TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025013360
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024179379,2020545552
出願日
2024-10-11,2019-03-01
発明の名称
独立展開システムを備える展開式癒合装置
出願人
インテグリティ インプランツ インコーポレイテッド
,
INTEGRITY IMPLANTS INC.
代理人
個人
主分類
A61F
2/44 20060101AFI20250117BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】展開式脊椎癒合装置、システム、およびこれらを使用する方法の提供。
【解決手段】小さい外科用通路を通り折り畳まれた状態で患者へ挿入され、頭尾方向のみ、横断方向のみ、または両方に展開し、所望の場合には挿入後にそれらの方向にさらに独立して伸長がなされ得る。これらの発明は、リスクおよび外科的合併症の低減、所望の幅設置面積についての実行中の選択の許容、漸進的な頭尾方向展開を通した高さ展開についての所望の制御、および、隣接する椎体の整合についての所望の制御において、有益である。装置、システムおよび方法は、例えば相互嵌合型エンドプレートシステムを使用して達成される装置と上方および下方の椎骨エンドプレートとの間に所望される所望の接触面積の制御の提供にも役立てられる。
【選択図】図5-6
特許請求の範囲
【請求項1】
展開式癒合装置であって、
第1のエンドプレートと第2のエンドプレートと第3のエンドプレートと第4のエンドプレートであり、うち2つのエンドプレートが上方エンドプレートアセンブリを形成し、残りの2つが下方エンドプレートアセンブリを形成するエンドプレートと、
前記上方エンドプレートアセンブリと前記下方エンドプレートアセンブリとの間で頭尾方向展開を起こすように構成される頭尾方向展開アセンブリと、
前記上方エンドプレートアセンブリと前記下方エンドプレートアセンブリとの中で横断方向展開を起こすように構成される横断方向展開アセンブリと、
を含み、
(c)駆動機構と前後軸とを含むアクチュエータと、前記アクチュエータに結合されるウェッジアセンブリと、前記ウェッジアセンブリと摺動可能に結合されるランプアセンブリとを有する駆動システムであって、前記第1のエンドプレートと第2のエンドプレートと第3のエンドプレートと第4のエンドプレートの各々が前記ランプアセンブリと摺動可能に結合される、前記駆動システムと、
(d)前記第1のエンドプレートと前記第2のエンドプレートと前記第3のエンドプレートと前記第4のエンドプレートとから成るグループから選択される第1の一対の隣接するエンドプレートの間への挿入のために構成される少なくとも1つの第1のスペーサを有するスペーサシステムと、
展開ロックと
のうちの一方から前記頭尾方向展開アセンブリが選択され、他方から前記横断方向展開アセンブリが選択され、
前記第1のスペーサが所望量の展開のために選択され、
前記駆動システムを使用する展開が、前記スペーサシステムを使用する展開から独立して機能する、
前記展開式癒合装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記スペーサシステムが、前記残りの対の隣接するエンドプレートの間への挿入のために構成される第2のスペーサを含み、前記残りの対が、前記第1のエンドプレートと前記第2のエンドプレートと前記第3のエンドプレートと前記第4のエンドプレートとから成るグループから選択され、前記第2のスペーサが所望量の展開のために選択され、
前記上方エンドプレートアセンブリが前記第1のエンドプレートと前記第2のエンドプレートとを含み、
前記下方エンドプレートアセンブリが前記第3のエンドプレートと前記第4のエンドプレートとを含み、
前記頭尾方向展開アセンブリが前記駆動システムを含み、前記上方エンドプレートアセンブリが前記ランプアセンブリと摺動可能に結合され、前記下方エンドプレートアセンブリが前記ランプアセンブリと摺動可能に結合され、前記頭尾方向展開アセンブリが、前記アクチュエータの起動時に前記上方エンドプレートアセンブリと前記下方エンドプレートアセンブリとの間の頭尾方向展開を起こすように構成され、
前記横断方向展開アセンブリが前記横断方向展開のための前記スペーサシステムを含み、前記第1のスペーサが前記第3のエンドプレートと前記第4のエンドプレートとの間への挿入のために構成され、前記第2のスペーサが前記第3のエンドプレートと前記第4のエンドプレートとの間への挿入のために構成される、
請求項1に記載の展開式癒合装置。
【請求項3】
前記第1のエンドプレートと前記第2のエンドプレートと前記第3のエンドプレートと前記第4のエンドプレートの各々が前後軸を有する剛性ビームである、請求項1に記載の展開式癒合装置。
【請求項4】
前記アクチュエータが遠位端と近位端とを有し、前記遠位端の少なくとも一部分が第1のネジ機構を含み、前記近位端の少なくとも一部分が第2のネジ機構を含み、前記近位端が駆動機構を含み、前記駆動機構が駆動機器の対応する駆動要素に装着されるように構成される、請求項1に記載の展開式癒合装置。
【請求項5】
前記ウェッジアセンブリが遠位ウェッジと近位ウェッジとを含む、請求項1に記載の展開式癒合装置。
【請求項6】
前記ランプアセンブリが第1の遠位ランプと、第2の遠位ランプと、第1の近位ランプと、第2の近位ランプとを含む、請求項1に記載の展開式癒合装置。
【請求項7】
前記第2のエンドプレートおよび前記第4のエンドプレートの少なくとも一方が、前記第1のエンドプレートおよび前記第3のエンドプレートの少なくとも一方より大きい、請求項1に記載の展開式癒合装置。
【請求項8】
前記展開ロックが、前記ウェッジアセンブリと前記ランプアセンブリとの間を接触により係止するように構成される摩擦ロックである、請求項1に記載の展開式癒合装置。
【請求項9】
前記展開ロックが、前記第1のスペーサと前記第1の対の隣接するエンドプレートとの間の、前記第2のスペーサと残りの前記対の隣接するエンドプレートとの間の、または両方の、スナップロックを含む、請求項1に記載の展開式癒合装置。
【請求項10】
前記展開ロックが、第1の対の隣接するエンドプレート、残りの対の隣接するエンドプレート、または両方を所定部位に係止するための手段である、請求項1の展開式癒合装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2018年3月1日出願の米国仮出願第62/637、306号の優先権を主張する2019年3月1日出願の米国出願第16/290、428号の優先権を主張し、各出願は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 3,100 文字)
【0002】
本願の教示は一般的に、小さい外科用通路を通り折り畳まれた状態で患者へ挿入されて、頭尾方向のみ、横断方向のみ、または両方向に展開して、所望の場合には挿入後にそれらの方向にさらに独立して伸長がなされる装置など、椎間癒合を促進するための装置および方法を含む医療装置および方法に関する。
【背景技術】
【0003】
本願で提供される教示は、脊椎インプラント処置を患者に実施するための方法と装置とシステムとを含む。脊椎癒合は典型的に、変性した椎間板材料の動きにより起こされる痛みを排除するために採用される。癒着成功時に、癒合装置は椎間板スペース内に永久的に固定される。外傷または老化など様々な要因のために変性した椎間板と関連する痛みに対処するための一般的な処置は、1つ以上の隣接する椎体を癒合するための椎間癒合装置の使用である。一般的に、隣接する椎体を癒合するには、椎間板が最初に部分的または完全に除去される。そして椎間癒合装置が概して隣接する椎骨の間へ挿入されて、正常な椎間板間隔を維持して脊椎安定性を回復し、これにより椎間癒合を促進する。
【0004】
椎間癒合を達成するために、当該技術分野において既知の従来の癒合装置および方法は幾つかある。これらは、スクリュロッド構成、固体骨インプラント、および、典型的には骨および/または骨成長誘発物質が充填されたケージまたは他のインプラント機構を含む癒合装置を含む。これらの装置は、椎体を一緒に癒合するため隣接する椎体の間に埋入され、関連する痛みを緩和する。
【0005】
しかしながら、周知である従来の癒合装置および方法に関連する難題がある。例えば、従来の癒合装置を設置するための現在の方法は、癒合装置の埋入に先立って病的な椎間板スペースをその正常なまたは健康な高さに戻すために隣接の椎体が伸延されることを必要とし得る。癒合装置が挿入されたら、高さを維持するため、癒合装置は通常、最初の伸延高さより高さの大きい寸法にされる。この高さの差は、外科医が伸延された椎間スペースに癒合装置を設置することを困難にし得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このように、椎間板スペース内に最小で邪魔にならない高さで設置することができる癒合装置、および埋入したときに隣接する椎体の間の通常の距離を維持することができる癒合装置が必要とされている。
【0007】
椎間癒合手術について最も一般的な術後合併症の1つは、より大きな設置面積の椎間ケージまたはグラフトを使用することにより、最小化または軽減される椎間グラフトまたはケージの陥没である。脊椎手術と関連する外傷および病的状態を最小にするには、手術の目的を達成することが可能な最小の手術アクセス路を利用することがたいていは有利であるため、これはたいてい困難である。そのため、比較的小さい外科用通路を通り挿入されることが可能であり、陥没に抵抗するのに適したより大きな設置面積までその後で展開することが可能である癒合装置が必要とされる。
【0008】
脊椎癒合は、例えば、痛みを排除するのに使用されうる処置であることは理解されるであろう。この痛みは、例えば、変性した椎間板材料の動きにより起こされうる。癒合成功時には、癒合装置は椎間板スペースに永久的に固定される。残念ながら、当該技術で使用される装置および処置は、上に検討したものを含めて幾つかの問題を依然として抱えている。例えば、(i)最小から極小の椎間伸延の使用を通して、または恐らく伸延せずに、外科的合併症および装置の挿入リスクの低減、(ii)小さい外科用通路を通しての装置の挿入での外科的合併症およびリスクの低減、(iii)所望の整合を達成するため、またはおそらくは使用中の装置の陥没を回避するためのより大きく、またおそらくは偏った可能性のある設置面積である所望の設置面積について、実行中の選択を提供する単一装置の可変の横断展開システムを通した装置の展開における所望幅の制御、(iv)周囲の組織に加えられる展開の速度、量、および圧力の漸増的な制御により神経要素を制御可能に減圧して安全性を高めた所望の椎間高さを達成するための、駆動システムを介した所望の量および速度が徐々に増加させる漸進的な装置の頭尾方向展開を通した高さ展開の所望の制御、(v)所望のいかなる展開幅をも選択する自由を提供し、その所望の幅は漸進的な高さ制御から独立して得られる設計により提供される制御を通しての、隣接する椎体の整合についての所望の制御、および、(vi)例えば相互嵌合エンドプレートシステムを使用して達成される、装置と、上方および下方椎骨エンドプレートとの間に望まれる所望の接触面積の制御とを、少なくとも含むこれらの問題の幾つかに、ここで説明される発明が対処することを、当業者は理解するだろう。
【課題を解決するための手段】
【0009】
展開式脊椎癒合装置、システム、そしてこれらを使用する方法が提供され、これらは小さい外科用通路を通通り折り畳まれた状態で患者へ挿入され、頭尾方向のみ、横断方向のみ、または両方に展開し、所望の場合には挿入後にそれらの方向にさらに独立して伸長がなされ得る。これらの発明は、リスクおよび外科的合併症の低減、所望の幅設置面積についての実行中の選択の許容、漸進的な頭尾方向展開を通した高さ展開についての所望の制御、隣接する椎体の整合についての所望の制御において、有益である。装置、システムおよび方法は、例えば相互嵌合型エンドプレートシステムを使用して達成される装置と上方および下方の椎骨エンドプレートとの間に所望される所望の接触面積の制御の提供にも役立てられる。
【0010】
いくつかの態様において、展開式癒合装置は第1のエンドプレートと第2のエンドプレートと第3のエンドプレートと第4のエンドプレートとを含み、そのうち2つのエンドプレートが上方エンドプレートアセンブリを形成し、その残りの2つが下方エンドプレートアセンブリを形成する。装置は、上方エンドプレートアセンブリと下方エンドプレートアセンブリとの間に頭尾方向展開を起こすように構成される頭尾方向展開アセンブリも含みうる。また、装置は、上方エンドプレートアセンブリおよび下方エンドプレートアセンブリにおいて横断方向展開を起こすように構成される横断方向展開アセンブリも含みうる。いくつかの態様では、
(a)駆動機構と前後軸とを含むアクチュエータと、アクチュエータに結合されるウェッジアセンブリと、ウェッジアセンブリと摺動可能に結合されるランプアセンブリとを有する駆動システムであって、第1のエンドプレートと第2のエンドプレートと第3のエンドプレートと第4のエンドプレートの各々がランプアセンブリと摺動可能に結合される、駆動システムと、
(b)第1のエンドプレートと第2のエンドプレートと第3のエンドプレートと第4のエンドプレートとから成るグループから選択される第1の隣接エンドプレートペアの間への挿入のために構成される第1のスペーサを少なくとも有するスペーサシステムと、
のうち一つから頭尾方向展開アセンブリが選択されて、他から横断方向展開アセンブリが選択される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
男性用下着
6か月前
個人
歯の掃除具
2か月前
個人
錠剤撒き器
5か月前
個人
穿刺補助具
7か月前
個人
歯茎みが品
10日前
個人
乗馬テラピー
3か月前
個人
身体牽引装置
3か月前
個人
導電香
3日前
個人
塗り薬塗り具
1か月前
個人
発熱器具
2か月前
個人
染毛方法
2か月前
個人
収納容器
1か月前
個人
クリップ
17日前
個人
健康器具
1か月前
個人
片足歩行支援具
18日前
個人
眼科診療車
25日前
個人
磁器治療器
3か月前
個人
排便漏れ予防装具
6か月前
個人
動体視力強化装置
3か月前
個人
挟圧手工爪矯正具
5か月前
個人
鼻腔拡張具
5か月前
株式会社コロナ
脱臭機
5か月前
個人
マウスピース
7か月前
株式会社 MTG
浴用剤
4日前
個人
血管硬化度算出方法
3か月前
東レ株式会社
下肢着用具
3か月前
個人
避難困難者救出台車
25日前
株式会社コーセー
化粧料
18日前
株式会社ナカニシ
生検針
3か月前
株式会社コーセー
美爪料
18日前
個人
除菌システム
18日前
個人
口腔ケア用歯ブラシ
5か月前
東レ株式会社
吸収制御剤
2か月前
個人
尿バッグカバー
4日前
個人
立位姿勢支持具
2か月前
株式会社ファンケル
化粧料
2か月前
続きを見る
他の特許を見る