得られる収入以外に未来において新たな収益源等となってカタチあるものとして返ってくる仕組みとは程遠い。
【0007】
そこで、未来へ希望が持てる環境づくりの「きっかけ」となり、仕組みとなるデジタルコインとそのデータ管理システムを開発し、希望に満ち溢れた未来を投影できる社会を創る必要性がある。すなわち、今生きる多くの人々に、「今現在の目に見える対価」や他人との比較だけで物事を判断するのではなく、より明るい未来に向けた応援や支援の気持ちの醸成及びその実践、より素晴らしい未来のための取組に対する投資、過去・現在・未来という時間軸の重要性等に「気づき」を得ていただくという、戦後から近年に至る、あらゆる分野における閉塞感・行き詰まり感を改めて認識し、自ら克服・打開していくためにとても重要である。
このデジタルコインにより、全ての人の援助活動・支援活動・慈善活動等の志が高い活動を行う方に夢と希望をつくること、良い事・素晴らしい活動をしている人々を探す行為が世に生まれることに寄与し、日々の労働では得る事ができない対価を未来に得られる仕組みを提供する。当該発明により、非日常的な未来に決定される援助・奉仕活動等に対する対価というものが、希望やときめき、期待というものに変換され、全ての人に体感いただける新しい価値、として未来に向けて提供することが可能となる。
よって、日々廃れ失われてしまう大切なモノやコトを未来のために守り、現在生きる全ての人が、未来への資源、希望を残し、全ての人が未来において報われた、と感じていただける社会の実現を図るためのデジタルコインである未来型コインのデータ管理システムをいかに実現すべきかが解決すべき課題とされている。
【0008】
しかるに、本発明は上記課題に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、援助活動や奉仕活動等をデジタル化し、他者や地域・地球環境等に対する援助・奉仕活動等が未来への希望となり対価に変わる仕組みを、援助・奉仕活動等がデジタル情報となり後世に目に見えるカタチで残る未来型コインのデータ管理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明は、未来に発行するデジタルコインである未来型コイン1がデータ管理部2で管理・活用されるデータ管理システムであって、
(a)前記データ管理部2で、予め援助活動3の発案者4によって設定されたプロジェクト5に対する前記援助活動3の提供者6のトレーサビリティが管理されること、
(b)前記プロジェクト5に対する援助活動3の提供に伴って未来に発行される前記未来型コイン1が管理されること、
(c)前記未来型コイン1が、譲渡されて初めて価値が生じるように設定されて、活用自在に構成されていることを特徴とする、
未来型コインのデータ管理システムである。
【0010】
請求項2に記載した発明は、前記未来型コイン1が、
オープンコイン10と隠れコイン11とで構成されて、
前記プロジェクト5に対し予め定められた管理IDコード50に紐付けして管理されていることを特徴とする、
請求項1に記載した未来型コインのデータ管理システムである。
(【0011】以降は省略されています)

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