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公開番号
2025013713
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024198848,2020205479
出願日
2024-11-14,2020-12-11
発明の名称
繊維巻取装置
出願人
島津産機システムズ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65H
54/28 20060101AFI20250117BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】トラバースシャフトの振動を抑えた繊維巻取装置を提供する。
【解決手段】繊維巻取装置10は、複数本のフィラメント12を集束してストランド14を形成するギャザリングシュー16と、前記ストランド14を巻き取るコレット20と、前記ストランド14がコレット20に巻き取られる際、ストランド14をコレット20の長さ方向に綾振るトラバース装置22とを備え、前記トラバース装置22が、一端62と他端64を備える直線状のトラバースシャフト52と、前記トラバースシャフト52に取り付けられており、前記ストランド14が当てられる曲線部を備えたトラバース54と、前記トラバースシャフト52を回転させるモータ56と、前記トラバースシャフト52の一端62と他端64の間において、該トラバースシャフト52の外周を囲んで受ける軸受60とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数本のフィラメントを集束してストランドを形成するギャザリングシューと、
前記ストランドを巻き取るコレットと、
前記ストランドがコレットに巻き取られる際、ストランドをコレットの長さ方向に綾振るトラバース装置と、
を備え、
前記トラバース装置が、
一端と他端を備える直線状のトラバースシャフトと、
前記トラバースシャフトに取り付けられており、前記ストランドが当てられる曲線部を備えたトラバースと、
前記トラバースシャフトを回転させるモータと、
前記トラバースシャフトの他端を回転可能に支持する第1軸受けと、
前記トラバースシャフトの一端と前記他端の間において、該トラバースシャフトの外周を囲んで受け、前記トラバースシャフトの一端と他端の間の振動を抑制する第2軸受と、
を備え、
前記トラバースシャフトには、前記トラバースシャフトが回転に起因して振動する際に、後記第2箇所と比べて大きく揺れ動く第1箇所と、前記第1箇所と比較して大きく揺れ動かない前記第2箇所とを有し、前記第2軸受が前記第1箇所に配置されることで、前記トラバースシャフトの一端と他端の間の振動を抑制する、繊維巻取装置。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
複数本のフィラメントを集束してストランドを形成するギャザリングシューと、
前記ストランドを巻き取るコレットと、
前記ストランドがコレットに巻き取られる際、ストランドをコレットの長さ方向に綾振るトラバース装置と、
を備え、
前記トラバース装置が、
一端と他端を備える直線状のトラバースシャフトと、
前記トラバースシャフトに取り付けられており、前記ストランドが当てられる曲線部を備えた3つ以上のトラバースと、
前記トラバースシャフトを回転させるモータと、
前記トラバースシャフトの他端を回転可能に支持する第1軸受けと、
前記トラバースシャフトの一端と前記他端の間において、該トラバースシャフトの外周を囲んで受け、前記トラバースシャフトの一端と他端の間の振動を抑制する第2軸受と、
を備え、
前記第2軸受がトラバースシャフトにおける隣接する2つのトラバースの間であってトラバースの無い部分に配置された、繊維巻取装置。
【請求項3】
前記第2軸受が滑り軸受、玉軸受またはころ軸受を含む請求項1または2の繊維巻取装置。
【請求項4】
固定部品と、
前記第2軸受を保持するホルダと、
前記ホルダを固定部品に固定するための締結部品と、
を備えた請求項1または2の繊維巻取装置。
【請求項5】
前記トラバースシャフトの一端をモータの回転軸に取り付けるカップリングを備え、該トラバースシャフトがモータの回転軸に対して取り外し可能になっている請求項1または2の繊維巻取装置。
【請求項6】
前記第2軸受が複数備えられた請求項1または2の繊維巻取装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、繊維巻取装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1をはじめとして、ガラス繊維などの繊維を巻き取る装置が開発されている。特許文献1は複数本のガラスフィラメントを集束してガラスストランドを形成する。そのガラスストランドがコレットに巻き取られ、コレットにケーキが形成される。コレットにガラスストランドを巻き取る際、ガラスストランドを綾振るためにトラバース装置が用いられている。
【0003】
トラバース装置はトラバースシャフトおよび曲線状のトラバースを備える。トラバースシャフトが回転することで、トラバースも回転する。ガラスストランドがトラバースに押し当てられ、トラバースが回転するとガラスストランドはトラバースの形状に沿って移動する。このガラスストランドの移動はガラスストランドを綾振る動作になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
WO2018/225570
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
生産性向上のために1本のコレットに複数のケーキを形成する場合がある。その場合、コレットの長さが長くなり、その長さに合わせてトラバースシャフトの長さを長くする必要がある。トラバースシャフトの長さが長くなると、トラバースシャフトが回転したとき、トラバースシャフトの振動が大きくなる。トラバースシャフトの振動がガラスストランドに伝わり、ガラスストランドが揺れ動き、コレットに所望の形状のケーキを形成できなくなる。ケーキの形状が不規則なると、ガラスストランドに巻き締まりが生じる場合がある。ガラスストランドの断面が押しつぶされ、ガラスストランドが不良品になる可能性がある。
【0006】
そこで本発明の目的は、トラバースシャフトの振動を抑えた繊維巻取装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以上の課題を解決すべく、本発明に係る繊維巻取装置は、以下に述べるような構成を有する。
【0008】
本発明の繊維巻取装置は、複数本のフィラメントを集束してストランドを形成するギャザリングシューと、前記ストランドを巻き取るコレットと、前記ストランドがコレットに巻き取られる際、ストランドをコレットの長さ方向に綾振るトラバース装置とを備え、前記トラバース装置が、一端と他端を備える直線状のトラバースシャフトと、前記トラバースシャフトに取り付けられており、前記ストランドが当てられる曲線部を備えたトラバースと、前記トラバースシャフトを回転させるモータと、前記トラバースシャフトの一端と他端の間において、該トラバースシャフトの外周を囲んで受ける軸受とを備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、トラバースシャフトの一端と他端の間を軸受で支持することでトラバースシャフトの振動を抑制することができる。ストランドの振動も抑制され、コレットに所望の形状のケーキを形成できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
繊維巻取装置の全体構成を示す図である。
4本のストランドを形成して4つのケーキを形成する図である。
押出装置によってストランドを移動させた図である。
トラバース装置の構成を示す図である。
図4のA-A線断面図である。
トラバースシャフトをカップリングから取り外した図である。
複数の第2軸受を備えた繊維巻取装置の全体構成を示す図である。
ホルダに貫通穴を形成した第2軸受の図である。
ホルダの貫通穴を開放した図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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