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公開番号2025013717
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024198943,2023218509
出願日2024-11-14,2017-12-15
発明の名称飲料用缶の製造方法
出願人アルテミラ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 25/20 20060101AFI20250117BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】飲料用缶の外周面に対してより多様な画像を形成できるようにする。
【解決手段】(C)では、第3形成態様を示している。第3形成態様では、縮径部11に、有色の第1下地塗装部500Aが設けられ、缶胴部12には、透明の第2下地塗装部500Bが設けられている。第1下地塗装部500Aの色、および、第2下地塗装部500Bの色の少なくとも一方の色を、有彩色とし、他方の色を、この一方の色とは異なる他の色としてもよい。この他の色には、他の有彩色、無彩色、有色透明や無色透明などの透明が含まれる。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
筒状に形成され一端に開口を有し他端に底部を有する空の缶体の当該一端の縮径を行い、当該空の缶体を、当該一端に設けられ当該開口に向かうに従い外径が小さくなる縮径部と当該縮径部よりも当該底部側に位置する缶胴部とを備える空の缶体とする縮径工程と、
前記縮径工程による縮径が行われる前に、前記空の缶体のうちの前記縮径部となる部分の外周面に対して有色の塗料の付着を行い、当該空の缶体のうちの前記缶胴部となる部分の外周面に対して無色透明の塗料の付着を行い又は当該缶胴部となる当該部分の外周面に対する塗料の付着を行わない塗料付着工程と、
前記縮径工程による縮径が行われ前記縮径部を有する前記空の缶体の外周面への画像の形成を行う画像形成工程と、
を備える飲料用缶の製造方法。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記画像形成工程では、前記空の缶体の前記缶胴部の外周面への画像の形成を行い、当該空の缶体の前記縮径部の外周面への画像の形成を行わず、
前記画像形成工程による画像の形成が行われた後の前記空の缶体では、ユーザが、前記有色の塗料よりなる有色の像の視認を行える、
請求項1に記載の飲料用缶の製造方法。
【請求項3】
前記画像形成工程では、前記空の缶体の軸方向に沿って延び当該空の缶体の前記縮径部および前記缶胴部の両者に対向した状態で配置されたインクジェットヘッドを用いて、当該空の缶体の外周面への画像の形成を行い、当該外周面への画像の形成に際し、当該缶胴部の外周面への画像の形成を行い当該縮径部の外周面への画像の形成を行わない、
請求項1又は2に記載の飲料用缶の製造方法。
【請求項4】
前記塗料付着工程では、前記縮径部となる部分の外周面に対して、白色の塗料の付着を行う、
請求項1に記載の飲料用缶の製造方法。
【請求項5】
前記塗料付着工程では、前記縮径部となる部分の外周面に対して、有彩色の塗料の付着を行う、
請求項1に記載の飲料用缶の製造方法。
【請求項6】
前記塗料付着工程では、前記空の缶体の外周面のうちの、前記縮径部となる前記部分と前記缶胴部となる前記部分との接続箇所よりも前記開口側に位置する部分に対して、前記有色の塗料の付着を行い、当該接続箇所よりも前記底部側に位置する部分に対しては、当該有色の塗料の付着を行わない、
請求項1に記載の飲料用缶の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料用缶の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、金属缶の胴部外面に焼付温度より低い軟化温度を持つ熱膨脹性マイクロカプセルを含有する熱硬化型塗料を塗布する工程を備えた飲料用金属缶の製造方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-14971号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
飲料用缶では、缶本体の表面に下地層を形成し、この下地層の上に画像を形成することがある。下地層の形成にあたっては、缶本体の外周面の全体に亘って塗料を塗布することが一般的であり、この場合、下地層は、缶本体の外周面上に一様に形成される。
また、飲料用缶では、開口側の端部に縮径部を形成することがあるが、缶本体に画像を形成した後に、この縮径部を形成する場合、縮径部の形成の際に、この画像が損傷等するおそれがある。この損傷等は、例えば、画像の強度等を増すことで抑制可能となるが、この場合、形成可能な画像の種類に制約が生じやすくなる。
本発明の目的は、飲料用缶の外周面に対してより多様な画像を形成できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明が適用される飲料用缶の製造方法は、筒状に形成され一端に開口を有し他端に底部を有する空の缶体の当該一端の縮径を行い、当該空の缶体を、当該一端に設けられ当該開口に向かうに従い外径が小さくなる縮径部と当該縮径部よりも当該底部側に位置する缶胴部とを備える空の缶体とする縮径工程と、前記縮径工程による縮径が行われる前に、前記空の缶体のうちの前記縮径部となる部分の外周面に対して有色の塗料の付着を行い、当該空の缶体のうちの前記缶胴部となる部分の外周面に対して無色透明の塗料の付着を行い又は当該缶胴部となる当該部分の外周面に対する塗料の付着を行わない塗料付着工程と、前記縮径工程による縮径が行われ前記縮径部を有する前記空の缶体の外周面への画像の形成を行う画像形成工程と、を備える飲料用缶の製造方法である。
【0006】
ここで、前記画像形成工程では、前記空の缶体の前記缶胴部の外周面への画像の形成を行い、当該空の缶体の前記縮径部の外周面への画像の形成を行わず、前記画像形成工程による画像の形成が行われた後の前記空の缶体では、ユーザが、前記有色の塗料よりなる有色の像の視認を行えるようにしてもよい。
また、前記画像形成工程では、前記空の缶体の軸方向に沿って延び当該空の缶体の前記縮径部および前記缶胴部の両者に対向した状態で配置されたインクジェットヘッドを用いて、当該空の缶体の外周面への画像の形成を行い、当該外周面への画像の形成に際し、当該缶胴部の外周面への画像の形成を行い当該縮径部の外周面への画像の形成を行わないようにしてもよい。
【0007】
また、前記塗料付着工程では、前記縮径部となる部分の外周面に対して、白色の塗料の付着を行うようにしてもよい。
また、前記塗料付着工程では、前記縮径部となる部分の外周面に対して、有彩色の塗料の付着を行うようにしてもよい。
また、前記塗料付着工程では、前記空の缶体の外周面のうちの、前記縮径部となる前記部分と前記缶胴部となる前記部分との接続箇所よりも前記開口側に位置する部分に対して、前記有色の塗料の付着を行い、当該接続箇所よりも前記底部側に位置する部分に対しては、当該有色の塗料の付着を行わないようにしてもよい。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、飲料用缶の外周面に対してより多様な画像を形成できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
飲料用缶の製造工程を示した図である。
ネック処理が行われた後の缶体を示している。
フランジング加工を説明する図である。
プリンターにおける処理を説明する図である。
拡径するマンドレルの一例を示した図である。
拡径するマンドレルの他の一例を示した図である。
拡径するマンドレルの他の一例を示した図である。
飲料缶の製造工程の他の実施形態を示した図である。
従来の缶体の製造工程を示した図である。
マンドレルによる缶体の他の支持例を示した図である。
缶体を支持する機構の他の構成例を示した図である。
缶体を支持する機構の他の構成例を示した図である。
(A)~(G)は、下地層の具体例を模式的に示した図である。
(A)~(D)は、プリンターによる処理が行われた後の缶体の状態を模式的に示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る飲料用缶の製造工程を示した図である。
図1にて示す製造工程は、いわゆる2ピース缶の製造工程を示した図である。
本実施形態における、2ピース缶(缶体)の製造工程では、アルミニウムまたはアルミニウム合金などをドローアンドアイアニング(DI)成形により成形した後、缶体の高さが一定になるよう開口端がトリムされる。次に、缶体の洗浄が行われ、その後、内面塗装(塗装工程)などが行われる。
(【0011】以降は省略されています)

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